今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

夜の訪問者

2017年02月05日 | ソトチビ
ソトチビのことです。
前回おかあさんカテゴリの「二匹の関係」という記事の中で紹介しましたが、ソトチビは年末頃から再び顔を出すようになりました。今でも週に1回か2回、10日くらい空けるときもあれば3日連続でやって来るときもあって、かなり気まぐれです。

       強面のようでやさしげな表情?

ただ、今年になってからは、昼間に見たのはニャーと散歩中にチラ見した1度だけ。あとはいつも夜で、明け方までには消えるようだ。おそらく1回の滞在時間は30分~3時間くらいか。おかあさんの寝床に入っています。ご飯をあげても付き合いで舐める程度なので、空腹でもないらしい。

家事の都合で家裏によく出るので、おかあさんの寝床はちょくちょく覗いていますが、ある時はソトチビが顔を出し(おかあさんは奥?)、ある時は二匹揃って顔を出し、またある時は寝床を取られたおかあさんが横で寒そうに待機してたり、ベタベタでもなさそうだし喧嘩もしないし。

       二匹で仲良く食事中

この二匹、本当にどういう関係なんだろう?
それにソトチビの行動は一体何?
考えてみたら、ソトチビが♂だか♀だかもまだ知らない。

本やネットで調べても何ともわからない。でも一般的には、親子や兄弟という理由で成猫同士が仲が良いということはないようだ。むしろ近親交配を避けるために遠ざけるのが普通らしい。結局、相性がよければどんなニャンコでも仲良くなれる? 仲良しノラの写真はネット上にも溢れているし。

ただ、二匹とも未手術と思われるので、ソトチビが♂であればやっかいなことになりかねない。とすれば♀ということになるけど、そう言えば最近柔和な顔つきになったような・・。

       昨秋、和室の前で

おかあさんをわが家の裏に連れて来たソトチビ。本人(猫)は昨年の春に新しい場所を求めて出て行った。推測だが、ソトチビが見つけた新しい場所はそう離れてないのではないか。テリトリーの範囲内程度の距離なので、ちょくちょく遊びにくるのかもしれない。

今のソトチビが飼われているのか(外飼い)、エサやりさんのお世話になっているのかはわからない。いずれにしても自由度はかなり高いらしい。最近はソトチビのせいか、おかあさんが夜に寝床を空けることが多くなった。

ふと考えるのは、自分がこのまま世話するだけだったらこの二匹はどうなるのだろう。おかあさんをわが家に迎えたら、ソトチビはどうなるのだろう。 二匹は、こんなこと考えている人間がいることすら知らない。運を天に任せて、今を一生懸命生きているだけだ。

いつも思うのです。
ノラたちの一生は短い。でもその一生は波乱万丈、人間の一生と同じくらいいろいろなことが濃縮されているんだな、と。

       とにかく仲の良い二匹(再掲)


注)残念ながらソトチビの近況写真はありません。何しろ会うのがいつも夜なので、まさかライトを当てるわけにもいかず、ただただ機会を待っている状況です。



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