懐かしいタイトルの復活です。
1年近く前、みうを家にお迎えしてひと月が過ぎた頃、最大の課題であったニャーとの関係がどう進展していくのかを書き留めようと始めたシリーズでした。しかし、その後しばらくしてこのシリーズは頓挫。というのも秋になって突如イエチビが加入、さらに今年になってリン一家やちび太が加入、ニャーとみうどころか大所帯になっちゃったからです。
どんどん大所帯になっていくわが家の状態に、ニャーのストレスはどうなったか、そしてみうとの関係は・・、これまでの2匹の変化を振り返ってみました。
ニャーとみうにとっては、この家が終の棲家です
1.いきさつ
ニャーもみうも1年以上お世話をしていたノラでした。ただしニャーは去勢済でとても人懐こかったので、店の近くで脱走したか捨てられたか。一方みうはソトチビが連れて来たノラで、わが家の裏で生活していたが、テツの忘れ形見としてゆくゆくは家にお迎えする予定だった。しかし僚友シャッポとの仲違いでニャーが突如としてわが家の子に。そして脱走ニャーがみうを追いかけてから、2匹の関係がおかしくなった。
2.はじまり
ニャーとの関係を考慮して半年以上遅れたみうのお迎え。お隣の工事の喧騒でどこかにいなくなったら大変と決行した。すると案の定、ニャーに追われて怯えるみうは自分の部屋から出られなくなった。ニャーの行動は狩り(の練習)行動、および序列行動と分析された。そこで保護者(オジン)が割って入り、ニャーがみうを襲えばおしおきをした。これはある程度功を奏し、利発なニャーはオジンに怒られたくない一心で我慢するようになった。一方みうも少しづつ自信をつけてきた。しかし出会い頭では、条件反射的にニャーがみうを追ってしまうのでした。
ニャーに対して少し自信がついた頃のみう
3.ベット下の住人(猫)
2匹をいつまでも隔離するのはむしろ逆効果と、みうの部屋の扉を少し開けて解放した。結果として保護者のいない間に何度か襲われたみう、自分の部屋どころかその中のベットの下に隠れて1日の大半を過ごすようになった。でも、保護者がいるときは2匹で仲良く寝ることも。
4.恋のキューピット
ひょんなことでイエチビをわが家に保護すると、子ニャン特有のくったくのなさでニャーやみうを慕い始めた。特にニャーは何故か子ニャンに慕われる。イエチビはニャーの後追いを始め、すると、みうに対して意識過剰気味だったニャーの気持ちが分散するのか、みうをあまり気にしなくなった。みうに怒られるイエチビはみうに遠慮し、ニャーを追う。ニャーはイエチビから逃げ回り、みうどころではなくなった。こうしてみうのニャーに対する恐怖心が画期的に和らいできたのです。自分はこれを、イエチビの"恋のキューピット効果"と呼んでいました。
5.再び2匹に
イエチビはまもなく、里親さんが決まって出て行った。すると、ニャーの眼付け(序列行動)がまた始まった。でも追い詰めても襲うまではいかず、むしろ前より自信をつけたみうが反撃することも。本来はおっとりタイプで平和主義者のニャー、たびたび鼻先に傷を負うこととなった。
6.近況(大所帯に)
新たに加わった子ニャンたちの存在が再びニャーとみうの関係を変えた。特にちび太はくったくがなく、誰に対しても「遊んで~」と絡みつく。しかしみうとリンには怒られるので、やっぱりニャーを慕い始めた。ニャーの関心は次第に子ニャンに移っていった。一方大人の3匹は相互不可侵の等距離外交。無用な争いを避けることを第一としているようです。たまに夜中に、2匹になったときにニャーがみうを追っているようだが、朝にはお互いケロッとしている。今ではどの部屋も一切隔離なし。みうがベット下に逃げ込むのは、掃除機が唸っているときくらいのもんです。
接近して眠る2匹
翌日も
みうをお迎えしたときに立てた5つの目標はまだ2つしか達成していません。でも、部屋を開放することとニャーの前で熟睡するという、大きな目標を達成できたのでまずまずです。一方のニャーは、今のところさほどストレスを溜めているようには見えない。理由として、他の猫がニャーに一目置いているからだと思います。それはニャーがボス的存在というわけじゃない。(ニャーもそんな柄じゃないし。)
その理由はニャーが保護者のことをよく理解して、保護者と気心が通じているからだと思います。つまり彼らの中で保護者に一番近い存在ってわけ。ニャンコって、わかるんですね、そういうことが。
