こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

やっぱり、しょうがないのか

2009年04月15日 08時30分31秒 | Weblog
 バイオのノートパソコンに入れてあるウイルスソフトの具合が悪いのか、数ヶ月ごとにメールソフトにトラブルが発生してしまい、今回も1週間ぐらい前から、メールソフトを起動するとエラーが出るようになってしまっていた。

ウイルスソフトメーカーにも問い合わせをして、色々と対策をとってみたのだが、最初の頃よりは偉ーの発生頻度としては少なくなったものの、やっぱりしばらくするとエラーが出てしまうのだ。

ソフトが壊れているというのなら、交換すれば良い事なのだが、色々と調べてもソフト自体には問題がないし、メールソフト自体にも問題がないのだ、よってメーカーとしては「相性の問題」という事になってしまうらしく、どうにもならないという結論となってしまった。

パソコンはWindowsになる前から使い続けているため、相性の問題というのは多々経験しているが、これだけ発展した今になっても、まだ相性の問題というのは、解決できない事なんだな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっぱり多いいからかな

2009年04月13日 08時32分22秒 | Weblog
 先週、店内で使用しているパソコンのキーボードが壊れてしまったので、新しいキーボードに買い換えたのだが、そのキーボードには、水抜き穴が付いていたのだ。

以前、自分の部屋のキーボードにお酒をこぼしてしまい、大変な事になってしまったのだが、水抜き穴が付いたという事は、こんな事をしでかす人が、思った以上に多いということなのだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一つの時代が終わったのだから、自分も一緒に

2009年04月12日 14時30分33秒 | Weblog
 先週の金曜日に、佐賀県首都圏営業本部の訪問があったので、その時に「疲れ切ったから、佐賀から手を引きたい」と要望をした。
といっても、佐賀米の販売を止めてしまうというのではなく、平成8年から実行していた販売計画をストップさせて、他の米穀店と同様の「佐賀米販売店」になりたいと言う事を願い出たのだ。

佐賀県とは、お米の法律が大きく変わった平成8年からの付き合いで、東京での販売が全くなかった佐賀米を、ブレンド米としてではなく、単品銘柄のブランド米として東京市場で認知されるように、さらには全国に通用するブランド名として広げていく事を続けていた。
当時の東京市場は東北中心の市場で、九州のお米については、新米時期だけの販売で、それも宮崎県・鹿児島県のみが1ヶ月間程度販売されているだけだった。
その市場で、全く無名の佐賀米を、それも新潟県米並の価格で販売し始めたのだから、簡単なはずがなく、毎月のように当時の担当者と、話し合いや打ち合わせを繰り返していた。
その中で誕生した販売計画が、一時期同じ事を考えていた他の農協や経済連に、「参考になる」と言われて、資料の文字が潰れて読めなくなるほどにコピーが繰り返されながら広がって行った「佐賀米販売計画」というもので、これがスズノブプロジェクトライスを作り上げるベースとなったのだ。
それゆえ当時は、他県がうらやましがる程に、佐賀とスズノブは1枚岩のようにシッカリと結びついていたのだが、それも、産地が農協合併がを繰り返し、産地のシステムが変わっていくにつれて、弱くなって崩れていってしまった。

その後も、佐賀とは情報交換は続けていたのだが、当初の頃の様には戻れないし、当初のままの自分の考えは、いつのまにか佐賀ともズレ始めてしまっているよう感じ始めて、自分もややこしい問題や計画を言わなくなってしまったし、佐賀にも出向く事をしなくなくってしまった。
そうなってしまうと、さらに傷は広がっていってしまうもので、ついには、昨年11月13日のブログに書いた「県庁さん。佐賀で自分を知っている人は、もういないんだよ」の通りで、今の佐賀県で、スズノブを知っている人は、ほとんどいなくなくってしまった。

そのため、「自分としても立場を明確にするべきだ」と、昨年から考え続けていたのだが、今回、始めて佐賀米を東京市場で販売した時の担当者が、お米とは全く関係ない部署に移動となった事から、自分としては「完全に1つの時代が終わった」とハッキリと感じ取れたので、今回の要望となったのだ。

これで、佐賀米の今後の展開や計画などからは退く事になるが、佐賀には非常に感謝している。
これからは、佐賀米販売店として、よろしくである。

いや、もう「よろしくお願いします」という立場だな・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブランド化している最中に、なんで人事異動があるのか?

