え~、まずは訂正とお詫びから。
先日お伝えしました伊豆での結婚式への ぬえの出演の様子がテレビニュース番組の中で放映されます、という予告ですが。。どうやら延期になったそうです。
ぬえは放映当日は北海道におりましたので、伊豆の子どもたちやそのご父兄に放映の宣伝をして、録画をお願いしておいたのですが、放映時刻になって、伊豆の子どもたちからメールが入ってきました。「やってないよ~」「終わっちゃったよ~」。。ええ~~???
驚いて関係者に問い合わせたところ、上記の通り「延期」になったそうです。え~ん。すみません、放映日が決まったらあらためてアナウンスしますんで、今回はゴメンなさい~。m(__)m
さて北海道の小学校を廻る「本物の舞台芸術体験」の催しですが、今回の3公演は無事に終了しました。札幌に続く公演は帯広市のつつじヶ丘小学校と、そのお隣の幌別というところの忠類小学校でした。こちらの子どもたちはお行儀良く舞台に集中して見てくれました。ぬえとしては札幌での「山伏がんばれ~」という声援が飛ぶような楽しい催しが印象的だったので、それとは少し勝手が違いましたが、ところがこちらでは終演後の質疑応答がとっても活発で、かえってそれが印象的でした。「女の人は能をやらないのですか?」という質問から、はては能楽師が使っている楽器や能面が古そうだと気づいて、その価値についての質問が出たり。ここまで来ると大人を対象にした質疑応答とほとんど遜色がありません。初めて触れる芸能についてどん欲に知ろうとする態度はまことに立派だと思いますし、ある意味でピュアな感受性が機会を得てそのまま演者に包み隠さず投げかけられたというか。ぬえはとっても感心しました。
公演中はちょうど晴天に恵まれて、東京と比べると気温がおよそ10~15度は低いのですが、とっても爽やかな気候でした。本当に気持ちがよい季節に訪れることができて、ぬえたちも幸運だったと思います。それにしても帯広という街は、建物も道路もじつに広々として気持ちの良いところですね。道路にはほとんど駐車禁止の標識を見かけないし、ぬえの先輩は「コインパーキングがないね」と言っていましたし、別の先輩は「こういう環境ならば子どもたちはのびのびと育つだろうね~」と感心しきり。うらやましい限りです。
うらやましい、といえば ぬえが驚いたのは幌別の忠類小学校で、学校に到着してみたら、なんと小学校のお隣りにはスキーのゲレンデがあるではありませんか!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f3/ae1c74f060dd686648cb7784db2d927f.jpg)
小山、という感じではありましたがその山の斜面に備え付けられているのは、明らかにリフトとナイター設備の照明です。これはっ!と思って学校の先生に伺ってみたところ、スキーは冬季の体育の授業でみ~んな習うのですって。それどころか、冬になるとまず校庭に氷を張って、スケートリンクにするのだそうです。時期としてはスキーはそのあとで、10時間ほどのスキーの授業があって、最後は校内スキー大会のようなものまで行われるんですって! これはうらやましい。。
かくして北海道での小学校公演は終わり、帯広から羽田空港に戻ると、ぬえはそのまま横浜に泊まって、翌日には お招きを頂いていた岐阜の大垣での催しのお手伝いに参上させて頂きました。ここでは ぬえが尊敬する京都の浦田保利先生にも久しぶりにお目に掛かる事ができ、嬉しい日でありました~。
で、その深夜にようやく東京に戻って、翌日の昨日は師家のお弟子さんのおさらい会。さすがにちょっと疲れましたが、伊豆~北海道~岐阜~東京と6日間続いた催しも一段落しました。来週には師家の別会があるけれど、なんとかその前に1日だけ休日がありそうです。あ~久しぶりのお休みだ~、と思って手帳を見ると。。えっ、5週間ぶりの休日なの!?