続き
富士見峠からの下りはあまりスピードを出すことができない。いくらスイスストップのブレーキシューでも限界値を超えたら、ツルツルパセラをロックさせてしまうからだ。そうそう、人生初の雨具の重ね着も大正解(^-^)v投資しただけの事はある!
PC3に着いてみると意外や意外、まだブルベライダーがいた。昨年より一時間近く遅れているにもかかわらずこんなに居る…ということは、きっとみんな雨で難攻しているに違いない。
ここでは軽く済ませ塩尻峠に向かう。前方を走る宮古さんちがラーメン屋に吸収。この時間、この寒さの中、ラーメン選択は大正解なんだよな~。でも湘南自転車オヤジは我慢してパス。
大社前を通過し、IC入口付近をパスしたら塩尻峠の上り開始。ヤビツと比べたらかわいいこの勾配。ただ気をつけなくてはいけないのが、コーナーの吹きだまりに堆積している砂山だ。この中にはどんな魔物が潜んでいるかわからないのだ。
やがてピークに達し、手短に身仕度をしたらすぐに下り始める。え!?(@@; 塩尻の下りってこんなに真っ暗だったっけ?520の2点灯を含む5灯フル点灯しても……………。 しっかりビショビショの路面は真っ黒で、雨に濡れた眼鏡は対向車のヘッドライトで乱反射してしまい何も見えない。恐る恐るサイコンライトを点け速度チェックしてみると28キロ(^^;; しかたない、何か踏んずけてコケるよりましであろう。
命懸けのダウンヒルを終え高出の交差点まで来ると、前方に光々と輝くホテルサンルートが目に飛び込んできてしまった。あ~温かいお風呂に入って温かいスープを啜りたいな~。禁酒しているからアルコール類はいらないけど。「DNF」一瞬この文字が頭の中を横断していった。う~んどっかいっちまえ~そんなクソ単語!
雨はだいぶ上がり、チョボチョボ状態となってきた。ようやく明るい兆しがでてきたかな? 折り返しまでおよそ20キロ。ここへ来てハンガーノック寸前の症状が出てきてしまった。完全に冒されたらダメージでかいので、直ぐのコンビニへピットイン。
和田アッコさんプロデュースのお弁当をいただく。アッコさんだから気合いの入ったお弁当かと思ったが、意外にも上品で驚いた。ボリュームから追求すると、やはりいつかいただいた石ちゃんのハンバーグ弁当に限る!? さ!腹も膨れ満足したのでいざ出発。
赤唐辛子号に跨がり3メーター進んだところで我が目を疑ってしまった!乗り心地フィーリングがおかしいので後輪を眺めて見るとまさかのパンク。オイオイ、雨の中を180キロ走り、夜を迎えまだ220キロを残してのパンクは勘弁してくれよ。心もペシャンコだ(T_T) 「メシくった後くらいはゆっくりしとけ、このドアホ!」 アッコさんからの温かいメッセージに違いない、とポジティブに考え作業開始。
ドロドロになりながらタイヤを外し、異物を探したが刺さっているものは発見できず。何か細いワイヤーでもひと突きしたかな?とりあえずチューブ交換をし、105psiまで入れスタート。いい食休みになった。
もう21時近い松本の19号は交通量が少なくなってきた。食事処に入る車のサンキュー事故の確率は減ったが、相変わらず松本ルールは健在であり、直前の右折は絶え間ない。でも一つ気がついた。右折しようとしている時にこちらの姿を認識すると急ブレーキを踏み込み無理強いはしない。これはファミレスから出てくる車もしかり。
一方、静岡県内の車は判っていながら無理強いをしてくるから始末が悪い。
ガツン!
ん?何か踏んずけた?小さな石ころみたいだったけどリム打ちフィーリングだ。え?まさか…。下車して後輪を指で押すと、またタイヤがブニョっと(@@; マジ?やっぱり何か魔物がタイヤに宿っているに違いない。今、ここで徹底的に魔物を叩き出すか、ポンプアップでしのぎ、折り返しPCまで行き着くべきか。重要な決断を下さなくてはいけない。
クローズとの兼合わせで、見通し指数はポンプアップに軍配が上がる。よっしゃ~90psiまでポンプアップ。空気が抜けきる前まで行ける所まで行く!
街灯が途切れた国道をイカ釣り漁船のブルベライダー達とスライドし、折り返しPCに着いたのが22時前。まだ数名のライダーが居た。レシート受領後、小悪魔を叩きだす作業に取り掛かる。今度こそ引っ張り出してやるぞ、小悪魔め!
