第21回イタリア語スピーチコンテストを聞きに行きました(2011.12.11)
イタリア文化会館アニエッリ・ホールで2011年12月11日(日)に開催された 公益財団法人日伊協会主催「第21回イタリア語スピーチコンテスト」を聞きに行ってきました
この日はちょうどCILSの試験とも重なり スピーチ終了後に試験を受けるというハードスケジュールの方もいらしたようです
参加者は12名 うち大学生を含めた若い方が9名 中堅からシニアの年代の方が3名 また男女については男3名 女9名でした 二度目の出場の方もいらして私もよく覚えております
イタリア留学・滞在のエピソードについて語られた方が9名 特にイタリアのテーマではない方が3名(間接的にイタリアに触れてはいましたが)
今回はイタリア滞在の方もローマやミラノといった大都市ではなく 小さな街 paesino での滞在の体験を イタリアへの思いっきりの愛をこめて そしてサレント方言も交えながら聞いていてうっとりするようなスピーチをされた方が第1位でした
昨年はイタリア人よりも早口(つまり原稿量が多いため早口になる)の方が多かったのですが 今年は普通の速度の方が多く そのため私でもどうにか内容が把握できました(それともこの1年の間に聞き取り力がアップしたのかな??) フィギュアスケートのように技術だけではなく 演技力や表現力が勝負となる感じを受けました
内容はやはりイタリアへの熱い思いや 滞在中のエピソードを通じてイタリア人との関係を深められた話が多い中 ユニークだったのはよしもとばななの「キッチン」に出てくる擬音語(onomatopee)のイタリア語への訳し方について 翻訳者へのインタビューの内容を交えて語った方が見事 朝日新聞社賞を受賞されました
ぴかぴか ぽろぽろ 等の擬音語にあたるイタリア語は特にないため 動詞その他を駆使して表現する技術等 分かりやすく好感が持てました
そして 留学中に出会った90才の老婦人とのエピソードを通じて自立について語った女性が「日伊協会賞」を受賞されました これは将来の期待される若い方ばかりではなく 味わいの深い内容が期待できる円熟世代の活躍に期待して作られた賞ではないかと思います
また オノマスティカ(onomastica/固有名詞学)について 日本人の名字の由来や作られ方や かなり珍しい名字について 実際に大きな紙を見せながら紹介されたユニークな発表者も目を引きました
そして3月の震災を受けた自然エネルギー(energia verde)についてのスピーチが秀逸で第2位(内容が素晴らしい!) イタリアでは多いルームシェアリングについて語った方が第3位を受賞されました
特筆すべきは これからの活躍への期待をこめてか 今年からはなんと第2位にも航空チケットが贈られることになりました!! (第1位は例年のようにアリタリアの往復航空券)
これはTutta Italia ㈱ワールドエアサービスのご協力により実現されたとのこと ←私が日伊協会を通じてローマの語学学校に短期滞在した時に使わせていただきました(*^_^*)
また協賛のスルガ銀行も第1回からご協力いただいているとのことで これからもずっと開催されてゆくことを願ってやみません (私が10年くらい前に出場したドイツ語スピーチコンテストは 今は残念ながらもう東京では開催されていません やはり毎年聞きに行っていたのですが)
2009年12月のスピーチコンテストをここで聞いた時に 真剣な挑戦者たちの姿に心打たれた私は 終了後その足で2階に上がり このイタリア文化会館のレッスンを一気に申し込んだ(!)ことも 忘れられない思い出です 挑戦者たちの真剣な眼差しはいつも心打たれるものがあります
これからも皆で頑張りましょう!!
スピーチコンテストのお知らせは こちら(日伊協会):
イタリア文化会館アニエッリ・ホールで2011年12月11日(日)に開催された 公益財団法人日伊協会主催「第21回イタリア語スピーチコンテスト」を聞きに行ってきました
この日はちょうどCILSの試験とも重なり スピーチ終了後に試験を受けるというハードスケジュールの方もいらしたようです
参加者は12名 うち大学生を含めた若い方が9名 中堅からシニアの年代の方が3名 また男女については男3名 女9名でした 二度目の出場の方もいらして私もよく覚えております
イタリア留学・滞在のエピソードについて語られた方が9名 特にイタリアのテーマではない方が3名(間接的にイタリアに触れてはいましたが)
今回はイタリア滞在の方もローマやミラノといった大都市ではなく 小さな街 paesino での滞在の体験を イタリアへの思いっきりの愛をこめて そしてサレント方言も交えながら聞いていてうっとりするようなスピーチをされた方が第1位でした
昨年はイタリア人よりも早口(つまり原稿量が多いため早口になる)の方が多かったのですが 今年は普通の速度の方が多く そのため私でもどうにか内容が把握できました(それともこの1年の間に聞き取り力がアップしたのかな??) フィギュアスケートのように技術だけではなく 演技力や表現力が勝負となる感じを受けました
内容はやはりイタリアへの熱い思いや 滞在中のエピソードを通じてイタリア人との関係を深められた話が多い中 ユニークだったのはよしもとばななの「キッチン」に出てくる擬音語(onomatopee)のイタリア語への訳し方について 翻訳者へのインタビューの内容を交えて語った方が見事 朝日新聞社賞を受賞されました
ぴかぴか ぽろぽろ 等の擬音語にあたるイタリア語は特にないため 動詞その他を駆使して表現する技術等 分かりやすく好感が持てました
そして 留学中に出会った90才の老婦人とのエピソードを通じて自立について語った女性が「日伊協会賞」を受賞されました これは将来の期待される若い方ばかりではなく 味わいの深い内容が期待できる円熟世代の活躍に期待して作られた賞ではないかと思います
また オノマスティカ(onomastica/固有名詞学)について 日本人の名字の由来や作られ方や かなり珍しい名字について 実際に大きな紙を見せながら紹介されたユニークな発表者も目を引きました
そして3月の震災を受けた自然エネルギー(energia verde)についてのスピーチが秀逸で第2位(内容が素晴らしい!) イタリアでは多いルームシェアリングについて語った方が第3位を受賞されました
特筆すべきは これからの活躍への期待をこめてか 今年からはなんと第2位にも航空チケットが贈られることになりました!! (第1位は例年のようにアリタリアの往復航空券)
これはTutta Italia ㈱ワールドエアサービスのご協力により実現されたとのこと ←私が日伊協会を通じてローマの語学学校に短期滞在した時に使わせていただきました(*^_^*)
また協賛のスルガ銀行も第1回からご協力いただいているとのことで これからもずっと開催されてゆくことを願ってやみません (私が10年くらい前に出場したドイツ語スピーチコンテストは 今は残念ながらもう東京では開催されていません やはり毎年聞きに行っていたのですが)
2009年12月のスピーチコンテストをここで聞いた時に 真剣な挑戦者たちの姿に心打たれた私は 終了後その足で2階に上がり このイタリア文化会館のレッスンを一気に申し込んだ(!)ことも 忘れられない思い出です 挑戦者たちの真剣な眼差しはいつも心打たれるものがあります
これからも皆で頑張りましょう!!
スピーチコンテストのお知らせは こちら(日伊協会):