こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

お年寄りを悲しませる米

2009年05月08日 10時27分45秒 | Weblog
 鎌倉市に住んでいるというお年寄りから、「近くのスーパーで買ったお米で、他のお米よりも高かったかし、魚沼コシヒカリと書いてあるから、美味しいのだろうと思って買ったのだが、ワラを噛むようで、一口しか不味くて食べられなかった。苦労してきた為、美味しくなくても捨てることも出来ず、本当に困っていたら、近くの子供がいる人が貰ってくれたので、やっとお米を無くすことができた。少なくて悪いんだけど、ほっとするような美味しいお米を2kgをってもらえないだろうか」と電話があった。

魚沼コシヒカリの品質の悪さについては、自分の店のお米でさえも、クレームになることが多いので、十分に承知しているので、不味さの責任については、半分は産地にもあると思うが、一口しか食べられないお米を販売している業者とは、いったいどこなのだろうか。
ましてや、クレームが多いといっても、ブランドを名乗っている、魚沼コシヒカリとして店頭で売るのであれば、それなりの神経は使わなければならないのは当然のことである。

産地も、ブランドを守り続けたいと思う気持ちがあるのなら、品質の悪いお米については、一切流通に乗せないようにしなければならないと思うし、ブランドを名乗っているお米を販売する業者についても、品質の良いお米だけを、選んで販売するようにしなければならないと思う。
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