みう、わが家は今日も相変わらずだよ
みんな暑くてダラダラしてるし
チビたちはドタバタドタバタ疲れを知らない
お前が闘病中に使っていたトイレもそのままだ
ひとつだけ変わったこと
もうこの家には、お前がいない
帰宅すれば真っ先に確認したお前の姿
お前はいつも見えるところにいた
お前の幸せそうな様子を見ることを励みに
これまでやって来たからね
お前との別れがあまりにも突然だったから
いまだに茫然としたままなのに
日が経つにつれてショックが大きくなってくる
これじゃあいつになっても、心の整理がつきそうにない
少し時間はかかっていたけど、お前は回復するはずだった
手足が不自由で移動がうまくできなくても
ひどいめまいで床は波打ち家は回転していても
お前はひたすら耐え、そして頑張った
また以前のように
オジンやみんなと暮らせる日々が来ると信じて
眼振再々発したみう、頑張っても頑張ってもぶり返した
みう、お前の過去記事を読み返してみたよ
どの記事にも、お前を幸せにする自分の決意が滲み出ていた
お前が倒れる直前の記事も、そんなタイトルだったね
自由奔放で足りないものがなかった家裏時代
ソトチビとの蜜月
でもこの家に興味を持って、オジンを信頼して
お前はこの家の子になった
そしてニャーからの隠遁生活、ベッド下の住人
いろいろな苦難を自らの力で乗り越えて
リビングの華、そして主になった
お前が一度だけ家から出ちゃったとき
心配するオジンのもとに自ら帰って来た
嬉しかったなあ
お前もこの家を終の棲家と決めたんだよな
これからいろいろエンジョイするぞ
まさにそんなとき、お前は倒れた
お前の気立てのよさは特筆もんだ
人間でも猫でも、もう2度と出会うことはないだろう
難聴のせいか首を傾げて見つめるお前の姿は
とてもチャーミングだったよ
でもお前は人並み以上の
とてつもない頑張り屋さんだったんだね
みう、この家に来てくれてありがとう
たくさんの楽しかった思い出と
このオジンをやる気にさせてくれて
本当に本当にありがとう
命は尽きても、お前は不滅だ
このオジンがこの世にいる限り
◆◆追悼文に直接関連した過去記事◆◆
「何がみうに起こったのか ~中枢性前庭疾患について~」
「みうよ、今は幸せかい?」
「大難は小難に、小難は大難に??・・みうの巻」(「ノラと家猫と」カテゴリー)
◆◆思い出の写真集(みうのいた4年間)◆◆
☆家裏時代
(左)車の上からおはようの挨拶が日課 (右)リビングの前が昼間の居場所に(テツがいた頃)
(左)すっかり家裏生活が板についた頃 (右)遊び場はわが家の庭と周辺
(左)脱走ニャーに襲われてショック (右)運動神経は抜群「気持ちいいんだニャン」
(左)徐々に馴れてきた頃 (右)ご飯も落ち着いて食べるようになりました
(左)寝床1号が小さくなってトイレで寝たことも (右)オジンを見ると条件反射でゴロンゴロン
(左、右)保護前日 : 家裏生活の最終日
☆ソトチビとのツーショット
(左)はじめまして、ソトチビについてやって来た (右)2度の冬をソトチビと過ごした
(左)ご飯を譲るやさしさから旧名は「おかあさん」 (右)とっても絵になる平和な2匹でした
☆家猫に(正式保護)
(左)保護部屋での初日、生活用具一式も (右)あっ、外にソトチビが
☆ニャーからの隠遁生活
(左)ニャーが入れないようあおり止めで固定したドア (右)怖くて下りれない
(左)ついにベット下の住人(猫)になった頃 (右)ニャーの睨みに堪える
☆改善するニャーとの関係
(左)関係好転のきっかけはイエチビ(右上)だった (右)まだニャーが睨んでる
(左、右)かつてニャーが怖かったことがウソみたいに
☆多頭化時代・目立たない存在
(左、右)いつも誰かの後ろや物陰にいた頃
(左)女組の主導権はリンだった (右)ピアノ上の定位置もリンに取られた
☆リラックス
(左)快心のリラックスポーズ (右)童心に帰ってじゃれる
(左)初めてオジンの足にくっついたとき (右)久々のひとり運動会
☆「リビングの主」に
(左)平和な昼寝タイム(みうは一番奥) (右)首かしげポーズがかわいい
(左)外猫が挨拶に来た (右)おコタにかくれんぼのちび太と
(左)リンとみうは紅2点 (右)リビング入室も堂々と
(左)キャットタワーにて (右)テレビの鳥が大きすぎる
(左)ピアノの上で (右)並んで昼寝(窓側がみうの定位置に)
(左、右)誰もが畏れるテンちゃんとは一緒にいることが多かった
(左)ちび太とキーと (右)リンとコタツを独占(女子連合)
(左)姿勢のよさも特筆もんです (右)2階の出窓で日光浴
☆オジン部屋に根城を変更(発病1ヶ月前)
(左)オジンのパソコンラックの下が定位置 (右)昼間はベットを独占も
☆発病 : 最後の闘病34日間
(左)倒れた翌日は何とか歩けた (右)2週間後に眼振の再発
(左)4週間後に眼振再々発 (右)5週目にはほぼ歩行困難に(それでもトイレから自力帰還)
◆◆予告編(期日未定)◆◆
みうの闘病記録・その1 「発病以前の3年10ヶ月」(前兆の有無を探る)
みうの闘病記録・その2 「七夕の発病から眼振再発までの2週間」
みうの闘病記録・その3 「その後の3週間と突然の別れ」