数年前から気になっていた曼珠沙華街道。
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休耕田地方のある集落が始めた、沿道に曼珠沙華を植える取り組み、が隣集落にも伝わったそうで、新聞報道以上に長い距離の曼珠沙華街道になっていました。
おばちゃんにとって曼珠沙華は亡き父の命日花です。
おばちゃんの悲しみの涙目に写った赤い花、それが曼珠沙華でした。
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今年こそ街道へ曼珠沙華の花を見に行きたい!と、実家の仏前参りの序でに出掛けました。
そろそろおしまいかな?と思って出掛けましたがまだまだ楽しめました。
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曼珠沙華を楽しんだ帰りに、近くにお住まいの人生のお師匠さん(おばちゃんが勝手に名付けた)の温室へ。
出会った頃から、お師匠さんのような人生を歩みたいな❗️と願っていた方です。
お会いする度に“いくつになったか当ててごらん”が口癖のお師匠さん。
88歳と云われてびっくりしたのが先日のことのようですが、今年は96歳だそうです。
地域の公共施設などにお師匠さんの盆栽が飾られているのを見てはお元気そう、と安心していました。
実際にお逢いして、やはりお元気そう、と安堵しました。
“技の後を継ぐものがいなくて…”と、今、栽培中のコスモスの盆栽仕立てを見せてくださいました。
話を聞きながら、今年はもう間に合わないので来年、コスモスの盆栽仕立てに挑戦したいな、と思いました。
帰りには“最後のプレゼントになるかもだよ”と花鉢を持たせてくださいました。
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最後のプレゼントにならないはずの一鉢を大切に育てようと思っています。