気仙沼女子高は港に面した高台の上にカマボコ型の体育館が見える、いわばひとつの気仙沼のシンボル的な建物で、内湾地区からはよく目立って見えます。ああ、山が迫っていて敷地が狭いから校舎の上に体育館を建てたのね。。とは思うけれど、まさか中に入ってみる機会が訪れるとは思いませんでした。
じつはこの気仙沼女子高、この春に統合されて廃校になるのだそうです。それで友人の杉浦恵一さんが主宰する「ともしびプロジェクト」という、震災の月命日の毎月11日にキャンドルを灯そう、という運動を全国展開しているボラ団体が、3.11の夜に教室でキャンドルを灯すイベントをすることになりました。なんでも在学生と一緒に手作りキャンドルを作って、震災の犠牲者への追悼の意味もあり、また校舎への感謝も表すための催しだそうで、この夕べは区域は限定されてはいましたが、一般の人も学内に入ってこの催しに参加することができたのでした。
元のエースポートのあたり。。いまは大島へのフェリー乗り場がポツンとあるだけの空き地になってしまった場所に車を停めて女子高に向かいました。ああ、やはり女子高は見上げるほどの高層建築です。まず入口まで階段を上り、さらに坂道を上って昇降口に入り、そこから2階、3階、4階まで教室は積み重なって。。そのうえ体育館はさらにそれより上階。。これは生徒さんも大変だ。
さて今回の会場となった4階に上がってみると、もう廊下からキャンドルが並べられていて、すでにロマンチックな雰囲気になっていました。
そうして教室は、キャンドルを並べて「ありがとう」の文字が浮かび上がり、並べられたままの机の上にもキャンドルが。人はごった返していたし報道の方もありましたが、歩き回るのが困難、という程の混雑でもなく、ぬえは時々 授業中と同じ様子に並べられたままの机から椅子を引き出して、それに座って休息しながらキャンドルを眺めることもできました。
こちら、緑さんに ぬえからポーズ注文して撮った写真~
杉浦さんの「ともしびプロジェクト」とは去年の夏、地福寺でのお盆の送り火の催しで『羽衣』を舞ったとき、たくさんのキャンドルを灯してくれて、大変ロマンチックな催しになりました。それからのお付き合いですが、昨年秋の ぬえの師家の学校公演で鹿折を訪れたときにもお目に掛かったし、なんだか もともとの性分なのかすぐに誰とでも仲良くなってしまう性格の方ですね~。この日は奥様と去年生まれたばかりのご長男にも会うことができました~
さてこうしているうちに夜も暮れてゆきました。
窓から見下ろすと、内湾全体が一望に。やっぱり海がある街は良いなあ。
この日は上演こそ煙雲館のみでしたが、朝の楽屋入りからずっと移動が続いていて、笛のTさんはちょいとお疲れ気味。でもこれからまたもう一つイベントを見る予定でした。
それが「3.11からのヒカリ」。その開始時刻ももうすぐです。
じつはこの気仙沼女子高、この春に統合されて廃校になるのだそうです。それで友人の杉浦恵一さんが主宰する「ともしびプロジェクト」という、震災の月命日の毎月11日にキャンドルを灯そう、という運動を全国展開しているボラ団体が、3.11の夜に教室でキャンドルを灯すイベントをすることになりました。なんでも在学生と一緒に手作りキャンドルを作って、震災の犠牲者への追悼の意味もあり、また校舎への感謝も表すための催しだそうで、この夕べは区域は限定されてはいましたが、一般の人も学内に入ってこの催しに参加することができたのでした。
元のエースポートのあたり。。いまは大島へのフェリー乗り場がポツンとあるだけの空き地になってしまった場所に車を停めて女子高に向かいました。ああ、やはり女子高は見上げるほどの高層建築です。まず入口まで階段を上り、さらに坂道を上って昇降口に入り、そこから2階、3階、4階まで教室は積み重なって。。そのうえ体育館はさらにそれより上階。。これは生徒さんも大変だ。
さて今回の会場となった4階に上がってみると、もう廊下からキャンドルが並べられていて、すでにロマンチックな雰囲気になっていました。
そうして教室は、キャンドルを並べて「ありがとう」の文字が浮かび上がり、並べられたままの机の上にもキャンドルが。人はごった返していたし報道の方もありましたが、歩き回るのが困難、という程の混雑でもなく、ぬえは時々 授業中と同じ様子に並べられたままの机から椅子を引き出して、それに座って休息しながらキャンドルを眺めることもできました。
こちら、緑さんに ぬえからポーズ注文して撮った写真~
杉浦さんの「ともしびプロジェクト」とは去年の夏、地福寺でのお盆の送り火の催しで『羽衣』を舞ったとき、たくさんのキャンドルを灯してくれて、大変ロマンチックな催しになりました。それからのお付き合いですが、昨年秋の ぬえの師家の学校公演で鹿折を訪れたときにもお目に掛かったし、なんだか もともとの性分なのかすぐに誰とでも仲良くなってしまう性格の方ですね~。この日は奥様と去年生まれたばかりのご長男にも会うことができました~
さてこうしているうちに夜も暮れてゆきました。
窓から見下ろすと、内湾全体が一望に。やっぱり海がある街は良いなあ。
この日は上演こそ煙雲館のみでしたが、朝の楽屋入りからずっと移動が続いていて、笛のTさんはちょいとお疲れ気味。でもこれからまたもう一つイベントを見る予定でした。
それが「3.11からのヒカリ」。その開始時刻ももうすぐです。