今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

傷心のおかあさん

2016年12月14日 | (故)みう(おかあさん)
(昨日の記事からの続きです)

確かに「事件」の起きた直前の状況は、おかあさんが怯えていたようでした。
力関係より何より、単純に考えてもニャーはおかあさんの倍近くでかいし。

      
       ニャーに睨まれて怯える?おかあさん

考えてみれば、ニャーはおかあさんに対して唸ったりとかましてや「シャーッ」などはまったくなく、たまに声を出しても、近くに鳥とかを見たときに発するあの「ククク」といった鳴き方だったように思います。それに気付かなかったこっちがバカでした。

心配だったのはおかあさん。
家から出てしばらく呆然としていましたが、やがておもむろにお隣さんを抜けてその先へと消えて行きました。

      
       「あーあ、この家はもうダメなんかニャン」

で、気になったのでちょっと追跡してみることに。
今年の6月、テツの"最後の一花"のような感じの毎夜の散歩に付き合っていた頃、家の近くではおかあさんもよく合流してきたことがあり、おかあさんの行動パターンはある程度読めるようになっていたのです。

それで隣家の先の道路向かいにある小さな公園に行ってみたところ、いました。

      
        植栽の陰でいじけた感じのおかあさん

いつもは遊び相手の自分が近づいても、植栽の陰から出てきません。

      
         「もう怖い思いはしたくないニャン」

そのまま対峙して30分、結局近づけなかったけど、ようやくいつものおかあさんに戻ってくれました。

      
      「あっ、思わずゴロンゴロンしちゃったんだニャン」

とりあえず一安心。
おかあさんは夜には寝床に戻って、食事も休息も十分にとりました。

一方のニャーは、家に戻るともう何事もなかったかのようにくつろいでいました。ニャーから見ればおかあさんは遊び相手なのか遊びの道具なのか、それとも(保護者を独り占めしたくて)歓迎したくない"異物"なのか、自分のテリトリーの侵入者なのか、この辺を解明しないと対策がとれません。

おかあさんのお迎え、おかあさんだけでなくニャーにとっても、とにかくストレスフリーを第一義に考えて進めるつもりです。



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