自分が参加する数少ないレースの1つ、ニセコのヒルクライムレースに参加してきた。
40台も後半になって、年々体は衰えてゆくけども、この大会での自己ベストの更新がいつもの目標だ。
5:00に起きてオリンピックを見ながら「おはぎ」の朝食。
股関節周りをフトレッチしてから軽量化。ちょっとすっきり出なかったけども、まあよし。
忘れ物が無いかチェックして6:00に出発。
およそ2時間で倶知安の体育館裏の駐車場に到着。すでに8割方埋まっている。
ウオームアップを始めている選手もいてはやくも緊張感が漂っている。
車の中で電話していると、見覚えのある方(よっしさん)が人を捜しているような感じで駐車場内を自転車で回っていた。
声をかけうようと電話を切ったときには既に姿が見えなくなっていた。残念。
駐車場を一回りしたときに、でかつさんらしき方を見かけ、恐る恐る声をかけると、やはり「でかつ」さんだった。
がっちりと握手していただき嬉しかった。
siro_pugさんを探してみたが見つけられなかった。
レーパンに履き替えて自転車を組み立てて、預ける荷物をまとめて受付へ。
受付横の車検には既に長蛇の列。
ここで青パンダさんとSパンダさんにご挨拶。
受付で予約していた公式ジャージーを受け取って車検に並んだ。
今回の車検では自転車の重さを計っていたが、ボトルを挿したままで計って意味あるのかな?(笑)
自分のバイクは8.6kgで「そんなに重たかった?」とちょっとびっくり。
車検を終えて、山頂で受け取る荷物を預けて駐車場に戻る途中で、ちゃじさんに声をかけられ軽くご挨拶。
さっそく公式ジャージーにゼッケンを取り付け試着。サイズはピッタリ。
試走に行こうと車の鍵をかけたら、なんだかお腹のあたりがスースーする。
ジャージーのチャックが途中から開いてしまっていて、なんどやりなおしても同じだったので受付で交換してもらい、係の人にゼッケンまで付けてもらった。
係のみなさん、親切なご対応、ありがとうございました。
駐車場を経由してコースへ試走に出発。
心拍を170くらいまで上げておこうと思ったのだけど、心拍が表示されない。
時々表示されるけど、すぐに消えてしまう。
原因はセンサーの電池交換方法のTips(電池を抜いてから数分放置して当たらし電池を入れる)を知らなかった、というか、そんなこと今までやったことがなかったけども普通に動いていたのに。
とりあえず、50km/hくらいまでスピードを上げてみた。後ろを振り返るとちゃじさんが。
なんとこの大会は高校生のお子さんと一緒に参加との事。
アップを切り上げて駐車場を経由してS5の待機列に並んだ。
鶴見辰吾さんが近くにいて、おばさん軍団から連続ドラマの役名で黄色い声が飛んでいた。
今回は3グループに分かれてスタート。
S5は最後のスタート。
いよいよスタート。
クリートも綺麗にはまり、パレード走行開始。
かなりの数の選手に追い越されたが、前を走るバイクに追いつけるくらいの距離を保ち集団内で走行。
リアルスタート地点からスピードが上がったが、集団内で走っている限りは楽についてゆける。
でも、そもそも表彰台に届く力はないのだから集団内で走り続ける気はさらさらなく、レースを楽しむことを優先し、どこかでアタックしようと考えていた。
集団の右側に抜ける事ができたので、するすると前にあがり先頭へ。
そのまま少し上げて5mくらいリードしたまま少し走ったが、傾斜が増したところでお約束のタレタレでズルズルと後退。(笑)
このままもう少し頑張ってみてもよかったのかもしれないけど、もう一方で自己ベスト更新という目標もあるので、足を緩めた。
間もなく何人もの選手達に追い越され、ちゃじさんもどんどん前へ行き、自分はついてゆく事を諦めて見送るだけ。
同じジャージの方と「切れちゃいましたね」と二人で苦笑い。
この段階で集団は縦に長く伸びており、マイペースで走りやすくなった。
落ちてくる違うカテゴリーの選手に声をかけながら黙々とマイペースで登った。
自分は声をかけられたことはないけど、抜かれるときに声をかけられるのはどんな気持ちなんだろう?
