飲んでもブログ

飲んでいる時に付けたタイトルで間違いではありません。
趣味は山登りやハイキングとDVD映画の収集です。

猿ヶ京温泉(お願しょめぐり編1)

2014年10月13日 | Weblog
 今日(11日)は、猿ヶ京の『お願しょめぐり』に挑戦してみます。
 『お願しょめぐり』は、お願いすることを「願かけ」、土地の言葉で「おがんしょかけ」と云って、「民宿通り(旧三国街道)」沿いのお地蔵さんを巡礼して「願かけ」をすることのようです。
 尚、『猿ヶ京お願しょめぐりマップ』に依ると健脚コース(約9km)は、12ヶ所を参拝して3時間30分で巡れるみたいです。
 又、マップの裏面が『お願しょめぐり』のスタンプを12ヶ所押す台紙になっていますが、表面にも3ヶ所スタンプを押す所があります。

<まんてん星の湯>

 スタート地点の「まんてん星の湯」で『猿ヶ京お願しょめぐりマップ』を見ながら、離れている場所や石段が多くてしんどそうな場所を最初に巡ってしまうことにしました。

<1.カッパ地蔵>

 「まんてん星の湯」からマップに従って20分位歩くと、ご覧のような道標が出ていました。
 1番「カッパ地蔵」と2番「縁結びの滝」が一緒に巡れそうです。


 道標に従って暫く歩くと、下の方に「カッパ地蔵」があるカッパ広場が見えて来ました。


 かなり急な舗装された坂道を10分下ると、東京発電(株)の「赤谷川第三発電所」がありました。


 カッパ広場は「赤谷川第三発電所」の前にありました。
 紫陽花に囲まれているカッパ広場の看板を取り敢えず撮ってみました。


 カッパ広場の奥で、袈裟をまとい宝珠を両手に捧げ持った僧形の「カッパ地蔵」を見つけました。右の石像は「カッパ地蔵」の奥さんですかね?
 「カッパ地蔵」のご利益は、万病、万傷治癒です。


 取り敢えず「カッパ地蔵」のスタンプを押したので来た道を戻り、「縁結びの滝」に向かいます。
 「縁結びの滝」に行く時に渡る橋が遠くに見えたの撮ってみました。下に流れているのは赤谷川(アカヤガワ)です。

<2.縁結びの滝>

 ご覧のような橋を渡って「縁結びの滝」に行きますが、山の中に入ってしまいそうで少し不安になりました。


 橋の欄干にはご覧のようなカッパ(?)がいました。


 橋の上から遠くに見えるカッパ広場を撮ってみましたが、紅葉が素晴らしいですね!
 赤谷川から小さな波紋が出来ていたので硫化ガス(?)でも噴き出しているかも知れません。


 橋を渡り切ると今度はご覧のような山道を登ることになりますが、辺りに人がいないので少し不安になります。


 山道を暫く登り道標に従って左に行くと、パワースポットのような「縁結びの滝」が見えてきました。


 近くに寄って「縁結びの滝」をアップで撮ってみました。
 道に迷った二人の男女がこの滝の水を飲み、深い縁(えにし)で結ばれたとか。




 「縁結びの滝」の近くに小さな洞窟があったので中をアップで撮ってみました。縁結びと書かれた石や板が置いてありました。
 「縁結びの滝」のご利益は、良縁、子宝です。

 「縁結びの滝」を後に「まんてん星の湯」まで戻ることになりますが、今度は「赤谷川第三発電所」手前の急坂を上ります。
 「まんてん星の湯」で小休止を取ってから4番「やる気稲荷」に行くことにしました。
 
<4.やる気稲荷>

 猿ヶ京関所跡の交差点の着くと、店前がカラフルなお土産屋さんがあったので入ってみましたが、店内に特に変わった様子はありませんでした。


 「やる気稲荷」のある猿ヶ京関所資料館は、近隣ホテルの解体に伴いで閉館(年内)していて中に入れそうにありませんでした。
 中を覗いてみると左側に史跡のようなものが見えたので、怒られるかも知れませんがバリケードを越えて入ってみました。


 ご覧のような「猿ヶ京関所」の案内板と群馬県指定史跡の石碑がありました。


 辺りを探すと案内板の後に「やる気稲荷」はありました。
 「やる気稲荷」は、孫のやる気を心配した婆さまの強い祈りがこり固まって石となり、関所の屋敷神として祀られるようになったみたいです。
 「やる気稲荷」のご利益は、受験、勝負です。

<3.神明神社(シンメイジンジャ)>

 「やる気稲荷」から三国街道(国道17号線)を三国峠(新潟との県境)方面に向かって5分位歩くと右側に「神明神社」の鳥居が見えました。


 鳥居の傍には大きな庚申塔がありました。
 庚申塔の説明板には、『その昔、可愛いけど遊び好きな、さなえという名のおッ母さんがいた。ある日、旦那が帰ってくると、家の中でさなえと男が楽しそうに遊んでいる。旦那は怒って男と殴りあいになり、男は死んでしまった。さて旦那は牢屋に入れられ、その後、さなえは屁っぴりすると、尻から火が出て村中大騒ぎ。とうとう自分の家に火が付き、さなえも死んでしまった。村人は、浮気はするな、殴りあいはするな、火を出すなと祈り庚申塔を建て、西光寺の怪僧智千という坊様に字を書いて貰ったという。・・・』と面白いことが書いてありました。
 面白いことが書いてあったので、スタンプを押し忘れそうになってしましたが、庚申塔も『お願しょめぐり』の1つです。


 鳥居を越えて参道を5分位歩くとご覧のような石段がありました。


 石段を途中まで登ると右側に「こがげ山」の碑がありました。
 昔、養蚕が盛んだった頃、この「こがげ山」に参拝すると、桑の大敵である霜害を防ぎ、繭の病気も無くなったみたいです。
 

 更に、石段を登りますが石段は全部で92段あるみたいです。


 石段を登り切ると、正面に立派な本殿と左側に神楽殿がありました。


 本殿の扁額(何と書いてあるのか判りませんが・・・)を撮っていたら、扉に御賽銭投入口の穴があるのに気が付きました。 ⇒ こんな所にも賽銭泥棒はいるのですね!


