"自分がブランド米作りのノウハウを教え、産地のためにと、色々と宣伝等もしたのだが、その後、疎遠となっている産地がある。
風の噂で、「かなり苦戦している」と聞こえたので、助けてあげようと道を作ってあげた。
さらに、話がスムーズに進むようにと、事前に、産地の事、品種の事、品質の事、さらに、自分がブランド化をした事等を、相手に伝えておいた。
ところが、いざ交渉となり、ブランド米としての基準や、考え方等についての質問をしても、自分が関わっていた事は一切口にせず、自分が作ってあげた品質基準等も全て無視をした、内容の無い、つまらない解答ばかりだったらしい。
相手は、もっとレベルの高い話が出来ると思っていたため、かなりガッカリとしてしまい、せっかく作ってあげた道も、閉ざされてしまった。
疎遠になっているのだから、自分を斬り捨てているのかもしれない。
それならそれで構わないのだが、栽培や品質等の基準までも、合わせ切り捨ててしまうのは、間違いでは無いだろうか。
環境保全等の情報だけで、小さな産地が生き残って行くのは、流石に難しいのでは・・・"