遊 悠 素 敵

なんて事ない日々を、野の花や野菜の花とともに綴っています。

母の衣装(仙人草)

2019-08-14 11:13:56 | 母の老い

施設のクーラーの効いた部屋では半袖は要りません。
と、言うより長袖のTシャツを着て、更に長袖の肌着も来てちょうど良いようなのです。

なのに、夏物の服が見えない事が気になるようです。で、半袖のTシャツをハンガーラックに掛けています。

前回、回収してきた服を直して持って行き、クローゼットに入れる前に見せました。
今回は、1点1点確認はしません?
弟嫁が託けたカーディガンが気になるようです。
そしてまた、「あんた要らんかいね。」「Kちゃん(息子の嫁)、着んかいね。」と、始まります。

結局、この先何年も着ないのに、勿体ないから、先の長い私たちにと言うのです。

自分の着るものがあるのかと不安を訴え、今度来るとき持ってきてと、言う母。
全部、ここにあるのだと説明し、その度にクローゼットの服を出して見せます。
なのに、せっかく届けてくれたものを、、、
母の衣類の調達や補正に苦労してる私としては腹立たしい申し出です。



でもね、気付きました。
新しい服は嬉しいのです、遠慮してみせただけです。自分だけが貰うのは悪いと感じてるの?
ときどき私の服を褒めてくれます。「良いねぇ~」と、羨まし気に
でもね、母には似合いません。と言うより、着れません。
身体が固くなって脱ぎ着も不自由です。ボタンも小さいのです。
「良いのよ、よかったじゃない。」と、言ってほしいのです。
でもアッサリ、「要らないわよ。自分が着れば良いじゃない。」と、言ってしまう私です。

でもね、気に入らないもの(主に重いと感じるもの)は、要らないようなのです。
自分が管理するわけでも無いのに、邪魔だと感じるようです。
そんな物は持ち帰った方が安心するようですが、その見極めは難しいのです。
なので、一旦クローゼットに仕舞って、また戻しておいて様子を見ます。

今に始まったことじゃないけど、なんともメンドクサイ性格です。


今回も要補正の物を持ち帰りました。台風の影響で今日は雨です。
ちょうど良い仕事ですが、停電しなければいいんですけどね。

 

 引き続き、コメント欄は閉じさせていただきます。

 

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