今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

出会いがあれば別れもある ~シッポの生えた天使たちpartⅡ~

2019年06月01日 | レオ(テンチビ)とココ
テンチビが消えました。もう1週間前になります。
すっかり店の一員になっていたテンチビ。毎日彼のいる光景が当たり前になっていた。いつものことながら、ノラとの別れは不意ににやってきます。実はテンチビのカテゴリーを新設して今回はその初記事なのです。何とも皮肉な結果になってしまいました。


寝るときはBYの箱の間がお気に入りだった

テンチビは今回の少し前にも3日ほど消息を絶った。あのときミケチビはいたし、テンチビも店に来たらしい痕跡はあった。嗜好が特徴的な彼らは置き餌の消費具合でわかるのです。今回はテンチビの気配も痕跡もなく、ミケチビも不明に。もちろん警察清掃局保護センターの3点セットには確認しているが事件事故情報なし。少し離れたところにはノラ密度の高いところが何ヶ所かあるので、変質者がいたとしてもここまでわざわざ来るとは思えない。それに簡単に連れ去られるほど馴れてもいない。


ミケチビの食事を見守る

シャッポのとき同様でいくら考えても理由なんてわかる由もないのだけど、ミケチビを追ってどこかに行ったとか、モドキを嫌って新天地を求めたとか、はたまたいくら愛嬌を振りまいても店の人がかまってくれないので逆に愛想を尽かした? 消える4日ほど前にようやく懸案の首輪をつけたけど1日で外してしまったのだが、それで不穏な雰囲気を感じていたとか。まあ、いくら考えても切りがない。


ようやくつけた首輪は1日では外れてしまった

ちょっと悔しいのは、テンチビが一番懐いていた自分がこのところ休み勝ちだったこと。自分との接触がもっとあれば、テンチビの保護プログラムも速く進展したかもしれない。ノラ保護という観点から見ればこういう結果に終わればただ切ないだけ。一方でTNRにはイマイチ懐疑的な自分としては、またまたいろいろ考えざるを得ないはめになってしまいました。

しかしまだいなくなってから1週間。ダイフクは4ヶ月ぶりに顔を出したことがあるし、モドキは今でもたまに顔を出す。「そのうちいつものように現れるよ」と、スタッフはみな楽天的だ。いや、いつもながら自分が悲観的すぎるのかもしれない。そうなんだよ。さんざん悩みまくったシャッポの唐突な失踪。あの失踪から2年近く経って書いたシャッポカテゴリーの最後の記事「出会いがあれば別れもある」で、ようやく立ち直ったのでした。


今もどこかに隠れて寝ているような気が・・

そう、今回も同じです。出会いがあれば別れもある。
テンチビはこの店に来る前にはどこかで誰かを癒しまくっていたのだろうし、この店を後にしても、またどこかで誰かを癒しまくるに違いない。シッポの生えた天使なんです。

テンチビよ、元気でいるかい?
近いうちにまた会おう。


4ヵ月の間にすっかり大人っぽくなりました
コメント
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