 本殿にお参りしてから由緒ありそうな神楽殿を正面から撮ってみました。


 本殿の左側にご覧のような赤い鳥居があって、奥に天神様が祀ってあったので行ってみました。


 「宮野天神」が祀ってあって、御祭神が「天満大神(菅原道真公)」となっていたので学業成就や入試合格等のご利益がありそうです。
 境内を散策したので石段を降りて『お願しょめぐり』のスタンプを押すことにしました。


 石段を降りる途中に「金精堂(コンセイドウ)」があったので立ち寄ってみました。
 名前から推測すると、良縁、夫婦円満、子宝に恵まれる等のご利益がありそうです。

 石段の下で、『お願しょめぐり』3番「神明神社」のスタンプを押しましたが、マップの表に「こがげ山」のスタンプを押す箇所もあったのでついでに押しました。

 「神明神社」からは、三国街道(国道17号線)に戻らないで横道から「民宿通り(旧三国街道)」に出て、次の7番「子育て地蔵」に行くことにしました。

<7.子育て地蔵>

 「民宿通り」に出て暫く歩くと、道路脇に「子育て地蔵」がありました。「神明神社」からは10分位でした。
 お地蔵さんの大きさからすると、右側がお母さんで左側がその子供ですかね?
 「子育て地蔵」のご利益は当然、子供の健康、非行防止ですね!

<8.目の薬師様>

 次の8番「目の薬師様」を目指して、時代劇に出てきそうな旧街道の「民宿通り」を進みます。


 「民宿通り」沿いに、立派な古民家があったので失礼して撮らせて頂きました。
 閉まっているようでしたが何か商売(茶屋?)を遣っているみたいです。


 「子育て地蔵」から5分位歩くと「目の薬師様」がありました。
 説明板には、『・・・三国峠を超えようとした越後の商人が、目を傷め歩けずに倒れていると、目に水滴が落ちてきて、痛みが消え目が見えるようになった。水滴は樅の木の滴で、側らには祠の中で薬師如来が微笑んでいた。・・・』と書いてありました。
 「目の薬師様」の前の道標に次の9番「いぼ地蔵」まで120mと出ていたので、「いぼ地蔵」に行けば『お願しょめぐり』のスタンプを8ヶ所押したことになります。 ⇒ 少し余裕も出てきました。

<西川自然観察の森>

 「目の薬師様」を後に暫く歩くと、ご覧のような道標<姉山の吊り橋:900m、西川自然観察の森:1100m>が目に留まりました。
 余裕も出て来たので行ってみることにしました。


 道標から10分位歩いてかなり急な坂道を下ると「姉山の吊り橋」に着きました。下に流れているのは西川です。


 「姉山の吊り橋」から眺める西川の上流方面の景色は見応えがあります。


 西川に鯉(?)が数匹泳いでいたのでアップで撮ってみましたが・・・




 「姉山の吊り橋」からご覧のような橋を渡って「西川自然観察の森」に向かいます。
 橋の上から小さな滝が流れていたのでアップで撮ってみました。


 「姉山の吊り橋」を渡って山道を10分位降りると「西川自然観察の森」に着きました。
 ここから眺める「姉山の吊り橋」は森とマッチして素晴らしいですね!


 ホタル保護地にある「ホタルのこみち」を通って先に進みます。




 「ホタルのこみち」の脇に「秋の七草」が咲いていたので撮ってみました。


 西川の河川敷を撮って「西川自然観察の森」を後にすることにしました。


 西川を右に見ながら上流に向かって舗装された遊歩道を進みます。
 

 「西川自然観察の森」から遊歩道を10分位歩くと、右側に西川に架かる橋があって橋の近くにはログハウスもありました。 ⇒ ログハウスに入って休憩しようと思ってしまいました。




 橋の上から西川の上流方面と下流方面を撮ってみました。

 橋を渡るとログハウス「星のふる舎」の入口があったのですが、『私有地につき立ち入りは御遠慮下さい。』の看板が出ていました(アチャ!)。


 橋を渡ってからご覧のような山道を登って「民宿通り(旧三国街道)」に戻ります。


 途中、落成防御のフェンスがあるこんな山道も通ります。 ⇒ 少し怖いですね!


 「民宿通り(旧三国街道)」に出る手前の石垣の蔓にトンボが止まっていたので撮ってみましたが、寒いのか(?)じっとしていました。
  

 再び、「民宿通り」に戻って来ましたがロス時間は50分位でした。
 「民宿通り」を暫く歩くと、水車の前の民宿にテーブルが置いてあったので休憩することにしました。
 庭先にご覧のようなリンドウ(?)が咲いていたので失礼して撮らせて頂きました。

 「猿ヶ京温泉(お願しょめぐり編2)」に続く。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 猿ヶ京温泉(赤谷湖編) | トップ | 猿ヶ京温泉(お願しょめぐり... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事