日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

イタリア留学フェア2日目は『Leonardo 500: ダ・ヴィンチゆかりの地』と「トビタテ!留学JAPANトークイベント」を聞いてきました(2019.11.10)@イタリア文化会館

2019年11月18日 | イタリア留学
イタリア留学フェア2019 2日目は「イタリア観光セミナー『Leonardo 500: ダ・ヴィンチゆかりの地』」と「トビタテ!留学JAPAN派遣留学生によるイタリア留学体験談・トークイベント」を聞いてきました(2019.11.10)@イタリア文化会館



この日は即位の祝賀パレードとあって 行きにはパレードを見にきた方たちを見かけ 帰りには小さな国旗を持った方たちを見かけました お天気もよくて...(^.^)

さてまずは イタリア政府観光局の『Leonardo 500: ダ・ヴィンチゆかりの地』を聞きました! ダ・ヴィンチのグッズも嬉しい~(^.^) ←昨年はカレンダー♪ 

なんと来年2020年はラファエロ没後500年 そして2021年はダンテ没後700年と続きます!!

さて ダ・ヴィンチゆかりの場所は...

1. ヴィンチ村 (トスカーナ州) ダ・ヴィンチの生まれた村ですね 
生家 理想美術核 図書館 博物館があります

2. フィレンツェ ウフィツィ美術館 「受胎告知」他

3. フィレンツェ ヴェッキオ宮殿 ここの五百人広場でミケランジェロと絵画の対決をしましたね ダ・ヴィンチが「アンギアーリの戦い」を そしてミケランジェロが「カッシーナの戦い」を...

4.ミラノ なんといっても サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の「最後の晩餐」 ここは予約制です

5. ミラノ アトランティコ手稿 (アンブロージアナ美術館)
スフォルツェスコ城とアッセの間
など...

6. ロンバルディア州 
ヴィジェーヴァノのスフォルツェスコ城 
アッダのエコミュージアム 
マントヴァ イザベラ・デステの肖像画の下絵 


7. ヴェネツィア アカデミア美術館にある 世界的アイコンでもある「ウィトルウィウス的人体図」← いただいた布袋もこのデザイン♪

チェーザレ・ボルジアとダ・ヴィンチのお話など...
ほつれ髪の女」(パルマの国立美術館) 最も繊細な作品で 日本にも来ましたね!

駆け足で盛りだくさん! ぜひイタリア政府観光局のサイトで写真等ご覧ください(^.^)

 
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ダビンチゆかりの地

ダ・ヴインチ関連「おすすめの旅」は こちら

セミナーのお知らせは こちら

 
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いただいたグッズ💛

    *      *      *

そしてすぐに「トビタテ!留学JAPAN派遣留学生によるイタリア留学体験談・トークイベント」を聞きました



今年は規模も大きく...

文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」の協力のもと 加速化するグローバル社会における国際文化交流の意義を考えるトークイベントです

「トビタテ!」のセミナーは前から聞いていたのですが 今年は時間も長くなり規模が大きくなっています 高校生からの若い方の留学に力を入れているのがわかりました 語学のみではなく目的がメイン 何もイタリア語だけが目的ではなく広く門戸が開かれているのがわかります 

構成は まずは欧州ビジネス協会事務局長F.フォルミコーニ氏が 実社会で必要とされるグローバル人材の観点から「これからのヨーロッパ留学の重要性」について語り 次に担当者からの説明 そして3名の若い留学体験者たちのパネルディスカッションへと続きました

第1 部 セミナー「これからのヨーロッパ留学の重要性」について


コンフォート・ゾーン(自分にとって快適なゾーン)から飛び出して 新しい地理・文化・言語の中に身を置くことが 成長に必要であることを ご自身の体験談を通して力説いただきました

(この頃はまわりでも コンフォート・ゾーンの中にい続けるこじんまりした若者も増えているようですが かと思うと海外で働く若者もどんどん増えていますし...)

海外で働き 世界のどこででも生きられる自信がついたことが最大のメリット との言葉に自分の人生を振り返りました
困難に直面し解決する力がついたし テレビの天気予報で事細かく丁寧に指示してくれる日本社会に慣れてしまうと 海外で自分の判断力が落ちていることに気づくと思う とのこと 確かに...

日本のグローバル企業は 国際経験を持つ若者を求めており 国際的人材は持続可能な競争力を維持する上で貴重であり 昔よりも留学は大切になっている とのお話でした

そして イタリアを留学先に選ぶ理由のひとつに ワークライフバランスの取れた国を留学先に選ぶ方がよい影響を与えるとのことでした 

    *     *     *

第2 部 パネル・ディスカッション「トビタテ!留学JAPAN」の留学生が得たもの

2045年には人工知能は人間の脳を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)に到達するといわれ 若者たちはこれからの 変化が激しく 予測が困難で 正解のない時代を生きて行くためには 自ら「未来を切り拓く力」 が必要となります

今、なぜ留学?」は こちら

そんな中 2013年に生まれたのが 「トビタテ!留学JAPAN」なのですね
グローバル人材の不足に対応すべく 民間企業300社以上が出資する官民共同のプロジェクトです 返済不要の奨学金です

パネルディスカッションでは 3名の高校生・大学生たちが それぞれの留学体験を話してくださいました

やはりイタリアはスローフードの国だけあって 食について そしてスローフードと建築についてをテーマに選んだ方がいらっしゃいました 
高校生の物おじしない立派な発表ぶりに驚きました! まぶしかった...(*ノωノ)

高校生の留学はまだまだ0.1%  やはり単位を認めるようにしてゆかないと 一学年遅れることがハードルなのですね 地方の方が都会よりも休学をネガティブにとらえるようです 
その辺のことは子育てを終えた私も気になります 

「留学は有利?不利? データから検証」は「こちら 

これからも若い方たちにはどんどん海外に出て行ってほしいと思います 語学に限らず様々なテーマを見つけて 若いうちに...

「トビタテ!留学JAPAN派遣留学生によるイタリア留学体験談・トークイベント」はこちら



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セミナー会場(BF2)に降りる時には写真を見ながら💛


毎年 フェア会場をあとにする時の名残惜しさといったら... 各ブースをもういちどまわって 知り合いの方たちや今回初めて知り合った方たちにひと通り挨拶したいくらいの 年に一度の一期一会の場所なのでした💛 

イタリア留学フェアは こちら

*素晴らしいイベントを開催してくださいましたイタリア文化会館様に 心よりお礼申し上げます



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2 コメント

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こんにちは (映画マン)
2021-02-28 10:21:45
トビタテ!留学JAPANのセミナーで話されたんですね。凄いですね。
私は大学生なのでこの留学プログラムは聞いてましたが、結局個人で留学に行きました。(フィジー)
留学は若いうちしか経験できないので、もっと多くの人に行ってもらいたいですね~。
返信する
留学 (sole)
2021-02-28 10:38:22
コメントありがとうございます

フィジーに留学に行かれたのですか なかなか行かれないところなので貴重な体験をされたのだと思います

トビタテは 留学フェアをリポートしただけで自分は イタリアやドイツの語学学校くらいしか行っていません 
これからの若い方たちは (コロナが落ち着けばですが) どんどん外に出て様々な体験をしてきてほしいですね 

返信する

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