ちび太にリビングから追い出され、2階の電話台に居を構えたケン。
しかし、さすがに廊下にある電話台ではちび太の"餌食"だった。
しかも保護者の目の届かない場所なのでちび太のやりたい放題。
頼みの兄貴分チキンは気まぐれで、ケンの援護も長続きはしなかった。
ちび太にいいようにちょっかい出されて、時折「ギャッ、ギャッ」と奇声が響く。
1階から怒鳴るとちび太はすぐに止めるけど、ケンは落ち着いたもんじゃない。
たまらずに再び居場所を変えました。
朝起きてリビングに下りると、ケンがいる理由は・・
ケンが居場所を移した先は古巣のオバン部屋ラックの上。
かつてここはちび太やレオに狙われて諦めた場所だ。
でも今のオバン部屋は主にモドキ、ヒョウ、ココが午前中を中心に過ごしています。
ちび太やレオも来るけど、以前のように露骨な悪さはしなくなった。
ただ問題は夜、保護者が床に就いてから。
モドキたちは保護者がいなくなったリビングに移ります。
ちび太はオジンベッドで寝るからいいけど、レオがオバンベッドで寝る。
レオはちび太ほどじゃないがたまに深夜にケンの奇声が上がる。
さらに困ったことに、ちび太がオバン部屋に寝場所を変えた。
オバンベッドで寝るわけじゃない。ラック上のケンを見張っているのです。
ちび太とレオに見張られ、ケンは水を飲むこともトイレに行くこともできなくなった。
深夜1階のトイレ前、ケンのこんなにくつろいだ姿は・・
ところでちび太もレオも、ケンを追い詰めるけど襲ったりはしないようだ。
手を出すくらいで、実際に飛び掛かるところは見たことがない。
しかしケンは本気で応戦、相手を返り討ちに合わせる。
ちび太には顔面の傷が絶えないし、レオにもたまに。
一方ケンの方はだいたい無傷。
放っておいてもよさそうなもんだけど、一計を案じました。
夜自分が寝るときにちび太を抱いて寝る。部屋に水とトイレを用意して朝まで閉じ込め。
実際にやってみると、ちび太は喜んで一緒に寝るので問題なし。
レオはオバンベッドでぐっすり寝るようになった。
かくしてケンは、夜保護者が寝た後は家中を自由に行動できるようになったのです。
心強いことに、チキン兄貴もまた戻って来ました
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