個人差はあると思いますが、男って不安耐性が強いんですよね。
不安耐性とは、不安に耐えれる力です。
たぶん、すぐに死ぬように出来ているからだと思います。
すぐ死ぬとは、原始時代から狩猟や戦争など、命を落としやすい環境にあったということです。
それで、かなり危険な状態にあっても、何とかなるさ、と考えてしまう。
これに対し、女性は不安に弱い。男に比べて、すごく弱いと言われています。
女性は、男に比べて、体が小さい。それでも子供を育てていかなくてはならない。
だから、現実的な考え方をする。
現実的な考え方をするためには、まわりのことがすべて分かっていなくてはならない。
そういう理由で、女性は知らないことに耐えられない。
女性は男性に比べ、知らないことに全然耐えられないそうです。
知らなくて先が見えないと、不安になります。
これから先どうなっていくんだろう?と。
こういうふうになるのが女性です。
あまりに不安が強いと生活に支障をきたす場合がありますよね。
では、不安を和らげる方法について考えましょう。
今までも色々提案してきましたが、こんどは具体的で古典的な方法です。
1、すばり深呼吸です。タイマーを1分から10分(自分にあった時間)をかけて、目をつぶる。
椅子に座ってても、寝ててもいいです。
鼻からいっぱい吸って、ゆっくり口から吐く。意識を呼吸に集中してください。
呼吸のこと以外なにも考えないようにしてください。これがマインドフルネス瞑想です。
2、口角を上げて笑顔を作る。できれば声を出して笑ってみる。
無理にでも笑うと、脳が嬉しいと錯覚します。
3、不安に思うことを紙に書き出してみる。とにかく気が済むまで書いてみる。
書き終わったら、ビリビリ破ってゴミ箱に捨てましょう。それでかなりスッキリします。
でも、それらの方法も、一時的には不安は解消しますが、完全に不安を取り除くことは出来ません。
人間はいろんなことに安定を求めるように出来ています。
でもね。安定なんてないんです。一寸先は闇で、なにが起こるか予想なんて出来ません。
だって、今頃、日本ではオリンピックを楽しくやっていたはずですよね。
まさか、コロナでオリンピックが延期になるなんて、誰も想像していなかったでしょう。
先のことはわからないんです。
だから、発想を逆転させましょう。
先が分からず、変化しているときのほうが、一番面白いと。
たしかに変化しているときは、不安です。しかし、状況に適応しようとする。
それがスキルアップにつながる。
不安なときこそ、自分が向上するチャンスなんですね。
実際、不安が多い人ほど、社会的に成功する可能性が高いそうです。
不安が強すぎるときは、さっきの方法で緩和して、ごまかす。
しかし、完全には無くならない。だから、それを逆手にとる。
これがベストだと思いますね。