こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

究極のブレンド米だったのに・・・

2008年12月17日 08時54分22秒 | Weblog
先日、自分の部屋に置いて合った、数種類の食べ比べようのお米が、中途半端に余っていたため、適当にブレンドして、食べてしまうことにした。
正直言って、精米してから日数もたっていたし、単品では際立った物でもなかったことから、全く食味的には期待していないし、ブレンド比率も気にしていなかった。

ところが、炊き上がったときの艶は、今年のお米の中でも一番の艶が出ていたし、香りも、甘い香りが部屋中に広がるほど。
ご飯を口に入れたときに感じる米粒感も、硬すぎず柔らかすぎず、でも、今まで表現していたモチモチ感ではない。
さらに、ご飯をかみ締めると、口の中に広がる甘さと旨味も、今年の全ての銘柄米を超えて、最も際立ったものだった。

当然直ぐに、どのお米を混ぜたのか調べようとしたのだが、本当に適当に、それこそ品種も見ないまま混ぜてしまったため、調べ上げることが出来なかった。

その後何度か、あの時部屋に置いてあったお米を思い出して、色々と比率を替えて炊いてはいるのだが、未だに、あの時の美味しさには出会えていない。
残念である。
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プロじゃないね

2008年12月17日 08時33分46秒 | Weblog
 飲食店から電話の問い合わせで、「水が冷たくてイヤだから、無洗米で美味しい無いかな?」と言われた、自分としては、一瞬でブチ切れて、「プロが水を冷たいと言うのは、何事ですか。手抜きな気持ちで料理されても、美味しいとは思わないし、お客さんだって喜ばない」と怒ってしまった。
飲食店も、安易な発言だったと、申し訳そうにしていたけど、こう考える時点で、プロとしては失格だと思う。

お米は研ぐ力加減や時間などで、その店の味が出るもので、その違いが店の実力の違いなのだ。
そんなことも忘れてしまっている飲食店なんて、お客さんが離れていって当然だと思う。
もう一度、原点からやり直したほうが良いのではないだろうか。
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