こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

あらら、残念

2011年10月03日 08時45分34秒 | Weblog
これも10月2日の読売新聞なのだが、「秋田県産米「あきたこまち」のPRのため、同県が1日に東京・JR有楽町駅前でおにぎり9000個を無料配布した際、包装フィルムに「コシヒカリ100%使用」と誤表示していたことがわかった。
県は「製造業者のミスだが、せっかくのPRの機会だったのに残念」としている。
県は、都内で開催中の県のPRイベントの一環としておにぎり配布を決め、全農パールライス東日本(本社・東京都千代田区)の千葉市の工場に製造を依頼。
この工場で扱うコメはコシヒカリが中心で、同日出荷するおにぎりからコシヒカリの表示を始めたため、あきたこまち約500キロ分のおにぎりにも同様の表示をしてしまったという。
県の担当者が誤表示に気付き、「コシヒカリではなく、あきたこまちの新米です」と言いながら配ったという。
全農パールライス東日本の担当者は「早期に秋田県に謝罪に行きたい」と話している。(原文のまま)」という記事があった。

秋田県と言えば、誰が何と言おうと「あきたこまち」。
良いも悪いも、あまりにも強い名前と存在感のため、新品種も誕生したりしているのだが、なかなか日の目を見る事が出来ず、まだ「あきたこまち」に、秋田県の将来を背負わしているのが現状。

その「あきたこまち」のPRのために配布したおにぎりに、「コシヒカリ」という表示があったとしたら、秋田県の人たちにとっては、かなりのショックだったことだろう。

スーパーの店頭価格も上がり始めていて、もしかしたら「スーパーの特売商品」と言われなくても良くなる、価格とポジションに変われる時かもしれない。

頑張れ秋田。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当然といえば当然だが、ありがたい

2011年10月03日 08時34分42秒 | Weblog
10月2日の読売新聞に、「細野原発相は2日、福島県庁で佐藤雄平知事と会談し、東京電力福島第一原子力発電所事故により拡散した放射性物質の除染の支援について、年間被曝(ひばく)線量が1~5ミリ・シーベルト未満の地域も含めて国が責任を持つ考えを伝えた。
政府は9月末、除染に関する国の財政支援は原則として年間5ミリ・シーベルト以上の地域とし、1~5ミリ・シーベルト未満の地域は放射線量の高い側溝など局所のみとする方針を示したが、県や関係市町村から不満が出ていた。
細野氏は会談で「除染の対象は1~5ミリ・シーベルトの地域も当然含まれる。我々の目標は1ミリ・シーベルト以下にすることだ」と述べ、従来の方針を転換する考えを表明。その後、記者団に「1~5ミリ・シーベルトの地域の除染は国が責任を持ってやる。どうやるかは市町村の考えにできるだけ寄り添いたい」と語った。(原文のまま)」という記事があった。

自分も9月末に発表された方針については、大いに不満があった事から、今回の考え方については、有難いと思っている。
でも、「どうやるかは市町村の考えにできるだけ寄り添いたい」という受け身的な発言ではなく、「こうしていく」という、シッカリとした発言は出来ないのだろうか。

本当に、じれったい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨年と比べて5キロあたり200円くらい値上がり

2011年10月02日 23時22分00秒 | Weblog
10月1日の読売新聞によると、全国農業協同組合連合会(JA全農)が、卸売業者などに販売している、2011年産のお米の価格が、昨年よりも1~2割高くなっていて、大手スーパーなどの店頭価格にも、影響が出始いるとのこと。

業者間でのお米の取引価格が上昇している原因としては、卸売業者などが、東京電力福島第一原子力発電所事故による、放射性物質の影響を懸念していて、安全なお米の確保を急いでいるため」と考えているようである。

JA全農が発表した、9月26日~10月2日の新米の相対取引価格は、山形県産のはえぬき(60キロあたり1万4500円)と、滋賀県産キヌヒカリ(同1万4800円)の上昇率が最も高く、前年同期より21%値上がりしたそうで、新潟県の魚沼産コシヒカリについては、5%高い2万2000円。
これ以外の、10年産と比較できる銘柄でも、多くが1~2割程度の上昇をしている。