実は迷惑なのかな?(笑)
去年は辛くて辛くてやめようと思ったワイススキー場の入口(道幅がせまくなるところ)でも、今年はまだまだ行ける気がしていた。
でも、ここでペースを上げたら最後まで保たない気がし、臆病風に負けてしまってそれまでのイーブンペースのまま黙々と。
試走のときにいやというほど道を埋め尽くしていた毛虫がほとんどいなかったけど、一匹だけ緑色の毛虫がいたのを覚えている。
さして辛いこともなく黄色と黒のガードレールが見えてきた。
ここがこのコースで最大の傾斜区間のはずなので、サドルの前に移動して強く踏み込んでクリア。
今年は緩斜面でシフトアップできる。加速できる。去年とは違う。
もしかしたら40分を切れるかもしれない。
でも、ペースは上げない。タレない速度で登り続けた。
残りの距離の表示が5kmからだんだんと減ってゆく。
このあたりで先頭集団から切れたときに声を掛け合った同じジャージの選手に追いついた。
声をかけてじわじわと抜いて、そのまま後ろから追われていると感じて少し加速した。
残り1kmでアウターに入れた。
残り500mの看板でラストスパート開始。
そのままゴールまで続くわけないけども、とにかくスパート。
行けるところまでいくしかない。
やっぱり残り200mで失速。(笑)
でも最後の100mに少しだけ加速。
ガッツポーズでゴールラインを超えた。
ゴール後に声をかけてくれた後続の選手に満足に挨拶も出来ずにセンサーを取り外してもらう場所でゼエゼエ。
楽しかった。
面白かった。
やりたい事をやった。
自分の走りが去年と違っている事がわかった。
いっぱいいっぱいじゃなかった。
歳をとっても、40歳代後半になっても、まだ記録は伸ばせる。
低いレベルだけども、自己ベストを更新できた。
来年も出よう。
師匠は風邪の影響で去年より3分も遅れてしまったらしい。
頂上では青パンダさんを見つけてご挨拶。かなり上位に食い込んだ雰囲気が。
登頂後に休憩している目の前には、ツイッターでフォローさせてもらっている「ふぁろう」さんらしき女性が。
人違いだったら恥ずかしいので声をかけず。
荷物受け取りに並んでいるでかつさんの膝の具合が心配だったので声をかけたけど、「大丈夫」とのことだったので一安心。
ちゃじさん親子と一緒にパノラマライン方面へ下山。
ミルク工房へ寄り道してアイス。美味しかった~。
雨に降られて靴下までべっちゃべちゃ。
リザルトを確認しに本部へ行こうとしたところで、教育大の学生のアンケートに協力。
少し待っていると、S5のリザルトが張り出された。
自分は去年より順位を落としたが、自己ベストは1分半更新。
ちゃじさんは40分を切って、5位。
すごい。おめでとう。クライマー脚質なのかも。
仲間が良い成績をあげて、うれしかった。
ちゃじさんは頂上で「喉に血の味がした」と言っていたが、僕はそこまで追い込めなかった。
完走証は郵送をお願いして、お土産を買いにひらふへ車を走らせたが、電話で店の場所を確認した際に「全部売り切れちゃいました」とのこと。
仕方なく倶知安に戻ってお菓子を購入し、京極で水を汲んで、待ち合わせ場所の札幌大丸デパートへ。
待ち合わせ場所を確認しようとスマホを見たら「電池切れ」。
docomoショップで数分充電させてもらって、無事合流。
お菓子を物色してからリラックマショップで自己ベスト更新記念にキイロイトリのぬいぐるみを買ってもらった。
夕食は平和園で焼き肉。
ちょいと脱水で頭痛がするけど、疲労感もなく、楽しい気分だけが残った大会だった。
次はテイネ山30分切りを達成して、気持ちよくツールド北海道に臨もう。
40台も後半になって、年々体は衰えてゆくけども、この大会での自己ベストの更新がいつもの目標だ。
5:00に起きてオリンピックを見ながら「おはぎ」の朝食。
