見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

16歳未満のSNS使用禁止!

2024-11-29 14:35:05 | 教育

今朝の新聞一面にビックリ!と、こういう時代だよなあとの感慨。
“豪 16歳未満のSNS禁止 世界初、事業者に巨額罰金”という見出しの記事。


何もここまで、と思われる皆さんは多いと思いますし、僕もそう思います。
本来なら、使用を禁止するのではなく、子どもたちがSNSを使うスキルUPを学校や親任せではなく、社会全体で考え、子どもたちが自己抑制できる力を醸成することが大切だろうと思います。
しかし、事態はそこまで深刻になっているということ。

この法案を成立させたのはオーストラリアですが、その深刻度は日本も同じ、いや、それ以上かも?
それにしても事業者に最大50億円の罰金(@@
いや、やるもんじゃありますね。

“便利は技術をなくす“日々実感するところですが、今や、便利の一番の推進役はデジタル機器。
僕は、デジタル機器は、想像力や考える力まで奪いかねないと思っています。
勿論、使い方次第だけど、使用する側のリテラシーの向上への取り組みと、自然と親しむ時間の確保が必須だろうなあ。


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国民のローソク

2023-12-27 16:58:18 | 教育

友人が、岸田総理の筆になる「気宇壮大」の書が躍るカレンダーの写真を載せていました。

昨日の地元紙の一面に写真の記事が掲載されていました。
気宇壮大とのギャップが壮大で、やりきれない気持ちです。

今年大学2年生の孫は、教員志望だそうですが、、、
奥さんと娘が教員をしているという友人が、それだけはやめた方が良いとアドバイスしたんだとか。
あれこれ耳に入る学校現場のことを考えると、残念ですが同調せざるを得ない。

一昔も二昔も前のことだから今はどうかわかりませんが、フィンランドでは学校の先生は国民のローソクと言われていました。
また、シンガポールで聞いた話では、成績のトップ5%しか
学校の先生にはなれないと、良し悪しは別として、人づくりが国づくりと徹底して取り組むかの国に驚いたものでした。
我が国でも、昔は学校の先生は聖職と言われ敬われていたように思います。
それが今は、、、

聞くところでは、昨年の島根県の小学校の教員採用は定数を割り込んだのだとか。
半端な対応では現状を変えることなど出来そうにないと思えるのですが、さて、、、
私たち国民が子どもを育てる学校を安心して眺め、先生を国民のローソクと尊敬できるようにしていけるのか、、、

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学テ読解力に課題~完全に杞憂だろうけど、、、

2023-09-10 15:13:00 | 教育

今朝はラッキョウの植え付けを終えました(*^^*)
これで、来年も美味しいラッキョウが漬けられます。

朝ごはんの後、勝手にボランティアで気になっていた所の竹切りと片付け、いい汗をかき、午前中で2回のシャワー。
秋風が感じられるようになったとはいえ、まだまだ外の仕事にはそんなに優しくないお天気ですね。

畑の隅、土づくりをと思いイチョウの木の下は生ごみや刈草の置き場にしています(なかなか切り返しができませんが)。
そこでは、スイカはいつの間にか姿を消しましたが、カボチャが何本も育っていて、今朝は花まで付けているではありませんか。
今年のカボチャの切りくずの種から発芽したものですが、流石に実はならないだろうけれど、驚くような生命力です。


学テ読解力に課題~完全に杞憂だろうけど、、、
昨日の新聞の地方欄に、さんいん報道班の「正答率5割 学テ算数問題 島根の小6どう解いた 読解力に課題 筋道立て考える授業を」との記事。
“極端な意見“だと承知はしていますが、、、

まず、この結果と課題意識は以前と変わっていないように思うので、今更!
恐らく、社会の構造と意識が変わらないと無理だろうなあ?
社会構造、未だに経済優先・成績優先主義が跋扈し、“一流大学、一流企業“に入ることが人生の大きな目標となり、テストの成績に一喜一憂。
創造力を豊かに育てるには自然の中でどれだけ遊んだか、ってとても大きいと思うけど、自然より塾や習い事が優先。

極端な話、スマホさえあれば幸せになれる信仰?でスキルを付けるために?一人一台タブレット導入、スマホがあれば、何だって調べられるし、外国人と話もできる。
別に、算数ができなくたってスマホが解いてくれるじゃん、、、
何か、親も学校も社会も本末転倒してるんじゃないかなあ?などと一人憂いている、これって、完全に杞憂だろうけど、、、

