昨日、僕の過去のブログ記事にコメントを頂きました。
そのコメントを開くと、ああ、また前途の開けている尊極な生命が絶たれてしまった、いつまで経っても犠牲者がなくならない現状に強い憤りと深い悲しみを覚えました。
投稿いただいた方は、皆さまのご意見をお待ちしていますと書かれていたので、このブログ上に公開させていただき、深い闇を彷徨っていらっしゃるだろうこの方に、皆さまからのメッセージを頂けたらと念願するものです。
ああ、この記事をもっと早く読めていたらと後悔あるのみです。
実は、私の13歳の息子が、ADHDと自閉症スペクトラムの混在という診断を受けて、リスペリドンを朝晩少量(0.5と0.25錠)摂ることを数年続けていました。症状はいい日もあれば、怒りっぽい日もあったり、まちまちで、薬のせいなのか、または薬が効いていないせいなのか、分からない日々でした。
が、何の前兆もなく、(軽い腹痛は訴えていた)ある日突然あの世へ逝ってしまいました。遺書などももちろん無く、突然です。私にとっては何が起きてしまったのやら、もう混乱してしまって、死後3週間何も手付かず、うつ状態が続いています。
まだ、49日前ですが、ひょっとしたら、これらの投薬が彼を突き動かす原因の一つになって、しまったのではないかと疑っています。
長文で失礼いたしました。皆様のご意見をお待ちしてます。
ブログ記事は15年12月に書いた「子どもの向精神薬の問題を考える―断薬のアドバイス」で、食品と暮らしの安全(No.321)に掲載された、国光美佳さんが小倉謙さんにインタビューしたものをまとめた記事。
僕は、今は向精神薬問題から少し距離をおいた活動をしていますが、それにしても、いったいどれだけの悲しみの体験をお聞きしたことでしょう。
今、少し距離を置いているのは、向精神薬問題はその中身はともかく、自分が憤ることによって生命に強い瞋りを喚起させてしまうから。
この投稿を読んで先ず、お子さんに処方されていた「リスペリドン」の添付文書に目を通して見ました。
へえ!最初の効果・効能(添付文書全文)には「統合失調症」のみ記載されています。
クスリの処方は医師がすることになっていますが、添付文書を読んでいない医師が大半で、製薬メーカーの勧めで処方すると聞いていますがこれ本当?
ということもあって、添付文書に目を通している薬剤師は、医師の処方に??を感じてもヒエラルキーの強固な医療界ではそんなことは口が裂けても言えない?
さて、クスリの添付文書で気になった所を抜粋して見ました。
重大な副作用(頻度不明)
6).精神障害:(頻度不明)不眠症、不安、激越、妄想、うつ病、幻覚、抑うつ症状、躁病、被害妄想、精神症状、睡眠障害、緊張、自殺企図、錯乱状態、
(禁忌)
5.自殺企図の既往及び自殺念慮を有する患者[症状を悪化させる恐れがある]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(その他の注意)
1.本剤による治療中、原因不明の突然死が報告されている。
このお子さんが、これらの項目に該当するのかどうかわかりませんが、添付文書を読む限りお近づきにはなりたくないクスリのようです。
と言っても、子どもたちによく処方される「コンサータ」や「リスパダール」にしても添付文書を読むとオドロオドロシイお薬。
藁にも縋る思いの親御さんの足元を見てか見ないでかは知らないけれど、よくも麻薬まがいのクスリを子どもに処方するものです。
もっとも、学校からの精神科医への受診圧力は相当なものらしいから、、、
親御さんの慰めになるかどうかはわかりませんが、この場を通じて改めて向精神薬の問題に向き合う方があるやもしれません、もしかしたら、お子さんはこの社会に強いメッセージを発するという大きな役割をお持ちだったのかもしれません。
この問題に向き合う多くの方が、更に声を上げていくことに繋がれば、お子さんの明るい笑顔が私たちの胸に蘇るのではないでしょうか。
皆様のメッセージをお待ちしています。
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