今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

やったぜ テンちゃん回復基調

2017年02月09日 | (故)テン
テンちゃん、ほぼ復活。
3日前の疥癬検査では少なくとも体表には認められず。しかし皮膚下に卵などあるといけないので、もうしばらく注射を続けることにしました。

が、先生も驚くほどの回復ぶり。凄まじい爆食い爆飲み爆出しが原動力になったようです。その爆・・は今でも衰えていません。店で保護するまで食べれなかった分を取り戻そうとしている、当初はそんな風に思っていたのですが、このまま爆・・が続いたらどうなるのか、ちょっと恐怖です。

      
      病院にて・とっても素直でいい子にしてます

先日の大脱走、部屋の中ではいつもポヤーッとしてあまり動かないのに、外に出れば素早く走れることもわかりました。実はその後も2度ほど脱出したのですが、出ても事務所の近くでじっとしてるか、一度は事務所の下で身動きひとつせず2時間ほど待機していました。寒風にもかかわらず、あまりにも動かないので当初はニャンコだと気付かなかったほどです。あの大脱走の夜も驚いて逃げてはみたものの、実は事務所の下に戻ってじっとしていたのかもしれません。

      
       机上の端で仕事振りを見つめるのが大好き

事務所の中では大変な甘えん坊です。まあ、すりすりが恐怖でなくなったのでよかったです。事務所に人がいなくなると、とても寂しそうな顔をします。お泊りを苦にしないので助かってますが。 最近先生がしみじみとテンちゃんを見て、「10才は間違いなく越えてる」と。子供っぽくなっちゃったのは、これまで寂しかった分も甘えたいのかな。

      
  箱寝の最中、そっと掛け布団(毛布)を取るとこんな格好で

いつも部屋の中なので日光浴も必要と、晴れた日はリードをつけて外に出すことにしました。 ところが、テンちゃん外に出るとびびりまくり。へっぴり腰で這うようにもにょもにょ歩いて、事務所の方へ逃げようとします。どうしちゃったのか、ニャーに似た行動だな。

でも自分が傍にいて触ってあげれば大丈夫。外にもだんだん慣れて、ゴロンゴロンしたり少しづつ冒険始めたりします。まあ、ついてなきゃならないのは手間ですが。

      
    お散歩中のテンちゃん(手足と尻尾が細いのも特徴)

忘れもしない、テンちゃんを初めて見たときのあの衝撃と感動。
目も見えず、ひげも半分に切れて、毛も抜け落ちて骨と皮だけで、身体中傷だらけで歩くのもままならない状態なのに、人の気配に向かってよちよちと動こうとしていた。あんな状態でも生きる気力だけは失わず、こっちがいい人か悪い人かもわからないのに、残された力を振り絞って最後の賭けに出たのだろう。

そんな感動をくれたテンちゃんの気持ちに、応えないなんて選択があるわけがない。
ボラさんたちのブログによくある、半分死にかけたボロボロのノラを保護して、里子に出せるまでに回復させちゃう、涙と感動なくして読めないストーリー。 自分にもその足元の端っこくらいのことはできたのかなと、喜びも一入です。

      
     相変わらずのゴジラ顔・実は声も怪獣声(ギャオ)

しかしテンちゃんには心配事も。
それは飲む水の量です。1日に何と500ccくらい飲みます。おしっこの量も普通のニャンコの5倍以上。これだけ飲むニャンコの場合、腎臓か何か内臓に異常があるのが普通。テンちゃんは保護したときに血液検査しているけど、極度の脱水症状下の値だ。体調が安定したら、今一度検査の必要があると思っています。

いや、その前に自分の検査かな。
(最近体調悪くブログの更新もままならず。シャッポの捜索もお休み中。でも諦めない!)



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