こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

やっぱり9割がオフレコ内容となってしまった

2008年12月11日 23時26分40秒 | Weblog
 たぶんそうなってしまうだろうとは思っていたのだが、まさか9割がオフレコ部分となってしまうとは考えていなかった。

今の食生活からすると、「栃木コシヒカリ」と栃木の新しい品種の「なすひかり」は売れても当然と言う思いが自分にはある。
なのに、東京から栃木を見ていると、なぜ行動を起こさないのかが疑問でしょうがないのだ。

だから前回の日光もそうだったし、今回の塩野谷でも、伝えたい思い、知ってもらいたい思いが、生産者の前で話し始めると、堰を切ったように口から溢れ出てきてしまうのだ。

栃木は、いつまで業務用米の産地として生きていくつもりなのだろうか。
このままでは10年後には、産地としての力は無くなってしまっているだろう。
ブランド産地として生きていきたいのなら、「動くのは今」「甦るのは今なのだ」
そのことについては、生産者にも農協にも全農にも、講演会の中で、何度も何度も繰り返して伝えた。

自分としては、絶対に動いて欲しいと思っている。
このまま衰退していくには、あまりにももったいない産地なのだから。
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少しでも早く戻ってきたい

2008年12月11日 05時04分58秒 | Weblog
 栃木での講演は14:00-16:00の2時間。
でも今日は、18:00から、ホクレンとの打ち合わせにもなっているので、講演が終わったら、そのまま駅に向かうつもりでいるのだが、それでもやはり、18:00までには戻ってこられないだろう。
最初からホクレンには、「今日は栃木に行っている」と言ってあるので、若干遅れても文句は言わないと思うし、自分が気にしている問題はそこではない。

自分としてはホクレンに、言いたいことが山ほど、本当に山ほどあるので、少しでも早く戻って来て、徹底的に話したいと思っているからなのだ。

本当に、どうするつもりなんだ、今回のミスは・・・・
いくら自分でも、作戦は無いぞ!
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今日の講演内容はオフレコ

2008年12月11日 04時51分58秒 | Weblog
 今日は栃木県さくや市で、「売れる産地の行動パターン」というタイトルで、他産地のブランド化の成功事例や失敗事例について講演をする。
当初は、栃木県の新しい品種の「なすひかり」のブランド化について話をする予定だったのだが、つい最近になって変更となったのだ。

よって、自分が手がけている、佐賀県・北海道・茨城県・埼玉県・新潟県佐渡などの、ブランド化の現状ついての話をする予定なのだが、この話をするとなると、1歩間違うと産地批判となってしまうこともあるので、普段なら、フルオープンしている講演会なのだが、今回に限ってはオフレコとしたのだ。

もっとも、ブログでは言いたい放題言っているので、自分としても「何をいまさら・・・」という気持ちもあるのだが、公の場での話となると、注意をしておいたほうが良いと考えたのだ。
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佐渡としての独自ブランドをしていく

2008年12月11日 04時43分41秒 | Weblog
 昨日は、新潟県佐渡から、わさわざ東京まで出てきてくれて、「朱鷺と暮らす郷」を、来年からの本格的にブランド化するための打ち合わせをした。

「朱鷺と暮らす郷」は、佐渡コシヒカリなのだが、農薬の使用量を8割まで減らした「生き物を育む農法」で栽培されていて、佐渡の中でも、もっとも環境を考えたお米である。
ここまでこだわっているお米なのだから、本来なら、佐渡だけでなく新潟県の将来のためにも成るものなので、新潟県としてもバックアップがあっても良いものなのだが、全農新潟からの「いやがらせ」に近い締め付けと、妙にピリピリとした監視が強いので。自分としては不思議でしょうがない。

 締め付けなどが無いと考えていた当初の計画だと、新潟県の県名を前面に打ち出したブランド展開を考えていたのだが、これではどうにもならないので、「朱鷺と暮らす郷」については、新潟県の中のブランド米を目指すのではなく、新潟県の県名を消した「佐渡」としての独自のブランドを目指す事になるだろう。

「魚沼コシヒカリ」が売れなくなってきているという現実があるのだから、新潟県としても、魚沼を復活させるのか、新しいブランド米を作り出すのかの、厳しい選択をしなければならないと思うのだが、自分としては、どちらも実行する気が無いように見えている。
そのような中では、とてもではないが、新潟ブランドとして「朱鷺と暮らす郷」をブランド化することは不可能だし、このままだと近いうちにあるだろう、新潟米ブランドの、崩壊の荒波の中に巻き込まれてしまう可能性もある。
だから、今から新潟県の県名を消して、巻き込まれないようにブランド化をしていく考えなのだ。
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