合鴨米がほしいのですが、紹介していただけませんか?
というメールが入っていた。
自分も以前は、合鴨米コシヒカリを販売していたが、10年以上前に販売をやめてしまっている。
コスト、流通量、品質、食味などが安定しないという問題もあったが、鳥農法の限界を感じてしまったからだ。
それは「鳥インフルエンザ」。
毎年、どこかの地域で問題となり、大量の鳥が破棄されている。
対策を取っていても、絶対は無い。
もはや、避ける事は出来ない時代になったと思う。
厳しいが、地域で1度でも発生させてしまったら、ブランドは終わると思う。
イメージを復活させる方法が、なかなか思いつかないからである。
そう考えると、産地リスクが高過ぎる。
バクチをしているみたいなものだと思う。
全国で産地の限界が近づいている。
失敗は命取り。
「ほしい」とは言えない。