股関節周りをフトレッチしてから軽量化。ちょっとすっきり出なかったけども、まあよし。
忘れ物が無いかチェックして6:00に出発。
およそ2時間で倶知安の体育館裏の駐車場に到着。すでに8割方埋まっている。
ウオームアップを始めている選手もいてはやくも緊張感が漂っている。
車の中で電話していると、見覚えのある方(よっしさん)が人を捜しているような感じで駐車場内を自転車で回っていた。
声をかけうようと電話を切ったときには既に姿が見えなくなっていた。残念。
駐車場を一回りしたときに、でかつさんらしき方を見かけ、恐る恐る声をかけると、やはり「でかつ」さんだった。
がっちりと握手していただき嬉しかった。
siro_pugさんを探してみたが見つけられなかった。
レーパンに履き替えて自転車を組み立てて、預ける荷物をまとめて受付へ。
受付横の車検には既に長蛇の列。
ここで青パンダさんとSパンダさんにご挨拶。
受付で予約していた公式ジャージーを受け取って車検に並んだ。
今回の車検では自転車の重さを計っていたが、ボトルを挿したままで計って意味あるのかな?(笑)
自分のバイクは8.6kgで「そんなに重たかった?」とちょっとびっくり。
車検を終えて、山頂で受け取る荷物を預けて駐車場に戻る途中で、ちゃじさんに声をかけられ軽くご挨拶。
さっそく公式ジャージーにゼッケンを取り付け試着。サイズはピッタリ。
試走に行こうと車の鍵をかけたら、なんだかお腹のあたりがスースーする。
ジャージーのチャックが途中から開いてしまっていて、なんどやりなおしても同じだったので受付で交換してもらい、係の人にゼッケンまで付けてもらった。
係のみなさん、親切なご対応、ありがとうございました。
駐車場を経由してコースへ試走に出発。
心拍を170くらいまで上げておこうと思ったのだけど、心拍が表示されない。
時々表示されるけど、すぐに消えてしまう。
原因はセンサーの電池交換方法のTips(電池を抜いてから数分放置して当たらし電池を入れる)を知らなかった、というか、そんなこと今までやったことがなかったけども普通に動いていたのに。
とりあえず、50km/hくらいまでスピードを上げてみた。後ろを振り返るとちゃじさんが。
なんとこの大会は高校生のお子さんと一緒に参加との事。
アップを切り上げて駐車場を経由してS5の待機列に並んだ。
鶴見辰吾さんが近くにいて、おばさん軍団から連続ドラマの役名で黄色い声が飛んでいた。
今回は3グループに分かれてスタート。
S5は最後のスタート。
いよいよスタート。
クリートも綺麗にはまり、パレード走行開始。
かなりの数の選手に追い越されたが、前を走るバイクに追いつけるくらいの距離を保ち集団内で走行。
リアルスタート地点からスピードが上がったが、集団内で走っている限りは楽についてゆける。
でも、そもそも表彰台に届く力はないのだから集団内で走り続ける気はさらさらなく、レースを楽しむことを優先し、どこかでアタックしようと考えていた。
集団の右側に抜ける事ができたので、するすると前にあがり先頭へ。
そのまま少し上げて5mくらいリードしたまま少し走ったが、傾斜が増したところでお約束のタレタレでズルズルと後退。(笑)
このままもう少し頑張ってみてもよかったのかもしれないけど、もう一方で自己ベスト更新という目標もあるので、足を緩めた。
間もなく何人もの選手達に追い越され、ちゃじさんもどんどん前へ行き、自分はついてゆく事を諦めて見送るだけ。
同じジャージの方と「切れちゃいましたね」と二人で苦笑い。
この段階で集団は縦に長く伸びており、マイペースで走りやすくなった。
落ちてくる違うカテゴリーの選手に声をかけながら黙々とマイペースで登った。
自分は声をかけられたことはないけど、抜かれるときに声をかけられるのはどんな気持ちなんだろう?