2009年04月10日 08時41分55秒 | Weblog
 毎年起こっている事なのだが、将来の生き残りをかけているブランド米を作っている最中に、その中心人物が人事異動となる事が多いのだか、なぜなのだろうか。

ブランド化は1~2年程度で出来る物ではない。
成功か失敗かをも極めるだけでも3年はかかってしまうし、ブランド米となったと確認できるのには、5年以上の時間が必要となる。

会社や組織にいる限りは、人事異動は当たり前の事なのだが、産地の将来がかかっている大事な時期に、その中心人物を外してしまうというのは、誰が考えても、産地にとってはマイナスにしかならないだろう。

この数年間で、自分が仕掛けているブランド米産地の人事異動は、なんと6産地もあった。
何処もそうなのだが、自分が仕掛けているブランド米ではないためか、後任のブランド米に対する意識は、前任ほどにはない。
自分としては、動き始めてしまったブランド米のため、前任後任関係なく、同じ思いで動いて行きたいのだが、意識の違いから、残念ながらそれが出来ない。
そのため、どうしても一歩下がったブランド米作りしか出来なくなってしまっているため、人事異動があった産地のブランド化は、大半が失敗し始めてしまっている。

日本のお米が余ってしまっているという現実からすると、全ての産地が生き残っていける事はないだろうとは思うが、それでも自分は、1つでも多くの産地に、将来もお米を作り続けていって欲しいと思ってはいる。
しかし、産地の体制がマイナスに下がっていってしまうのであれば、それは諦めるしかないのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

倒れるような稲を作るな

2009年04月10日 08時13分18秒 | Weblog
 水曜日の夕方に、玄米色彩選別機の横にある、未熟米・緑米・シラタ米・雑穀・着色米などの、除去された駄目な玄米が溜まる容器の中に、玄米粒の6割程度の大きさの小石が、大量に入っている事に気が付いた。

自分が玄米色彩選別機を操作していれば、その場で、どの銘柄米に入っていたのか、直ぐにチェックができたのだが、そうではなかったことから、その後大問題に。

「午後の何時頃までは見当たらなかった」など、時間をさかのぼって調べていったのだが、なかなか問題のお米にたどり着く事が出来なくて、水曜日はそのままとなってしまっていたのだか、木曜日になって、スタッフが玄米を量っていたところ、1つの銘柄米から、同じ小石が、まだ大量に玄米の中に残っているものを発見したことで、さらに事件が大きくなってしまった。

この産地は、昨年、稲にダメージを与えるような気象被害を受けていない事から、水田の中で稲が倒れてしまうような事は無かったはずである。
それに、今まで他の生産者のお米を扱っていても、一回もこんな事は無かったことから、この生産者に限っての事である事は間違いないだろう。

天候被害がないのに稲が倒れるというのは、肥料管理などの栽培ミスながあったのだろうが、素人が家庭菜園でお米を作っているんじゃないんだから、天候被害もないのに、稲を倒すんじゃないよ。ど下手くそ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玄米の品質が悪すぎる

2009年04月06日 07時52分17秒 | Weblog
 産地廻りが終わった事から、店での仕事に戻ったのだが、そこで毎日苦労しているのが、玄米を売り場に並べるためにする「玄米色彩選別」の作業だ。

お米を白米にしてしまい、全て袋詰めにして売るのであれば、この品質の悪さも気にはならないのだろうが、玄米で米粒を見せながらの販売となると、この品質の悪さは致命的である。

現状で、「玄米色彩選別」を必要としている銘柄米は8割り。
その中でも極悪銘柄米となると、30kgについて1.5kgが選別除去されてしまっている銘柄米すらある。

1.5kgも選別除去されてしまう銘柄米が、産地として見捨てられているC級産地なら「仕方が無い」とも言えるのだが、これが消費者が選んで買っている、A級産地や特A級産地だとしてら「仕方が無い」では済まされない。
現実には、A級産地や特A級産地の銘柄米のほうが品質がく、誰もが知っている特A級産地が、実は1.5kgも除去されてしまう産地なのだから、自分としては「大産地として恥を知れ」と言ってやりたい。

「温暖化によって品質が安定しない」「高齢化が進んでいて技術が追いつかない」「価格が安いから仕方が無い」など、産地や生産者は、この品質の悪さについて、いろいろな説明をするが、自分からすれば、「下手ないい訳」にしか聞こえていない。
なぜなら、それを消費者は買わなければならないのだから・・・

そろそろ産地も田植えの準備となっている。
今年秋のお米も、こんな見っともない品質だったら、自分としては店頭に置く事は出来ないな。
有名ブランと米だから、絶対に店頭に置かなければならないと言う理由は、何処にもないのだから・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日から4月

2009年04月01日 07時58分38秒 | Weblog
 今日から4月。あちらこちらでは、新年度となったことから、景気回復のためにと、「値下げ」に踏み切った店が多くあるそうだ。

消費者のためには良い事のように聞こえるが、みんなが揃って値下げをしてしまうと、再び「値下げ競争」となってしまい、結局は生産地や製造メーカーの利益が無くなってしまう結果になるのではと思ってしまうのである。

お米については、既に安売りの代名詞となってしまっている銘柄米は、価格を元に戻すには「時すでに遅し」という現状なので、既にどうにもならない。
しかし、新しく生まれようとしている銘柄米やブランド米については、消費地の動きや消費者の心理などを、シッカリと把握しながら計画していけば、安売りをしなくても、生き残っていかれるはずである。

今日から始まる新年度。
せっかくだからお米の業界も、過去の亡霊にとりつかれたままではなく、考え方を改めて、業界を新しく作り変えた方が良いのではないだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする