保険料!? なんか変じゃない?
昨日の地元紙1面、少々ショッキングと思える見出しが躍りました。
右の写真なんですが、75歳以上の後期高齢者医療制度で、低所得者の保険料の軽減措置を廃止し、段階的に本則通りの保険料にする方向で厚労省が検討に入るというもの。
医療の高度化や高齢化の進展で年間およそ1兆円づつ増え続ける医療費は、2014年には遂に約40兆円に。いやはや(><
これじゃあ、今の医療保険制度も近い将来崩壊の危機に陥り、アメリカのような医療難民だらけという国になりかねません。
そのことを考えれば、常識的には、まあ止むを得ないかなあ、ということになりそうですが、果たしてそうか?そもそも、健康年齢と平均年齢の差が10年を超えてるって何か変じゃないの?
先住民や野生動物を見習え
そんなことを思いながら、先日本屋で電話をしながら真弓定夫の名前に反応し、衝動買いしてしまった、あの内海聡とクスリは出さない、注射もしない小児科医、真弓先生の「もっと知りたい 医者だけが知っている本当の話」を開いて、おっと!
この本のはじめにって、内海先生の講演を採録した、そんな感じですが、それはそれとして、最初にいきなり“社会毒”という強烈な言葉。
社会毒は昔から使われていて、「人間社会がつくり出し、本来人が食べたり、使ったりしなかった物質で、それが人体に悪影響をもたらす物質」の総称だと。
内海先生、真弓先生の基本スタンスは、“先住民とか、野生動物を見習え”。
先住民がなる病気、本来人間がなる病気は決まっていて、急性疾患と感染症。
本来はこの二つなのに、癌とかアレルギー、膠原病、アトピー、精神障害、遺伝病とか、昔はほとんどと言っていいほどなかった。
確かに、便利と経済によって?食の工業化が進み、今のこの医療ビジネス隆盛の時代ができている。
「1に運動 2に食事 しっかり禁煙、5にクスリ」は、生活習慣病対策のスローガンで厚生労働省が定めたもの。最後に医療という掛け声、実際どうなの?本気でやってるの?やる気があるの?
また、食育基本法も制定され掛け声はあるけれど、実際どうなの?本気でやってるの?やる気があるの?
何てことをついつい考えちゃいました。先住民生活に帰ることはできないにしても、、、