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完全ホームスクーリング

2023-05-31 20:40:04 | 教育

凄い人がいるものです。

京都府で唯一の村、標高500mですから“天空の村“かな?そこの童仙房という集落に暮らすご家族。
わざわざのⅠターンで、ネットで知り合った奥様と4人の子どもたち。
最初の子どもが4歳の時に小学校が統合されて、統合小学校まで10キロ。

今の教育制度は制度疲労を起こしていると認めつつも、教育内容を含む義務教育制度には最大の敬意と感謝をお持ちと書いていらっしゃいます。
けれど、物理的理由と子どもの意思を尊重してホームスクーリングを選択。
21歳になる長子を筆頭に14歳の末子まで4人のお子さんを、完全ホームスクーリングで育て、現在、長子は三重大学に在学、次子は京大を目指して2浪、三子・四子も紆余曲折あるものの学校の教育内容の理解は凄いようです。

ただ、ホームスクーリングと言いつつ、ほぼ完全に子どもたちの自主性に任せている。
それなのに、4人の子どもたちは並外れた独学力を身に付けている。
そこには、昔話を中心に大量の読み聞かせ、大量の読書、大量の書き写しという3つの秘策?がある、誰にでもできそうだけれど、徹底することの困難さを乗り越えているところが凄いかなあ、、、

「学校や塾へ行かずに、いかにして4人の子どもたちは独学力をつけたのか?」という長いタイトルの本ですが、出版されたばかり。
たまたま、全く違うテーマでネット検索していて出会ったのが「誰でも独学ネット」というサイトで、本を出版したという記事を読んですぐに注文し2日かけて読み、冒頭の感想。

案山子の独学力って?
本を読みながら思い浮かんだのが久延彦とアナスタシアの子ども。
久延彦は、出雲発祥と言われる案山子のことで、田んぼの水に写った蓑笠(月)を通して世間を知悉している知恵の神様と言われています。
また、アナスタシアの子どもは、クマと狼に育てられながら、自然からあらゆるものを学んでいると。

我々は、宇宙の当体だから、あらゆるもの・ことに通じていると言われます。
それが故に?例えばアインシュタインの相対性理論は、降ってきたというような言われ方をしますね、勿論、ベースがないと降りて来たって受け止められないけど。
同様に、透徹した理論はそのような言われ方をします、あっ、芸術もですね。

あらゆる真理に繋がることのできる力?意識?のベースの有力な一つは独学力だと思いますが、自然との融合の中からその力は生まれないのか?
敷衍して、今の教育ってどうなのよ、と思っていますが、さて、、、

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一冊の寄贈本

2023-05-01 20:14:16 | 教育

経営不安から14兆円の預金が流失したことによって、米国の地銀ファースト・リパブリック銀行が経営破綻したとの報道。
米銀大手JPモルガン・チェースが事業を買収し、業務の継続を図るとのことですが、、、
いよいよ、終わりの始まり?でなきゃいいが、いやそれは早い方がいいかも。

一冊の寄贈本
一昨日、知り合って間がない友人が故郷に帰るとのことで、送別会。
彼が、とても面白い良い本だったので、寄贈しますからご希望の方に読んでもらってくださいと一冊の本を置いて行ってくれました。
話を聞いた時には、余り食指の動かない数多ある啓発本の類かなと思っていました。

それでも、せっかく彼が置いて行ってくれた本だから、少し読んでみるかと開いた孫泰蔵著「冒険の書」。
読み始めるとこれが面白い!まさに僕が感じていることが展開されています。
それは、教育制度は完全に制度疲労を起こしているどころか、人の自由や尊厳を奪っているのではないかという問題意識。

過激だけれど共感できる
その表れは、登校したくない、出来ない子どもたちが増え続けているという事実。
きっと、学校という学びの場は喜びの場よりも苦痛の場になっているんだろうなあと想像しています。
今、この本を半分近く読み進めているところですが、ある意味では、僕の考えていることよりもっと過激?だけれど、とても共感できる内容。

今まで知った中で、一番共感でき、目指したい学びの場は“シチェチーニン先生の学校”ですが、今の学校制度に依存しなくちゃ生きていけない?ような皆さんもあるだろうから、様々な選択肢が必要かなあと考えてきました。
さて、子どもという概念まで取っ払おうとするこの本は、何処に誘ってくれるのかとても楽しみですが、相当な社会変動を経ないと我が国では難しいかな?

千載一遇のチャンス?
と思っている時に飛び込んできたのがファースト・リパブリック銀行の経営破綻、いよいよアメリカのドル体制の破綻もあり得ない話ではない?
仮にそんなことになれば、我が国は風邪をひくどころか、、、
ただそれは、“学び”にとっても千載一遇と言ってもいいチャンスなのかもしれないなあ、、、、

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