フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

検温モニターと昔ながらの体温計

2020年07月21日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

コロナの影響で、体温計の進化がすごい。

最近は、スマホみたいなのに顔をかざすと体温が検知されのがある。

体温計というか検温モニターというらしい。

いつも行ってる建物にも、この検温モニターというのが導入された。

顔にかざして数秒で、体温が出る。おう、いいねって感じだ。

それで、今日だ。二十日の月曜日。

久しぶりに東京は、30℃くらいだった。

クソ暑かった。ああ、嫌な季節がやってきたな。暑すぎてだるいよ。

そんなことを考えながら、いつものように検温モニターに顔をかざした。

ピピピピーって鳴った。けっこう大きめの音だ。はぁー、何だ。

37.6℃です。中に入れません。

えっーーーーーー。

僕は声を出して驚いた。だって、会社で体温を測ったときは36.5℃だったから。

でも、そう言えばちょっとだるいな。体があんまり動かないし。

うわー、もしかしたら、コロナにかかったかも。どうしようか。まいったな。

どっかの薄暗いホテルに隔離されて、1人孤独に一週間くらい過ごさないといけないのか。

ついにやっちまったな。

そんなことを、数秒のうちに、あれこれ考えてしまった。

「えーっとですね。これでもう一回測ってもらえますか」と警備員さんが言った。

家庭にある普通の体温計を僕に差し出した。

「脇にさして使うやつですよね」当たり前なんだけど、一応確認した。アホみたいだが、一応ね。

「そうです」警備員さんは軽く薄笑いを浮かべていた。

一分くらい経って、ピピとなる。出して見ると、36.1℃ 

「あっ、大丈夫ですね。通っていいですよ」警備員さんにそう言われた。

ハハハ、なんだよ。ビビらせやがって。

「あのモニターおかしいんですか」と僕は聞いてみた。

「ええ、そうなんです。外気の温度が高いと、体温が高く出るみたいで」警備員さんが言った。

それを聞いたとき、何でも最新型がいいわけではないな、と思った。

夏に使えないなんて、役に立たないじゃん。

やっぱり、昔ながらの体温計が最強なんだな。アナログアナログ。

でも、間違ってるにせよ体温が高く出ると、健康なくせに急に具合が悪く感じるのは、やっぱりアホなんでしょうね。

つくづく自分が情けなくなります。

コメント (3)
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