こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

みんなが驚いたのかな

2011年10月08日 14時50分22秒 | Weblog
火曜日に書いた「考え直す時が来た」の以降、2日間ブログが止まっていたのだが、なぜか訪問数と閲覧数が、いつもよりも増えていたのだ。

その事を知り合いに話したところ、「このブログが米屋の間で話題となり、何が起こったのか」と見に行った人が多かったのではという事だった。
それを聞いて、「あぁ。なるほど」と理解しながらも、「こんなことで、いちいち動揺しているんじゃないよ」とも思ってしまった。

動揺してしまった人は、自分が作ったブランド米に頼り過ぎていると、少し考えた方が良いのではと思う。

確かに、自分が作ったブランド米は、誰が仕入れて販売しても、消費者からの評判が良く、まず文句が出る事が無い。
だから、お米屋さんごとに地方を歩いて、これはという産地を見つけてくるよりも、全てにおいて早いし楽である。
でも、それに頼り過ぎていると、もしも自分が考え方を変えてしまったとすると、とたんにお米の仕入れができなくなってしまうという、リスクも知っているはずである。

自分が作ったブランド米を、他のお米屋さんが販売してくれるというのは、自分としても嬉しいし、産地のためにもなるので、止めてしまおうという気持ちは持っていない。
しかし、人には言えないが、色々と裏ではあるものなので、愚痴をこぼしたとしても、いちいち驚かないでいてほしいと思うのである。
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一本釣りが蔓延っている

2011年10月08日 11時46分07秒 | Weblog
自分が作ったり作っているブランド米産地で、特にブランド化の良い方向に進んでいる産地を中心に、違う業者が狙いをつけた生産者1人1人に個別に交渉して、自分たちが進めているブランド化のルートではなく、個人のお米として契約してしまう「一本釣り」が目立っている。

全国に通用するブランド化を進めていく中では、個人の勝手な行動は許していない。
生産者も、その事については十分に理解していると思うのだが、やはり現金を突き付けられてしまうと、舞い上がってしまうのが現実。

気持ちは良く判ってはいるのだが、造反は造反で、ブランド化の足並みが揃わなくなくってしまう危険性がある事から、ブランドメンバーからは外していく事になるだろう。

これ以上、造反が増えなければ良いのだが。
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