こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

まもなく田植えツアーの締め切りです

2009年05月18日 10時29分49秒 | Weblog
 6月6日(土)に、こうのとり伝説米の里、埼玉県鴻巣市の田んぼでこうのとり伝説米の、田植え体験ツアーが実施されることとなっていて、参加者の募集締め切りが20日とせまってきている。

「彩のかがやき」は、県の農林総合研究センターで平成4年に交配を行い、6年~7年にかけて沖縄県での二期作(年に二度稲を栽培すること)を利用して育種期間を短縮し、育成したブランド米で、愛知県で育成した食味の良い品種でコシヒカリの系統の「祭り晴」を母に、埼玉県で育成した病害虫に強い品種でササニシキの系統の「彩の夢」を父とした交配した、埼玉県のオリジナル品種。

食味としては「コシヒカリ」並と言われているが、比較的あっさりとした食感を持っている「コシヒカリ」だと考えると判り易いかもしれない。
よって、朝ごはん・和食・野菜料理・季節料理・郷土料理などで美味しいと感じる品種である。

さらに、埼玉県の将来を背負っている品種の上に、複数の病害虫に抵抗性を持っていることから、減農薬栽培による安全・安心な米づくりができるので、これらの特性を活かした栽培を推進している。

しかし埼玉県と言うと、安売り米のイメージや、縁故米のイメージが強すぎてしまい、どんなに将来性のある品種を作り出しても、消費地だけでなく地元でも、なかなか評価が上がらなかったのが現状である。
その中で「こうのとり伝説米」は、埼玉県の全てを背負って誕生したブランド米なのだ。

詳細については、さいたま農林振興センターのホームページを見てもらいたいのだが、大まかに言うと、○ 平成16年度から水田農業構造改革対策が始まり、米づくりは今までの「行政が中心となって、米の生産面積を減らす対策」から「生産者が中心となって、売れる米づくりへ取り組む対策」へと変わり。
そんな中、さいたま農林振興センターでは、①生産者の方がこだわりを持って作った品質のよいお米を、より高く販売できる環境を整え、②埼玉県で育成された良食味米「彩のかがやき」が、市場で正当な評価が得られるような取り組みを行うことが「売れる米づくり」への支援であるのでは、と考えた。
そこで、平成18年度から、当センター管内で米の作付け面積が大きい鴻巣市の生産者12名とJA鴻巣市、鴻巣市農政課、農林総合研究センターと協力し、米づくり改革支援室と連携して、極良食味・極良品質「彩のかがやき」生産・販売プロジェクトを立ちあげたのだ。

田植えが行われる場所は、埼玉県の鴻巣市。
都心からも近いところなので、授業でお米の勉強をしている小学生がいるご家庭や、お米に興味を持っている皆さんは、ふるって参加してみてはいかがでろうか。
田植えに参加したご家庭には、自宅で出来る「バケツ稲セット」も貰えるそうである。

こうのとり伝説米 http://www.pref.saitama.lg.jp/A06/BX06/suishin/keieisien/H19.htm

田植えツアー申し込み
http://www17.plala.or.jp/umai_kome/information.htm
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