今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

お昼寝不足?のテンちゃん

2017年12月13日 | (故)テン
「早く現れないかな、」と心待ちにしているのは誰?

テンちゃんです。待ちわびているのはちび太の保護者さん候補。やさしいテンちゃんがちび太の将来を案じてる? そうなんです、と言いたいとこだけどちょと違うかな。テンちゃんは、ちび太の安眠妨害に悩んでいるのです。では、いなくなってほしいのかというとそうでもなさそうで・・。

              
           ちび太とテンちゃんは相変わらずいつも一緒
               (右上の置物みたいのがちび太)

テンちゃんは人間で言えば60台の半ばくらい。定年になって第2の人生(猫生)を始める頃です。近年では多くの人がそうであるように、テンちゃんだってまだまだ現役OKだ。そのテンちゃんが選んだ第2の人生は、お花屋さんの看板猫でした。えっ? テンちゃんが選んだわけじゃない? まあ、お硬いことは抜きにして。

看板猫の仕事は楽です。要はゴロゴロしていればいい。お客さんが来て、撫でてくれたら思い切り甘える。それだけです。でも、リードのこなし方を覚えたり用事のあるときはスタッフを呼んだり、そこいらのノラにはできない仕事だから報酬は結構いけてます。つまり、食べ放題のご飯と暖かい寝床。

そんな穏やかなテンちゃんの生活だけど、玉に瑕は時々店をうろちょろするダイフクとモドキ、それになんてったってちび太です。S君やダイフクやオジンの後追いも始めたし、ひとりお遊びの時間も長くなった。でもちび太はやっぱりテンちゃん大好き。四六時中テンちゃんにまとわりついて過ごします。おかげでテンちゃんは、安眠、喫食、快便のいずれも奪われてしまったのです。

              
               日向ぼっこを楽しむテンちゃん

              
               あっ、下からちび太が狙ってます

              
                     突撃~!

テンちゃんが心底ゆっくりできるのは夜かもしれない。狭い事務所だけど夜はリードから解放されるし、ちび太はケージの中です。当初はエイズのテンちゃんと隔離するためのケージでしたが、今ではちび太の傍若無人からテンちゃんを守る目的になりました。

それにしても子ニャンの破壊力がこんなにもすごかったなんて。かつてのわが家の3匹組もきっと同じだったに違いない。肝心の世話は全て妻まかせ、いいとこ取りしていた自分がよくわかりました。(おかげで今は自分が世話係です。) でもちび太は、眠くなると人間の赤ん坊のように抱っこや膝の上をせがんでくるかわいい奴。時々テンちゃんもそう思ってるんじゃないかと思うときがあります。

              
           霜除けシート上での昼寝が最近のお気に入り

              
                と、隣にはやっぱりちび太が

              
          何と添い寝? たまにはこんなこともあるのです
              (昨年のニャーとチビを思い出します)

ちび太に飛びつかれようが何されようが、殆ど怒ることのないテンちゃん。本当にご苦労様です。相変わらず見回りには余念がないけど、たまに遭遇しても一時のようにいきり立つことはなくなった。穏やかそして物静かになって、鳴くのは移動したいときだけ。テンちゃんは今の生活を自分なりに体得して、自分の性格すらそれに合わせようとしているかのように思えるのです。

              
        相変わらずのゴジラ顔、でもやさしいゴジラになりました



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