こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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自分も意味が判らない

2011年10月12日 10時36分54秒 | Weblog
経団連の米倉弘昌会長が、11日の記者会見の場で、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加表明について「一日も早く交渉の場につき、農産品の段階的な関税引き下げなど日本の要望を示すべきだ」と述べ、 早期の表明に慎重な姿勢の鹿野農相に対し「農業をつかさどる大臣が弱腰では困る」と苦言を呈し、「民主党内も選挙を考えずに国益を考えてほしい」とコメントしたそうである。

これに対して鹿野農相は、同日夜に記者団に対して、「(弱腰とは)意味が分からない。全然どういうことか分からない」と強い不快感を示した。また、選挙についての発言に対しては「そういう視点で(慎重論を)申し上げているわけではない」と述べたそうである。

自分は鹿野農相を支持しているわけではないが、一連のTPP参加への慎重論についても、この反論に対しても、賛成であり、経団連の米倉弘昌会長の発言の方が、明らかに間違っていると思う。

高齢化していて後継者がいない日本の農業、さらには福島県、宮城県、岩手県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県の深刻な現状と、見えない将来を考えると、今は慎重論を言って当然のことだと思う。
経団連の米倉弘昌会長は、農業の置かれている現実を、完全に理解しているのだろうか。
知り合いに、親族に、生産者は誰1人としていないのだろうか。
1人でもいれば、こんな言い方は、日本の農業に対して、産地の生産者に対して、あまりにも侮辱しているコメントだと気が付くのではないだろうか。

TPPについては、シッカリとした考え方を持っていれば、後から参加したとしても、参加国に対しても説明が付くと考えられるし、受け入れてもらえると考えられるし、そのくらいの説明すらできないようでは、参加しても、参加国に振り回されてしまうだけだろうと想像がつく。
説明が出来ないから、一日も早く交渉の場につかなければならないという、間違った考え方になるのではないだろうか。
コメント
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