レッドエトワール、鮮やかに新馬V!
母フレンチノワールの主戦騎手でもあった
田辺騎手を背に、娘のレッドエトワールが
鮮やかな末脚で新馬戦を白星で飾りました。
逃げた馬が2着に残る緩やかな展開は、
エトワールに恵みをもたらすような流れではなく、
走破時計や着差以上に中身の濃い内容でした。
母は主にダートを主戦としていましたので、
ワークフォースとの間に生まれたエトワールが、
いきなり芝で好結果を残せたことも大きな収穫でした。
タフに4勝を挙げた母の兄弟には
同じくクラブ所属馬だったレッドヴァンクールがいて、
こちらも頑強に長く走って4勝の勝ち鞍を挙げています。
堅実かつ丈夫でタフなこの牝系は早いうちから能力を発揮し、
その力を持続しながら長らく我々を楽しませてくれますが、
意外なことに新馬戦から結果を出した馬は少ないようです。
そういう意味においては、エトワールには、
母や叔父を超える活躍を期待しても良いのかもしれません。
母から娘へと紡がれる競馬のロマンを堪能しながら
今後もエトワールに声援を送っていただければと思います。
オラオラ系女子
報知ブログより:
土曜の新馬戦から。東京5Rの芝1400Mでは、2番人気のレッドエトワール
(牝、父ヴィクトワールピサ)が勝利を収めました。
田辺Jは「まだ体つきも子供っぽい。母親にも乗っていたんですけど、母親は
だんだん力を付けていった。子供は初戦から勝ったので楽しみ。もう少し
距離は持たせたい」と満面の笑みで語っていました。