激震が走った、いや、再びの激震、しかももっと深刻な、というところでしょうか。
今日の地元紙をパラパラめくり、4面“相克の日韓 「対立」と「協調」の現場から(7)”に目が吸い寄せられ、思わず最後まで。
特集記事には、隣国韓国の2022年の合計特殊出生率が前年からさらに下がって0.78になったとあります。
“産まない国 少子化加速、歯止め見えず 根強い家父長制意識背景“というキャプションも添えられ、若者が恋愛や結婚、出産を放棄する「3放世代」との言葉が生まれるのも当然と韓国紙の女性記者は語ったと。
現在の人口を維持するのに必要な合計特殊出生率は2.07とされているので、国が消滅しかねない危機的状況と言えるかもしれません。
ただ、隣国のことと突き放して見ているわけにはいかない現状で、我が国でも2022年の出生率は1.26と過去最低。
このまま推移すれば、早晩人口は1億人を割り込み、現役世代への負担が一層増すことになります。
岸田さんは異次元の少子化対策と言ったとか言わないとか。
異次元って??
我が国も「3放世代」との言葉を他人事と思えない現状だと思いますが、さて、私たちはどっちのベクトルで異次元を見ることになるのか?
古代の出雲の祖神は幸ノ神、子孫繁栄が最大の願いであったと言われています。
そして、我が国でも古代社会は(農村では江戸時代も)女系家族社会だったとか。
政治の世界に象徴的に見られる家父長制意識、異次元、先ずそこから取り組んでみるのもいいかも。
自民党の女性議員のフランス研修、どんな成果を見せていただけるのか、楽しみ!