実は迷惑なのかな?(笑)
去年は辛くて辛くてやめようと思ったワイススキー場の入口(道幅がせまくなるところ)でも、今年はまだまだ行ける気がしていた。
でも、ここでペースを上げたら最後まで保たない気がし、臆病風に負けてしまってそれまでのイーブンペースのまま黙々と。
試走のときにいやというほど道を埋め尽くしていた毛虫がほとんどいなかったけど、一匹だけ緑色の毛虫がいたのを覚えている。
さして辛いこともなく黄色と黒のガードレールが見えてきた。
ここがこのコースで最大の傾斜区間のはずなので、サドルの前に移動して強く踏み込んでクリア。
今年は緩斜面でシフトアップできる。加速できる。去年とは違う。
もしかしたら40分を切れるかもしれない。
でも、ペースは上げない。タレない速度で登り続けた。
残りの距離の表示が5kmからだんだんと減ってゆく。
このあたりで先頭集団から切れたときに声を掛け合った同じジャージの選手に追いついた。
声をかけてじわじわと抜いて、そのまま後ろから追われていると感じて少し加速した。
残り1kmでアウターに入れた。
残り500mの看板でラストスパート開始。
そのままゴールまで続くわけないけども、とにかくスパート。
行けるところまでいくしかない。
やっぱり残り200mで失速。(笑)
でも最後の100mに少しだけ加速。
ガッツポーズでゴールラインを超えた。
ゴール後に声をかけてくれた後続の選手に満足に挨拶も出来ずにセンサーを取り外してもらう場所でゼエゼエ。
楽しかった。
面白かった。
やりたい事をやった。
自分の走りが去年と違っている事がわかった。
いっぱいいっぱいじゃなかった。
歳をとっても、40歳代後半になっても、まだ記録は伸ばせる。
低いレベルだけども、自己ベストを更新できた。
来年も出よう。
師匠は風邪の影響で去年より3分も遅れてしまったらしい。
頂上では青パンダさんを見つけてご挨拶。かなり上位に食い込んだ雰囲気が。
登頂後に休憩している目の前には、ツイッターでフォローさせてもらっている「ふぁろう」さんらしき女性が。
人違いだったら恥ずかしいので声をかけず。
荷物受け取りに並んでいるでかつさんの膝の具合が心配だったので声をかけたけど、「大丈夫」とのことだったので一安心。
ちゃじさん親子と一緒にパノラマライン方面へ下山。
ミルク工房へ寄り道してアイス。美味しかった~。
雨に降られて靴下までべっちゃべちゃ。
リザルトを確認しに本部へ行こうとしたところで、教育大の学生のアンケートに協力。
少し待っていると、S5のリザルトが張り出された。
自分は去年より順位を落としたが、自己ベストは1分半更新。
ちゃじさんは40分を切って、5位。
すごい。おめでとう。クライマー脚質なのかも。
仲間が良い成績をあげて、うれしかった。
ちゃじさんは頂上で「喉に血の味がした」と言っていたが、僕はそこまで追い込めなかった。
完走証は郵送をお願いして、お土産を買いにひらふへ車を走らせたが、電話で店の場所を確認した際に「全部売り切れちゃいました」とのこと。
仕方なく倶知安に戻ってお菓子を購入し、京極で水を汲んで、待ち合わせ場所の札幌大丸デパートへ。
待ち合わせ場所を確認しようとスマホを見たら「電池切れ」。
docomoショップで数分充電させてもらって、無事合流。
お菓子を物色してからリラックマショップで自己ベスト更新記念にキイロイトリのぬいぐるみを買ってもらった。
夕食は平和園で焼き肉。
ちょいと脱水で頭痛がするけど、疲労感もなく、楽しい気分だけが残った大会だった。
次はテイネ山30分切りを達成して、気持ちよくツールド北海道に臨もう。