池袋のアニメ東京ステーションの『SEED&GUNDAM SERIES展』に行ってきました(2024.2.6)@アニメ東京ステーション(池袋)
「機動戦士ガンダム(Mobile Suit Gundam)」は 若い頃テレビで観ていましたが 家族がガンプラ好きが高じてガンプラにかかわるものつくりの仕事をしていること等から 東京都広報2月号で見て 雪⛄の積もる中行ってきました「アニメ東京ステーション」(池袋)の『SEED&GUNDAM SERIES展』(2024.2.3~5.6)!!
アニメ東京ステーションの建物は池袋東口を出て数分のところにあり 分かりやすいです 中はわりと小さくて 入場無料(gratis)です😊
1階は 入ってすぐに3台の車両が展示されており そこにGUNDUM SEEDの展示とスクリーンが😲
GUNDAM SEED FREEDOM
キャラ設定資料の数々
2階は 機動戦士ガンダムの各シリーズの歴史と紹介展示がずら~り
(私...ガンダムは詳しくないので何もキャプションが書けません...スミマセン)
ガンプラ(i modelli in plastica di Gundam)の展示 家族も小さい頃からガンプラ造りにハマっていまして😊
GUNDAMの歴代シリーズ 私が知ってるのは初代のみ... 歌もこれひとつ笑
奥はグッズ売り場
そして地下1階には 日本のアニメの制作過程と貴重な資料が展示されていました
鉄腕アトム(2003)の原画セルや 設定資料等もありました
昔はこういう机で描いていたのですアニメ原画😲 私もセル画のコレクションしてました💕
セル画の彩色に使っていたポスターカラー 懐かしや~😊
いただいたチラシ各種
実は私 高校生の頃に 美術部の部長とアニメ同好会の会長を兼任しており 部活をやりに学校に行っていたようなものでした~(笑) なのでアニメスタジオ見学にもよく行ってました💕
009FCの本部スタッフとして スタジオライブに新作009の作画監督 芦田豊雄のインタビューをしに行ったり 石森プロに入り浸ったり 東映動画に旧作009の作画監督や脚本家のインタビューをしに行ったり... 青春でしたね~😊
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この他にも 東京でアニメに関する施設・イベントが東京都の広報誌2月号に載っていたのでリストアップしますね:
「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(Japanese Anime 88 spots)」 は こちら
魔女の宅急便の原作者 角野栄子さんの「魔法の文学館(Kiki's Museum of Literature)」は こちら 江戸川区にあります
トキワ荘マンガミュージアム「ふたりの絆 石ノ森章太郎と赤塚不二夫」展に行ってきました(2023.1.16)@トキワ荘マンガミュージアム
トキワ荘マンガミュージアムに行くのは2度目です 1度目は 2021年10月の 「トキワ荘の少女漫画」特別企画展でした
今回は池袋からバスで行きました 東長崎駅から歩くと遠いので...
鈴木伸一 よこたとくお 森安なおや先生の部屋
入館時に当たったのは赤塚先生の缶バッチでした~😞 ←1回目は竜神沼💕
石ノ森先生と赤塚先生は40年を超えるお付き合いがあり 石ノ森先生が高校生の頃に作られた『東日本漫画研究会』がきっかけでした その後上京されトキワ荘で共に青春の日々を過ごされました 当時にしては交際費が飛びぬけて高かったのは 漫画家になる夢を持っていたからでしょう 空腹に響くステレオの大音響!!
石ノ森先生と赤塚先生
あまり赤塚先生のことは存じ上げないのですが(子供の頃アニメは見ていましたがお会いしたことはありません) 少女漫画でスランプに陥りギャグマンガを描くことになった転機に石ノ森先生が関わっていらしたことは有名ですね
また 石ノ森先生がお腹を壊して寝込んでいた時に赤塚先生が看病をしたり 締め切りに間に合わない時に互いに手伝ったり U-マイアというペンネームで合作したり... 「竜神沼」や「きのうはもうこない だが明日もまた」の原画も見られて嬉しかったです
赤塚先生のお母さまがトキワ荘の皆さんの食事をきりもりされていたのですよね🍚
ビデオで流れた水野英子先生のお話 お元気そうで嬉しかったです😊
水野英子先生の部屋
紹介記事は こちら
「ふたりの絆展」(2023.12.9~2024.3.24)は こちら
帰りに トキワ荘通り昭和レトロ館に立ち寄りました こんなのが出来ていたのですね!! (令和4年にできたとのこと)
トキワ荘通り昭和レトロ館
昭和のレトロな部屋やジオラマが再現されていて 自分の小さかった頃を懐かしく思い出しました💕
トキワ荘通り昭和レトロ館のジオラマ
他にも「トキワ荘通りお休み処」 「トキワ荘マンガステーション」 トキワ荘の漫画家たちがよくラーメンを食べていた「松葉」等も見ながら家路につきました
もうじき 石ノ森先生の27回忌です...