みうの部屋にて
1年近く前、みうを家にお迎えしてひと月が過ぎた頃、最大の課題であったニャーとの関係がどう進展していくのかを書き留めようと始めたシリーズでした。しかし、その後しばらくしてこのシリーズは頓挫。というのも秋になって突如イエチビが加入、さらに今年になってリン一家やちび太が加入、ニャーとみうどころか大所帯になっちゃったからです。
どんどん大所帯になっていくわが家の状態に、ニャーのストレスはどうなったか、そしてみうとの関係は・・、これまでの2匹の変化を振り返ってみました。
ニャーとみうにとっては、この家が終の棲家です
1.いきさつ
ニャーもみうも1年以上お世話をしていたノラでした。ただしニャーは去勢済でとても人懐こかったので、店の近くで脱走したか捨てられたか。一方みうはソトチビが連れて来たノラで、わが家の裏で生活していたが、テツの忘れ形見としてゆくゆくは家にお迎えする予定だった。しかし僚友シャッポとの仲違いでニャーが突如としてわが家の子に。そして脱走ニャーがみうを追いかけてから、2匹の関係がおかしくなった。
2.はじまり
ニャーとの関係を考慮して半年以上遅れたみうのお迎え。お隣の工事の喧騒でどこかにいなくなったら大変と決行した。すると案の定、ニャーに追われて怯えるみうは自分の部屋から出られなくなった。ニャーの行動は狩り(の練習)行動、および序列行動と分析された。そこで保護者(オジン)が割って入り、ニャーがみうを襲えばおしおきをした。これはある程度功を奏し、利発なニャーはオジンに怒られたくない一心で我慢するようになった。一方みうも少しづつ自信をつけてきた。しかし出会い頭では、条件反射的にニャーがみうを追ってしまうのでした。
ニャーに対して少し自信がついた頃のみう
3.ベット下の住人(猫)
2匹をいつまでも隔離するのはむしろ逆効果と、みうの部屋の扉を少し開けて解放した。結果として保護者のいない間に何度か襲われたみう、自分の部屋どころかその中のベットの下に隠れて1日の大半を過ごすようになった。でも、保護者がいるときは2匹で仲良く寝ることも。
4.恋のキューピット
ひょんなことでイエチビをわが家に保護すると、子ニャン特有のくったくのなさでニャーやみうを慕い始めた。特にニャーは何故か子ニャンに慕われる。イエチビはニャーの後追いを始め、すると、みうに対して意識過剰気味だったニャーの気持ちが分散するのか、みうをあまり気にしなくなった。みうに怒られるイエチビはみうに遠慮し、ニャーを追う。ニャーはイエチビから逃げ回り、みうどころではなくなった。こうしてみうのニャーに対する恐怖心が画期的に和らいできたのです。自分はこれを、イエチビの"恋のキューピット効果"と呼んでいました。
5.再び2匹に
イエチビはまもなく、里親さんが決まって出て行った。すると、ニャーの眼付け(序列行動)がまた始まった。でも追い詰めても襲うまではいかず、むしろ前より自信をつけたみうが反撃することも。本来はおっとりタイプで平和主義者のニャー、たびたび鼻先に傷を負うこととなった。
6.近況(大所帯に)
新たに加わった子ニャンたちの存在が再びニャーとみうの関係を変えた。特にちび太はくったくがなく、誰に対しても「遊んで~」と絡みつく。しかしみうとリンには怒られるので、やっぱりニャーを慕い始めた。ニャーの関心は次第に子ニャンに移っていった。一方大人の3匹は相互不可侵の等距離外交。無用な争いを避けることを第一としているようです。たまに夜中に、2匹になったときにニャーがみうを追っているようだが、朝にはお互いケロッとしている。今ではどの部屋も一切隔離なし。みうがベット下に逃げ込むのは、掃除機が唸っているときくらいのもんです。
接近して眠る2匹
翌日も
みうをお迎えしたときに立てた5つの目標はまだ2つしか達成していません。でも、部屋を開放することとニャーの前で熟睡するという、大きな目標を達成できたのでまずまずです。一方のニャーは、今のところさほどストレスを溜めているようには見えない。理由として、他の猫がニャーに一目置いているからだと思います。それはニャーがボス的存在というわけじゃない。(ニャーもそんな柄じゃないし。)
その理由はニャーが保護者のことをよく理解して、保護者と気心が通じているからだと思います。つまり彼らの中で保護者に一番近い存在ってわけ。ニャンコって、わかるんですね、そういうことが。
みうの部屋にて