この現実から、JAグループでは、「店頭での新米価格は、昨年と比べて5キロあたり200円くらい値上がりしている(都内の大手スーパー)」とコメントしたそうである。

自分が調べている結果では、スーパーでお米を購入する人たちの、5kgの購入価格は、平均2000円前後。
実際、スーパーに行っても、5kg2200円前後での販売品目が目立っているが、2000円を超えると、極端に売れ行きが悪くなると言われているとおりで、売れているという印象は無い。

これから、どこまで値上がりするかによっては、お米離れが始まるかもしれないな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ものすごく近い

2011年10月02日 18時45分57秒 | Weblog
「バリューライフフェア」の講演も4回目となり、これで今回の講演会は終わったのだが、今回は、今までの3回とは違った雰囲気だった。

一般的には、机と椅子が用意されていれば、その場所に座ると思うのだが、今回だけは、自分が使用するキッチン台に集まったのだ。
ということは、自分との距離は、一番近い人とでは1メーター程度しかななく、遠い人でも3メーター以内なのだ。

別に近くても構わないのだが、問題は声の大きさ。

大きな声を出さなくても、十分聞こえると思えるのだが、そんな声での講演はした事が無いので、どの程度の声で話せばよいかが判らないのだ。
だから、ついついいつもの、会場の隅まで届くような声で喋ってしまったのだが。一番前の人は、たぶん五月蠅かったであろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2日目の1回目

2011年10月02日 13時44分25秒 | Weblog
初日と違って、日曜日ということもあるのだろうか、聞きにきている人たちの年齢が広がったことから、話している内容は、昨日とほぼ同じなのだが、2回聴いている職員でも、たぶん違う内容に聞こえたかもしれないというほど、葉と、進行スタイルを変更してみた。

講演を終える前には、質問が沢山出てきて、最終的に、終わる時間をかなり延長してしまったことからも、その効果は出たのだろうと思っている。

余談なのだが、講演の始まりは、まだ眠そうな人もいたのだが、講演も半ばとなった頃には、全員が起きていて、多くの人が「ウンウン」とうなずく様子を見ていると、なんとなく「みのもんた」さんの気持ちが解ったような気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バリューライフフェアの2日目

2011年10月02日 09時58分45秒 | Weblog
東京ガスの「都立大学店」と「目黒店」で、「バリューライフフェア」が開催されていて、そこで自分が「お米の講演」をしているのだが、今日が、その2日目となる。

講演時間が1時間と限られている事から、話したい情報が多すぎる自分は、ついつい早口となってしまうので、今日は意識して話して行こうと思っているのだが、いつもいつもそう考えていて、実際にはほとんど出来た試しが無いことから、たぶん今回も同じになってしまう事だろう。

とはいえ、2日目ともなると、来店している人たちのタイプ等も、ある程度判っている事から、初日よりも気が楽になっているので、もしかしたら、微妙にはゆっくりと話す事が出来るかも知れないな。

とりあえず、頑張ってみよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2回目の講演を終えて

2011年10月01日 20時38分03秒 | Weblog
東京ガスの目黒店で「バリューライフフェア」の2回目を終えた。

1回目とは来店している人たちがタイプが、若干違っているように感じたので、2回目については、来店している人たちの表情を見ながら、話す内容を選んで講演してみた。
とはいっても、講演内容が決まっているので、大きく変更することは出来ないのだが・・・

2回目も、最初に福島県の現状の話をして、それからお米の話をしていったのだが、お米の保存のところで、「知り合いからお米をもらっている」と言う人が数人いたことから、具体的で効果的な保存方法を付け加えたりもした。

昔と違って、今は宅配システムが良くなったことから、知り合いからもらうお米の量が多くなってしまっているので、お米の保存の知識は大切。
最後まで美味しく食べきってもらいたいものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一回目の講演を終えて