"Ayako", la opera di Osamu Tezuka (1972)
手塚治虫作品「奇(あやこ)子」(1972)を読んで
"Ayako" è la opera di Osamu Tezuka, fumettista famossisimo giapponese. Mi hanno detto che questa opera è una delle più letta da stranieri fra le opere di Tezuka. Perché?
Questa storia sarebbe molto adatta per conoscere la famiglia tradizionale giapponese? Sarebbe molto esotico, ma questo episodio è molto particolare…
『奇(あやこ)子』は 日本の有名な漫画家である手塚治虫の作品です。
手塚作品の中では外国人に最もよく読まれている作品のひとつだと聞き、なぜだろうか?と思いました。
このストーリーは日本の伝統的な家族を知るのにぴったりなのだろうか?とてもエキゾチックで でもとても特殊なエピソードでしょうね...
Il caso Shimoyama (assassinio del presidente di Ferrovie Nazionali Giapponesi) è la realtà, mentre l'episodio della nascita di Ayako causato del rapporto incestuoso nella famiglia del latifondista è la fantasia. Le opera di Tezuka sono sempre molto interessante tutte mescorate insieme con la relatà e la fantasia.
下山事件(国鉄総裁暗殺事件)は事実です、その一方で大地主である家族の近親相姦による奇子のその出生の秘密は、ファンタジーです。 手塚作品はいつも事実とファンタジーを取り交ぜており面白いです。
Ho sentito che probabilmente i casi come questa opera esistevano a quest'periodo perché a quell tempo il sistema dello stato di famiglia che fu cominciato all’inizio dell'epoca Meiji non era ancora stabilito, e cosí, sono accaduti i casi che molto lungo dopo il parto non hanno denunciato all'anagrafe la sua nascita.
聞くところによれば この時代はまだ 明治時代の初めに始まった戸籍制度が確立していなかったため この作品のようなケースはあったかもしれない、そしてまた出産後長いこと戸籍に入れずにいた というケースもあったようです。
Questa famiglia di latifondista tace e nasconde il secreto della famiglia per non macchiare l'onore e per salvaguardare i loro beni, perció rinchiude Ayako in magazzino in muratura isolato.
この大地主の家族は 名誉を守り財産を守るために口を閉ざし 家族の秘密を隠します。そのために 奇(あや)子を土蔵の中に閉じ込めるのです。
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In questa occasione ho letto l'altra opera “Melodia del ferro” nello stesso libro di Tezuka, una storia di un figlio italiano della “Cosa Nostra”(mafia di Sicilia) e suo cognato giapponese, in cui tratta del tema della sua vendetta sulla famiglia mafiosa che ha staccato le sue braccia per il regolamento molto rigido di mantenere il silenzio della famiglia mafiosa, cosidetto omertà.
この機会に私は同じ本(手塚治虫文庫全集/講談社)の中にあった『鉄の戦慄』という別の手塚作品も読みました、それは「コーザ・ノストラ(シチリアのマフィア)」の息子と 日本人の義兄との物語です。
この義兄はマフィアの家族の厳しい沈黙の掟を守るためにその腕を切られてしまい、マフィアの家族(妹の夫)に対する彼の復讐がそのテーマとなっています。
La storia della famiglia del latifondista giapponese che ha nascosto il segreto della sua famiglia, e la storia di quella mafiosa italiana...
Mi sembra che siano un'po simile.
家族の秘密を隠した日本の大地主の家族の物語、そして同様のイタリアのマフィアの家族の物語...
それらは少し通じるところがあるように 私には思えるのです。
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かなり前のことですが とあるイタリア人に勧められてこの漫画を読みました とても面白くて一気に読んでしまいました
タイトルは聞いたことがあったのですが...
当時はまだ戸籍制度が確立していなかったため 似たようなことがあったのかもしれません (のちに読んだマルケスの「百年の孤独」を思い起こさせます) また国鉄総裁の暗殺事件は歴史上の事実であり それにこの天外一族のストーリーを実にうまく絡ませて 一気に読ませてくれました
ちなみに手塚治虫のあとがき(1980)には「戦後史をまともに出したのでは羅列的になるので その狂言回し(filatura di kyogen)に天外一族をおいたのでした」とあります
イラストは この作品の印象に残ったシーンのラフスケッチです(*^^)
* 『奇(あやこ)子』は こちら