"11月の「大嘗祭」で使う新穀を栽培する「斎田」の都道府県を決める「斎田点定の儀」の産地が、京都と栃木に決まった。
なので、「京都と栃木のお米についてコメントをしてほしい」とマスメディアから連絡がきている。
しかし、さすがの自分も、「大嘗祭」に使用する産地について、コメントする事は出来ない。
「全体的な話でも」とも言われるが、それでもコメントする事は出来ない。
産地のブランド戦略とか、美味しいお米についてとかのコメントとは、訳が違う。
米屋ごときが語れるレベルでは無いのだ。"
「秋田県が2022年度の市場デビューを目指す、秋田県オリジナル品種の極良食味米「秋系821」のブランド化戦略を練る、「秋田米新品種ブランド化戦略本部」が9日発足しました。
その戦略本部は、佐竹知事が本部長、委員にJAや生産者、流通業者、コメの専門家などの20人で構成され、会議は非公開で行われたそうです。
なぜその戦略に、西島さんが入っていないのですか。
もしかしたら、ご辞退させたのでしょうか。
秋田米の栄枯盛衰の全てを知っている米穀店は、全国で探しても西島さんだけではないですか。
その西島さんが入っていないのであれば、この新品種は絶対ブランド米にはなれないと思います。
岩手県と同じ失敗を秋田県もするのでしょうか。
何とか参加してもらう事は出来ないのでしょうか。」
と言うメールが土曜日の朝届いていた。
なので
「ブランド米についての考え方や戦略の考え方は、秋田県が考えて、秋田県が戦略委員を全国から選びます。
ですから、自分ではどうする事も出来ません。
秋田県にとっては、失敗が許されない最後の品種だという事を、秋田県が一番よく知っているはずです。
なので自分は、以前から秋田県に対して、「参加したい」という意思表示はしていました。
それでも選ばれなかったという事は、自分よりも秋田県について、秋田米について、ブランド化戦略について、知識を持っている人が、他にいたからだと思います。
そして、もうデビューの時の戦略まで、出来上がっているからだと思います。」
と返信をした。
自分としては、本当に参加したかったので残念ではあるが、こればかりはどうにもならない。