フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

キレやすい人たち

2020年07月28日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

月曜日の朝、連休明けで仕事やりたくないなと思いながら、歩道を自転車でゆっくり進んでいた。

前の方からスマホを見ながら、こっちに歩いてくる若者がいた。二十歳くらいだろうか。

そして、僕と同じ進行方向にお爺さんが歩いていた。七十代後半くらいかな。

あっと思った瞬間に、お爺さんが正面から若者にドンとぶつかった。

たぶん、わざとだ。

若者はスマホを道に落とした。

その場に、一瞬、緊張感が走った。

若者はスマホを拾い上げて、壊れていないかを確認して、お爺さんを睨みつけた。

僕は、すぐに自転車から降りて、「大丈夫ですか?スマホは壊れていませんか?」と若者に言った。

若者は「大丈夫です」と言った。僕はお爺さんの方に向いて、「大丈夫ですか?」と聞いた。

お爺さんは、僕を無視してスタスタと歩いて、前に進んでいった。

若者は、お爺さんを追って、何か文句を言いに行こうとした。

しかし、僕は頭を横に振り、やめたほうがいいという合図をした。

若者は、なかなか冷静で利口な子だった。僕の言うことを聞いて、不毛な争いをやめたようだ。

たしかに、スマホをみながら歩いているのは悪いことだと思う。

しかし、わざとぶつかるのは、ちょっと危ないのではないか。

お爺さんはスマホを見ながら歩いている若者に、キレたんだと思う。目が怒っていたから。

でも、あれはやりすぎですね。まあ、何事もなく無事で良かった。


最近、キレやすい高齢者というワードを目にする。

もちろん、すべての人がそうだとは言わない。しかし、データー上も、その傾向が明らかである。

平成30年の犯罪白書によると、高齢者の傷害・暴行事件が増加しているそうだ。

傷害と暴行は、怒りによって、引き起こされる。

そして、怒りのコントロールは、脳の前頭葉が関係している。

前頭葉は、理性をつかさどる部分で、怒りにブレーキをかける働きがある。

悲しいことだが、40歳をすぎると、だんだん前頭葉が萎縮して、衰えてくるそうだ。

じゃあ、前頭葉の衰えを防止するためにどうすればいいのか?

まず、家事がいいそうです。料理・洗濯・掃除です。

家事は、限られた時間で効率よくやらないといけないから、前頭葉を鍛えるのにいい。

つぎに、おしゃべりです。人と話すことで前頭葉が鍛えられる。

また、ブログを書くのも、論理を組み立てるので前頭葉にいい。


ここから分かることは、主婦はなかなか前頭葉が衰えないということですね。

家事をしなかったり、あんまりしゃべらない男が、問題なわけです。

だから、キレる高齢者は、女ではなく男が断然多いわけです。

分かりました。

頑張って、家事をします。以上。よろしく。

コメント
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