続く・・・・
富士見峠からの下りはあまりスピードを出すことができない。いくらスイスストップのブレーキシューでも限界値を超えたら、ツルツルパセラをロックさせてしまうからだ。そうそう、人生初の雨具の重ね着も大正解(^-^)v投資しただけの事はある!
PC3に着いてみると意外や意外、まだブルベライダーがいた。昨年より一時間近く遅れているにもかかわらずこんなに居る…ということは、きっとみんな雨で難攻しているに違いない。
ここでは軽く済ませ塩尻峠に向かう。前方を走る宮古さんちがラーメン屋に吸収。この時間、この寒さの中、ラーメン選択は大正解なんだよな~。でも湘南自転車オヤジは我慢してパス。
大社前を通過し、IC入口付近をパスしたら塩尻峠の上り開始。ヤビツと比べたらかわいいこの勾配。ただ気をつけなくてはいけないのが、コーナーの吹きだまりに堆積している砂山だ。この中にはどんな魔物が潜んでいるかわからないのだ。
やがてピークに達し、手短に身仕度をしたらすぐに下り始める。え!?(@@; 塩尻の下りってこんなに真っ暗だったっけ?520の2点灯を含む5灯フル点灯しても……………。 しっかりビショビショの路面は真っ黒で、雨に濡れた眼鏡は対向車のヘッドライトで乱反射してしまい何も見えない。恐る恐るサイコンライトを点け速度チェックしてみると28キロ(^^;; しかたない、何か踏んずけてコケるよりましであろう。
命懸けのダウンヒルを終え高出の交差点まで来ると、前方に光々と輝くホテルサンルートが目に飛び込んできてしまった。あ~温かいお風呂に入って温かいスープを啜りたいな~。禁酒しているからアルコール類はいらないけど。「DNF」一瞬この文字が頭の中を横断していった。う~んどっかいっちまえ~そんなクソ単語!
雨はだいぶ上がり、チョボチョボ状態となってきた。ようやく明るい兆しがでてきたかな? 折り返しまでおよそ20キロ。ここへ来てハンガーノック寸前の症状が出てきてしまった。完全に冒されたらダメージでかいので、直ぐのコンビニへピットイン。
和田アッコさんプロデュースのお弁当をいただく。アッコさんだから気合いの入ったお弁当かと思ったが、意外にも上品で驚いた。ボリュームから追求すると、やはりいつかいただいた石ちゃんのハンバーグ弁当に限る!? さ!腹も膨れ満足したのでいざ出発。
赤唐辛子号に跨がり3メーター進んだところで我が目を疑ってしまった!乗り心地フィーリングがおかしいので後輪を眺めて見るとまさかのパンク。オイオイ、雨の中を180キロ走り、夜を迎えまだ220キロを残してのパンクは勘弁してくれよ。心もペシャンコだ(T_T) 「メシくった後くらいはゆっくりしとけ、このドアホ!」 アッコさんからの温かいメッセージに違いない、とポジティブに考え作業開始。
ドロドロになりながらタイヤを外し、異物を探したが刺さっているものは発見できず。何か細いワイヤーでもひと突きしたかな?とりあえずチューブ交換をし、105psiまで入れスタート。いい食休みになった。
もう21時近い松本の19号は交通量が少なくなってきた。食事処に入る車のサンキュー事故の確率は減ったが、相変わらず松本ルールは健在であり、直前の右折は絶え間ない。でも一つ気がついた。右折しようとしている時にこちらの姿を認識すると急ブレーキを踏み込み無理強いはしない。これはファミレスから出てくる車もしかり。
一方、静岡県内の車は判っていながら無理強いをしてくるから始末が悪い。
ガツン!
ん?何か踏んずけた?小さな石ころみたいだったけどリム打ちフィーリングだ。え?まさか…。下車して後輪を指で押すと、またタイヤがブニョっと(@@; マジ?やっぱり何か魔物がタイヤに宿っているに違いない。今、ここで徹底的に魔物を叩き出すか、ポンプアップでしのぎ、折り返しPCまで行き着くべきか。重要な決断を下さなくてはいけない。
クローズとの兼合わせで、見通し指数はポンプアップに軍配が上がる。よっしゃ~90psiまでポンプアップ。空気が抜けきる前まで行ける所まで行く!
街灯が途切れた国道をイカ釣り漁船のブルベライダー達とスライドし、折り返しPCに着いたのが22時前。まだ数名のライダーが居た。レシート受領後、小悪魔を叩きだす作業に取り掛かる。今度こそ引っ張り出してやるぞ、小悪魔め!
続く・・・・