久々に家裏来訪者たちの近況です。
写真を撮る機会が少ないので記事も少なめですが、サクラとキジロは相変わらず。みうとソトチビから始まった家裏ニャン歴史は再び安定した平穏の時代に入りました。これも守り神となったみうの御利益かな。あっ、そうそう、タヌキくんも元気なようです。
ご飯待ちのサクラ、左の壁にお守り袋(みうの分骨)が見える
急に涼しくなって2匹の食欲が増してきた。極寒の冬に向けて"厚着支度"(皮下脂肪の溜め込み)を始めたようだ。
サクラは1日2~5回明るいうちだがたまに夜も、キジロは1~3回主に夜で早朝も時々やって来る。朝はよくバッティングするけど大抵はサクラが近くで待機して順番待ち。キジロはもとより最近はサクラも殆ど鳴くことがなく、勝手口が開いて気付いてもらうまで待っている。で、当家では何かと勝手口を開けて確認するのが日課です。2匹にすれば、行けば必ず食べられるこんないい場所はないだろう。
主に夜やってくるキジロは撫でると喉を鳴らします
そんなわが家には悩みがひとつ。サクラの食べムラです。昨年末に5日間だけ消息を絶って以降、食べ方が変わった。一度に食べる量が少なくわざわざ来たのに口をつけないで帰ったり、かと思えばたまにおかわりしたり。好き嫌いが激しくなったわけでもなく、同じものでも食べたり食べなかったり。何とか完食させようと食材は高級化の一途。しかしそれでも食べ残しが増える一方で・・。
外猫の残りは中猫に回さないルールなので、サクラの残りを消化するのはキジロだけ。おかげで家裏の外猫は中の猫たちよりよほどいいものを食べてまして、古女房殿は甘やかしすぎだと少々おかんむりのこの頃です。
待つことを覚えたサクラはピーピーがっつくことがなくなった
さてタヌキくんですが、姿は見なくても気配や痕跡は時々確認。食器が音を立てていたり舐めたように空になって土汚れ。夜の早い時刻から夜半くらいまでの間、猫たちの食べ残しを片付けるまでのわずかな間にタイミングが合えば食べていく。でも残り餌なので量は少なく腹の足しになるかどうか。家裏では置き餌はしないが、雑食性なので果物も食べるということでリンゴの芯皮を出してみた。と、たまに食べているようだ。口付かずが多いのは来訪頻度が低いのか出すのが遅すぎるのか(2時頃)、はたまた果物の中でもリンゴはあまり好きじゃないなどというサイトもあって、目下タヌキくんのお腹を満たす方法を検討中です。
わが家の近くに住む店のスタッフの話では、空けがちの隣家で4匹のタヌキ親子を見かけるようになった。仲睦まじくかわいい姿を見せてくれたのが、ある日突然業者が来て駆除されたそうだ。資産価値の低下や糞尿の不衛生を心配する気持ちはわかる。しかし、わが家の来訪者同様近くの大開発で追われて来た家族だろうに、われわれ人間には、彼らに安住の地を与えることはできないのだろうか。
ご飯ついでに寝床の上で雨宿り中のキジロ
(残念ながらタヌキくんの写真はありません)