2011年10月01日 13時27分14秒 | Weblog
10時半から1時間、東京ガスの都立大学店で、講演をした。

やはり、話の冒頭に福島の現状を伝えて、それから、お米の話をしていった。

自分としては、やや難しかったかな、という気持ちもあったので、これから講演する目黒店では、もう少し簡単に話してみようと思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安全性アピールするために

2011年10月01日 09時57分14秒 | Weblog
同じく日本農業新聞を見ていたら、全農福島が、独自にお米の検査をする事を発表していた。

内容は、「東京電力福島第1原子力発電所事故を受け、JA全農福島は今年産米について、県が行う予備調査、本調査のほか、独自に品種・地区ごとに調査を行う方針を固めた。
検査で、放射性セシウムが「未検出の銘柄」と「規制値未満の銘柄」の二つに区分。
未検出銘柄から出荷を始める。独自検査で安全性を消費者や卸にアピールするのが狙いだ。」とのこと。


全農福島によると、福島県の調査は、「ひとめぼれ」や「あきたこまち」など早生品種が中心となっていて、福島県の主力品種である「コシヒカリ」は対象となっていないのだとのこと。
このため「コシヒカリ」を作る生産者などから、「品種ごとの検査をしてほしい」との要望が挙がっていたのだそうだ。

全農福島としては、福島県が主体となって、品種ごとの調査するよう要請中しているそうなのだが、見通しが立たない場合は、全農福島として、独自検査に取り組む考えだそうだ。

これだと検査のサンプル数は、地区・品種ごととなるため、500点以上を想定しなければならないというが、 福島県の生産者の人たちの心情を考えると、どんな痔時間がかかろうとも、検査をしてあげた方が良いと思うし、消費者としても、1つの判断基準とする事が出来ると思っている。

大変なことだが、消費者の信頼を取り戻すために、前に進んでほしいと思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

除塩水田で稲刈り

2011年10月01日 09時45分46秒 | Weblog
日本農業新聞に「除塩水田」で稲刈りが始まった事の記事があった。

記事は、「東日本大震災で津波に襲われ除塩を余儀なくされた仙台市の沿岸部の水田で、稲刈りが始まった。
震災で多くの人が亡くなった上、除塩作業で田植えが遅れた。
さらに5月の大雨、9月の台風15号で水田が冠水するなどの被害もあったが、待望の稲刈りを迎えて農家は笑顔を見せている。(原文のまま)」というもの。

29日に稲刈りを始めた生産者は、「今まで助けてくれた人々に感謝したい」と米作りの幸せをかみしめる。経営していた21ヘクタールの水田はほとんど津波にのまれ、今年作付けできたのは4ヘクタール。このうち4割で除塩したが、出来はまずまずだ」といっているそうである。

水田の土と言うのは、1年間でどうなるものではなく、土が落ち着くまで、最低でも3年は必要となり、安定してお米が収穫できるようになるには、10年はかかると考えた方が良い。
生産者の人も、たぶんこの事は判っていると思うが、それでも農業を続けているのは、まさに生産者の言った言葉通りなのだろう。

数年間は大変であろうが、頑張り続けてほしいと思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京ガスで講演会

2011年10月01日 09時28分13秒 | Weblog
今日と明日、東京ガスの「都立大学店」と「目黒店」で、「バリューライフフェア」が開催され、そこで自分が「お米の講演」をする。

内容は、日本のお米、産地・銘柄、研ぎ方、炊き方、保存方法、食べ比べなど、各講演が60分なので、残念ながら、盛り沢山の話は出来ないので、今、一番消費者が知りたがっている内容について話をしていこうと思っている。

特に、お米の流通と安全性については、話さないわけにはいかないのだが、この話は、言い方を間違えてしまうと、産地に迷惑がかかってしまう事があるので、慎重に話をしなければならない。

でも、後の部分については、自分のペースで話して行こうと思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする