こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

良いスローガンだと思った

2011年07月02日 15時31分53秒 | Weblog
7月26日に富山県農協会館8階大ホールで、「ほおばる幸せ 富山米」生産者推進大会が開催されることになっていて、自分がその中で「消費者に評価される富山県産米」という内容で講演をする事になっている。

そのため資料作りを始めたところなのだが、そこで感じたのが、大会のスローガンとなっている「ほおばる幸せ」という言葉。

「ほおばる」という言葉を、自分は久しぶりに聞いたと思う。

いや、たぶんお米の話をするときには、意識せずに、当たり前のように使っているのだろうとは思うのだが、あらためて文字になったのを見たとき、妙に新鮮だったのだ。(震災で気持ちも沈んでいたし)
その上、子供が笑顔でおにぎりを食べようとしている光景が、ぱっと目の前に広がって見えたのだ。

近頃は「売れる米づくり」とか「TPP対策」等という重たいタイトルが多い中で、良いスローガンなのではないだろうか
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南魚沼での講演資料を作成した

2011年07月02日 13時54分09秒 | Weblog
7月7日に、新潟県の魚沼みなみ農業協同組合営農センター2階大会議室で、消費者のコメの購入動向や全国各地のコメ産地の地域ブランド化の取組等を踏まえ、「魚沼コシヒカリ」のブランド再構築の取組方策についての提言ということで「これからの魚沼コシヒカリに期待すること」という講演をする。

3月11日の震災によって、お米の流通などは大きく変わってしまったため、今こそ各産地には、自分たちの進むべき道を明確にして、シッカリと行動してほしいと思っていたときに、日本の米を引っ張る最大産地から講演の依頼が来たのだ。

だからこそ、最新の最良の情報を伝えたいと思っているのだが、やはり現在の米業界は暗闇の中のため、最新はあっても最良ではない情報ばかりしかなく、その中で、最大産地に提案する内容となると、情報として寂しいものばかりしかないのが残念である。

今回作成したページ数は89ページ。
魚沼こしひかりというブランドを再構築するに当たって、知っていてもらわなければならない消費地の現状と産地とのズレ。
原発事故による消費者心理。
現在のコシヒカリの評価とブランドのポジション。
そして、再構築するに当たって必要な考え方などを話してこようと思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする