フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

モーツァルト・ピアノ協奏曲20番

2020年07月07日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

どうも僕の気分は、天候に左右されるみたいだ。

雨が降ると、気分が落ち込んでくる。

やっぱり、そんなときは音楽を聴くのがいい。クラッシックがいいかな。

クラシックの中でも、とくにうっとりと聴き入ってしまう曲がある。

モーツァルトのピアノ協奏曲20番だ。それも内田光子さんの演奏が最高です。

というか、ピアノ協奏曲に関しては(特に20番)、内田さん以外はあんまり聴く気がしない。

それくらい、内田光子さんの演奏が好きだ。

モーツァルトのピアノ協奏曲は、明るい長調が多い。

しかし、20番はめずらしく短調の曲だ。

第1楽章は、不穏な嵐の中にいるような出だしで、重く暗い雰囲気で始まる。

しかし、しばらくすると美しいピアノソロが、静かに入ってくる。

激しい嵐が穏やかになり、美しい風景があらわれてくる。

第1楽章は、内田さんのピアノソロが入るところまで、ぜひ聴いてくださいね。とにかく感動します。

第2楽章は、美しい楽曲で人気がある。僕も悪くないと思っている。

しかし、僕は、第3楽章の最初の激しいピアノのソロの部分が、一番だ。

もう好きどころか、愛してると言っても良い。好きすぎて、心がかき乱される。

11年前にも同じような内容のブログを書いていて笑える。人の好みは変わらないようだ。

そのピアノ・ソロの部分は、激しい恋愛をしてしまった男が、恋い焦がれている女性を思い浮かべ、頭をかきむしって苦悩している姿を、想像してしまう。

ぜひ、第3楽章のピアノ・ソロを聴いてみてください。好きになると思います。


35分くらいかけて、この曲を聴き終わる。すっかり気分が落ち込んでいることを忘れている。

本当に不思議だ。音楽って素晴らしいですね。

内田さんの演奏するピアノ協奏曲20番のyoutubeの動画をアップしておきます。

前にこの動画を友人に教えたところ、内田さんの指揮が面白すぎて、演奏に集中できないとの指摘がありました。

その気持ちはよーく分かります。僕だってちょっと笑ってしまう。

しかし、僕が指揮しても、感情が入りすぎて、あんな感じになると思いますよ。ほんとに。

ただ、演奏は超一流です。それだけは保証します。

第2楽章

第3楽章

Mozart: Concerto for piano and Orchestra (d-minor) K.466, Uchida

 

コメント (6)
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