見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

協力し合うとことと戦争

2018-12-31 17:13:24 | 日記

 やっと年賀状の投函が終わったと思ったら、娘夫婦が帰ってきました。
 賑やかな年の瀬、お正月、ありがたいことです。
 
 結局、年賀状作業が再開できないまま零時前にTV、すぐに始まったのが“人類誕生・未来編”の第1集。
 面白くてついつい第3集の途中、2時過ぎまで見てしまいました。
 一番のへえ!は、私たちホモ・サピエンスは力の弱い種だけれども、協力し合うという特性を持っていたということでした。

人類史上の大逆転劇
 私たちホモ・サピエンスには、かつてヨーロッパで独自の進化を遂げた最強のライバル、ネアンデルタール人がいた。
 プロレスラーのような屈強な体をもつネアンデルタール人は家族単位で生活し、勇猛果敢に狩猟して生きていた。
 一方、きしゃなホモ・サピエンスは弱かったゆえに大きな社会集団を構成し、集団同士でも協力し合いながら生き残り、勇猛果敢故にネアンデルタール人は絶滅し、人類史上の大逆転劇が起こった。

 脳の重量はネアンデルタール人が1割以上大きいけれど、ホモ・サピエンスは前頭葉と頭頂葉を発達させてきた、種の保存のために弱さを補う知恵を発達させてきたんですね。
 協力し合うという特性もその知恵の一つだったんでしょうね。
 箱を開けようとしている人形を邪魔しようとする人形と、協力しようとする人形のどっちが好きか赤ちゃんに選ばせる実験では、97%以上の赤ちゃんが協力する人形を選んだのは驚きでしたが、ホモサピエンスの特性が象徴的に表れているんですね。

でも、なぜ殺し合いや戦争が
 でも、協力し合うという特性を持ちながらなぜ殺し合いや戦争をするのでしょうね?
 数万年前の遺跡からは、頭蓋骨に大きな穴が開いていたり、ぐしゃぐしゃに壊れた頭蓋骨が多数発掘されており、石斧で殴り合った、戦争をしていたのだと。
 その原因への言及はなかったように思いますが、一方では協力し助け合いながら、一方で殺し合い戦争をする、太古から矛盾に満ちた存在だったんでしょうか?

 女性は愛に満ちた存在だから、女性が意思決定権をしっかり握ることで戦争回避の世界を招くことができるのではないか、そんなことを思ってきましたが、果たしてそうなんでしょうか。
 人口がさらに増えるのも地球規模での困難を抱え込むことになりますが、一度、地球的規模で女性が意思決定権を持つ社会を実現させてみたい、そんなことを夢想した年の瀬でした。

 新しい年、笑顔が広がる争いのない地球に一歩でも近づけたいものです。

コメント (3)
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西洋化がコミュニティ崩壊の一因

2018-12-30 23:36:58 | 本や図書館

 押し詰まってきましたが、例年通り?年賀状の追い込みです。
 昨日午後買い求めてきて、昨夜から作業開始、一応印刷は終わりコメント書きを進めています。
 夜中には終えたいけどなあ。

 そんな今日、待っていた「『密息』で身体が変わる」が届きました!
 早く手に取りたいと思い、年賀状の合間にちょこっと残していた「倍音」を読み終えました。
 「倍音」について書くのは何度目になるのか?いや、この本って凄すぎかもしれません。

西洋音楽が日本に歩み寄る
 最後の章には、現代音楽、フリー・ジャズ、ロック、ヒップホップなどの新しい音楽は、西洋的な音楽の枠組みから日本的な音楽の枠組みへと歩み寄ってきた形と見ることもできると。
 人類が音を扱ってきた歴史は、最初の音響のみから、ネアンデルタール人のころに言語、音楽、音響が一体化し、クロマニヨン人のころから言語・音楽が分化、以降、西洋では言語と音響と音楽を明確に分化させ、音楽では基音と倍音とを分化させて、基音に基づく音組織を作り上げた。
 そして、旋律は順列組み合わせによりすべてが出尽くしたという考え方まで生まれる中で、日本的な音楽の枠組みへと歩み寄る流れ。
 かつて、ビートルズがシタールを取り入れたことを思い出しましたが、これもそうした流れ?

西洋化がコミュニティ崩壊の一因
 右脳・左脳論議を巻き起こした角田先生は、日本人が左脳で言語を受け入れる母音文化を持つ故に、自然環境の中の雑多な音から虫の鳴き声やせせらぎの音などを聞き分けることができるとしました。
 日本的な音楽なども、実はそうした特質の上に発達し、整数次倍音や非整数次倍音が豊かな多層性を持ったコミュニケーション手段として伝わってきたのだという。
 そうした中で育ってきた日本の伝統文化は、西洋化を進める中で次々と打ち捨てられてきましたが、それは、コミュニティ内を繋ぐ非言語コミュニケーションとして大切な役割を果たしてきたものを失わせ、コミュニティの崩壊を引き起こす一因になった。

 アナスタシアの提唱する一族の祖国コミュニテーが、ロシアをはじめ世界各地で立ち上がっていますが、そのコミュニティ内の意思疎通と結束に歌と踊りのある祭りが大きな役割を果たしていると聞きます。
 今、私たちは、地域コミュニティ再興のためにも伝統的な習俗、民俗芸能や民謡、わらべ歌など、日本の文化を守り伝えることにもっとエネルギーを注がなければならないかもしれませんね。

