おっと、実際に舞台で活躍した子どもたちの事を書かなければいけませんね~
子ども能ではお役の子は常の能の通り囃子に乗って舞台に登場します。今回の『伊豆の頼朝』でも平家の登場には「次第」、源氏軍の登場には「一声」をお囃子方に演奏して頂くことにしていたのですが、やっぱり幕揚げのキッカケを小学生に教えるのはなかなか難しいです。能楽師のサポートがあれば幕内に控えている誰か能楽師が囃子を聞いていて、キッカケを聞いてお役の子に「お幕だよ」それを聞いた子が「お幕!」…(^_^;) ま、これはこれでいいんですが、今回は能楽師の参加がないうえ ぬえが囃子パートをアシライで補っているため、手が離せない…
稽古では ぬえがアシライを打ちながら、キッカケのところで右手をサッと挙げたりしていましたが、どうもこれも本番の舞台では見栄えがよくないし…そこでお役の子にも少し囃子の感覚をつかんでもらって、自分で幕揚げのキッカケを聞き取れるように稽古してみました。
少し囃子の手配りも簡単にしてはあったこともありますが、意外やすんなりと覚えてくれまして、当日は見事に舞台に登場~! 声もよく出ていたし、なんと言っても立ち回り…というか斬り組の場面の源平の郎党役の子たちが迫力があってよかったです~。殊にカホとありちゃん。…繰り返しになってしまいますがこの二人、11月の上演のときより遙かにカッコよかったです。そして主役の頼朝役のりっちゃんと、平家の山木兼隆役のみーちゃん。物着もすんなりと出来上がり、斬り組の型も決まって、とっても盛り上がった演技となりました。
…ん~、お囃子方をお招きして上演した11月が最高の出来で、今回はまあ、予算もないしアシライでの略式の上演だし、まあリバイバル公演、ぐらいに考えていた ぬえは、稽古もたった2回だけにしたのですが…それなのに11月の出来をはるかに凌駕したのは間違いないです。
大きな声、と言えば地謡がスゴかったです。子ども能の地謡のホープ、サラちゃんもさることながら、その左右で地謡の声量を何倍にも増幅させたのは リサべ~とユカべ~の活躍でした。そのうえ感心したのは地謡の子どもたちが端座していること。今回は8人の地謡の中に幼稚園生が3人も混じっていた(!)のに、飽きることもなく、見事に微動だにせずに正座して自分の役を全うしようと全力を尽くしていました。これまた過去の子ども能でも例がない快挙でありましょう。
どこまで進歩するんだ? 子ども創作能! この奥をもうちょっと覗いてみたい、と考える ぬえなのでありました。
あ、そうそう、この子ども能の上演の翌日…やっぱり地元紙が1面で子ども能の上演を取り上げてくださいました!
ああ、本当にありがたいことですね~。今回は1面トップ記事は前日に降った大雪についての記事だったのですが、それに次ぐ扱いです。そういえば伊豆で雪が降るのは大変珍しいことのようで、ぬえも最近は箱根の山を越えて伊豆に向かうところ、この日ばかりは危険だと思って東名高速を使いました。伊豆の当地のシンボルの城山も葛城山もすっかり雪化粧…こんな様子は ぬえも見たのは初めてです。
ついでに言えば、子ども能の翌日は伊東市の「大室山」で「山焼き」が行われることになっていまして、ぬえもこれを楽しみにしていたのですが…やはり荒天のために延期になってしまいました。来年こそ見に行きたい~。
子ども能ではお役の子は常の能の通り囃子に乗って舞台に登場します。今回の『伊豆の頼朝』でも平家の登場には「次第」、源氏軍の登場には「一声」をお囃子方に演奏して頂くことにしていたのですが、やっぱり幕揚げのキッカケを小学生に教えるのはなかなか難しいです。能楽師のサポートがあれば幕内に控えている誰か能楽師が囃子を聞いていて、キッカケを聞いてお役の子に「お幕だよ」それを聞いた子が「お幕!」…(^_^;) ま、これはこれでいいんですが、今回は能楽師の参加がないうえ ぬえが囃子パートをアシライで補っているため、手が離せない…
稽古では ぬえがアシライを打ちながら、キッカケのところで右手をサッと挙げたりしていましたが、どうもこれも本番の舞台では見栄えがよくないし…そこでお役の子にも少し囃子の感覚をつかんでもらって、自分で幕揚げのキッカケを聞き取れるように稽古してみました。
少し囃子の手配りも簡単にしてはあったこともありますが、意外やすんなりと覚えてくれまして、当日は見事に舞台に登場~! 声もよく出ていたし、なんと言っても立ち回り…というか斬り組の場面の源平の郎党役の子たちが迫力があってよかったです~。殊にカホとありちゃん。…繰り返しになってしまいますがこの二人、11月の上演のときより遙かにカッコよかったです。そして主役の頼朝役のりっちゃんと、平家の山木兼隆役のみーちゃん。物着もすんなりと出来上がり、斬り組の型も決まって、とっても盛り上がった演技となりました。
…ん~、お囃子方をお招きして上演した11月が最高の出来で、今回はまあ、予算もないしアシライでの略式の上演だし、まあリバイバル公演、ぐらいに考えていた ぬえは、稽古もたった2回だけにしたのですが…それなのに11月の出来をはるかに凌駕したのは間違いないです。
大きな声、と言えば地謡がスゴかったです。子ども能の地謡のホープ、サラちゃんもさることながら、その左右で地謡の声量を何倍にも増幅させたのは リサべ~とユカべ~の活躍でした。そのうえ感心したのは地謡の子どもたちが端座していること。今回は8人の地謡の中に幼稚園生が3人も混じっていた(!)のに、飽きることもなく、見事に微動だにせずに正座して自分の役を全うしようと全力を尽くしていました。これまた過去の子ども能でも例がない快挙でありましょう。
どこまで進歩するんだ? 子ども創作能! この奥をもうちょっと覗いてみたい、と考える ぬえなのでありました。
あ、そうそう、この子ども能の上演の翌日…やっぱり地元紙が1面で子ども能の上演を取り上げてくださいました!
ああ、本当にありがたいことですね~。今回は1面トップ記事は前日に降った大雪についての記事だったのですが、それに次ぐ扱いです。そういえば伊豆で雪が降るのは大変珍しいことのようで、ぬえも最近は箱根の山を越えて伊豆に向かうところ、この日ばかりは危険だと思って東名高速を使いました。伊豆の当地のシンボルの城山も葛城山もすっかり雪化粧…こんな様子は ぬえも見たのは初めてです。
ついでに言えば、子ども能の翌日は伊東市の「大室山」で「山焼き」が行われることになっていまして、ぬえもこれを楽しみにしていたのですが…やはり荒天のために延期になってしまいました。来年こそ見に行きたい~。