 音楽音痴の僕には、ちょっと難しい話も多くありましたが、今興味をもって首を突っ込んでいるようなことと通底することが多く、読み応え満点、早く届いた本を開きたい欲求に駆られています。

Facebookってお節介
 Facebookってお節介だなあ、よくそんなことを感じています。
 これもお節介といえばお節介なんだけど、そういえば!と懐かしげに思い出した写真。

 現職時代、ちょうど5年前に地元中学校の特別支援学級を訪ねた折、僕をモデルに生徒が書いてくれた画です。
 よく似ていて、びっくり。
 とっても嬉しかったことを昨日のように思い出しました。

 この頃には、ほぼ今の体型になっているので、写真を出しても恥ずかしくない(*^^*)

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ドラム缶風呂の材料がそろいました

2018-12-28 18:24:02 | いけずご王国

 本年初、予報通り雪が降り始め、ちょこっとですが積りましたね。
 昨日、凍結対策をして帰るつもりでしたが、バタバタ急いでいてついつい失念。
 週間予報では氷点下はないけど、年賀状もこれからだし、さすがに年末年始は自宅だろうってことで、凍結対策などに新庄に向かうと、おっと、だんだん道路の表示で-1℃!


材料もそろいました
 せっかく行ったのだからと、収穫してそのままだった生姜で生姜ジャムづくりや、やり忘れていた仕事をいくつかこなしていると、呼びリン代わりの板を叩く音。
 おっ、そうだった!
 ドラム缶風呂の発送通知があったんだ~、大型の荷物も受け取れてちょうどよかった。

 ワークショップの前日までに荷が到着しますとの通知でしたから、早めに送って!とメールを送っていたら、こんなに早く到着。
 お店を回ったものの求めるものがなく、通販で注文したステンレスドラム缶、グレーチング、ポンプもそろい、いつでもOK。
 ワークショップの前週には、一度予行演習をと考えているので、それもしっかりできそうです。

 さて、ドラム缶風呂が目算通りに設置でき、子どもたちの喜ぶ声が響くでしょうか。

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競って家庭菜園を探す時代って幻想?

2018-12-27 20:18:22 | 自然農業

 今日の午前中、今年限りでお返ししようと思っている今宮の畑の最後の草刈り。
 先日来、キレイにして返さなきゃと思い、作物の支柱などの撤去、ビニルマルチ剥がし、草刈り、刈った草を燃す作業などを行ってきましたが、大方の作業を終えました。
 後は、何日かお天気が続くのを待って刈った草を燃やすだけです。


 それにしても、こうやってみると一反の畑って結構広い。
 弟が借り、1/4くらいを畑にしていたところでしたが、少しづつ耕して畝を作り、ほぼ全面を耕作できるようにして3年目、とてもいい土でした。
 ただ、百姓は水商売というくらい大切な水、周りが田んぼでしたから季節になると有り余るほどの水、渇水期にも水はあるけど水遣りが必要で、手に余る広さでしたから水の管理は苦労したなあ。

 本当に様々なことを学ばせてもらった圃場でしたから、ありがとう!感謝の思いだけです。

 それにしても、持ち主の方は、草を刈ってもらうだけで有難いとおっしゃっていましたが、返した後はどうされるんだろう?
 だれか借りたいという方があれば、喜んで貸せてくださると思いますが、こんな畑や田んぼがあっちにもこっちにもという時代。
 時代がもう少し進むと、どこか田んぼはないですか?畑はないですか?と家庭菜園を探す皆さんが湧くように現れるようにも思いますが、それって幻想?

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得意の先送りのつもりが、、、

2018-12-26 19:40:20 | 本や図書館

 そもそもは、スーパーマーケットに本を忘れたところから始まる?
 何か、そんなことも言えそうですが、たまたま重なり、忘れた本をほぼ読み終えそうな時、「『密息』で身体が変わる」が届いたので、ちょうど読みたかったのだからと早速開いたのですが、、、
 あれ!?こんなことってあるもんなんでしょうか?

 本を読み始めようと思って開き、中表紙に目が行くとあれっ?何か変?目次まで行くとありゃりゃ、“密息”とは全く関係ないようなキャプションが続いています。
 よくよく見ると、普通ではあり得ないことですが、本のカバーは頼んだ本だけど、中身は全くの別物で、小泉武夫著「発酵は錬金術である」(@@
 でもまあ、小泉武夫ワールドはとても好きなので、、、

 メールで「カバーと中栞はその本だけど、頼んだ本と違うものが来ています。頼んだ本を早く送っていただけませんか?」と送りました。
 早速返事があり、「在庫がないので送れない、送った本は差し上げるので読んでいただいてもいい」とのことでしたから、さっそく中の本物の本を開いて読み始めました。
 中古の本とはいえ、新品そのものでしたが、面白いことがあるもんですね。

 本来、今日のブログネタは、“得意の先送り”がテーマでしたが、内外が違う本に乗っ取られた格好。
 その元ネタもちょっぴり書いておきますか。
 今日の午後は、先日添削を送っていただいた今月の課題の書の清書をと思っていましたが、給水やボイラー、井戸ポンプなどの凍結対策などでバタバタしていたら、あっ!こんな時間。

 ということで、他にもやっておくことがあったので、僕の得意技、課題の書の清書は先送り。
 お天気次第でもありますが、たぶん明日は清書に生命を注ぐ作業でお楽しみ!の予定。
 知人が暫く前にFBに投稿していた水仙の開花、僕の庭の水仙、開くまでにはもうちょっと。
 課題の書の清書、開花できるかなあ?

コメント (6)
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