カムの宿から30秒、広がる田んぼ、中海、大根島越しに見る大山、ここは絶景のビューポイント。
今日の夕方ですが、台風一過、透き通った空に見る大山は格別です。
そんな今日も、朝夕は畑の水やり。
水やりが終わり、大根島の古民家を見せて貰いにお邪魔しました。
あるんですよねえ、お宝とも思えるお宅が深い眠りについている、勿体ないなあ、こんなことこそ税制の後押しで空き家で何年も放置されない、望む誰かが活用できるシステムにすればいいのにね。
午後からは、裏の畑で収穫した紫蘇で紫蘇ジュースを作ったり、スベリヒユを生姜醤油で漬けたり。
庭にはムクゲが次々と花をつけていますが、白とピンク、何本かの木で楽しませてくれています。
昨日は、4時半起き、西の空に傾いたお月様がキレイでしたね。
そして、朝焼け、暑い一日の始まりだけど、清々しい。
一番激しく降る予報の時間、知人と一緒に、よそ様のお宅を拝見に行ったのですが、お邪魔している間中雨にたたられることがなく有難い限り。
それはそれで良かったのですが、しばらく水遣りから解放されると思って喜んだのはぬか喜び、台風と天気予報が恨めしかった~~(><
という具合の今日の台風騒ぎでしたから、一応濡れたことは濡れたものの、すぐに蒸発・・・
畑の土はご覧の通りで、左半分は掘ったところ、右半分は畑表面。
全く、水の気配はありませ~~~ん!!お~い!台風さん、カムバック!そんな心境。
ということで、夕方には早速畑の水遣り。やれやれ~~ o(´^`)o ウー
明日からまた、朝夕の仕事は水やりの毎日となりそうです。
いつまで続くんでしょうね~(^^;;
え~~!!秋の雲じゃないですか(@@
酷暑だけど、夕方には秋風を感じる、そんなことを書いた気がしますが、今日の午後の雲は秋を感じさせました。
不思議な気候、季節感があるように思います。
雇われ大会長ですが、ソフトバレーボールの大会があり、開会式、大交流会に参加しました。
その話題は置いておき、開会式の後、少し前に紹介させていただきましたが、絹の機を絹糸の紬から染料の採集、染め、織りまで一人で一貫して取り組む絹工房の矢野さんを訪ねました。
彼女の、蚕を飼い、繭作りから着物にまで仕立てる一貫した工程を、一つの地域で完結したい、そこには深いロマンがありますが、そんな思いに共感し、八束町の素晴らしい思いを持った女性と一緒に工房にお邪魔しました。
気が付けば、お昼を挟んで4時間余り、熱い熱い思いが機を織るように交差し、何かが少しづつ芽吹いていくような、そんな素敵な時間が過ぎて行きました。
八束町は、戦後の復興期まで島一面に桑畑が広がり、一大繭生産地でもあったとか。
今は勿論、その痕跡がかすかに残るだけで、蚕を飼う方はもちろんありません。
延喜式の手法をそのままに
矢野さんの思いの深さは、平安時代に編纂された延喜式に書かれた手法をそのまま現代に写そうとし、昔の手法そのままに、自然と向き合って先端科学を活用するというようなこと(僕から思うと妥協)をせず、手間暇惜しまず機に取り組む姿にあります。
だから?見る眼を持った方が見ると、彼女の織った反物の白の輝きは別格だというんですね。
そんな糸紬から機織りまで一貫して取り組む、全国でも数少ない織姫、そんな織姫の繭は、やはりこの地域のものを使って貰い、一つの物語を編んで行けたらステキだろうと思わずにはいられません。
しかも、僕の宿のある本庄地域も八束町も生糸の一大生産地だったわけですから。
若者に担って欲しい!
最後に見せて頂いた紫根、平安時代以来、身分の高い方の召し物にしか使えなかったムラサキという植物の根ですが、栽培は困難で、矢野さんの一反の糸を染めるのに“ん”十万もするという貴重さ。
ひょっとしたら大根島ででも?合わせて茜の生産も大根島でもできるかも、、、
夢のような話は、どんどん大きくなっていくものです。
だれか、そんなロマンを自分の手で、そんな若者が出てこないかなあ。
やはり、担って欲しいのは若者だよね。
経済として成り立つにはハードルが高すぎですが、他の生産と合わせていけたら、こんなロマンあふれる仕事はそうないかも。
やりたい若者、いませんか?
たまたま入ったスーパーで、目的の品はなかったけど、思わぬものに目が行きました。
僕の好きな小泉武夫先生の著作「食で日本を建て直せ」、曽田文庫を支えて頂いているゆうあいの古本文庫に並んでいた一冊、で、衝動買いしました。
今日の隙間時間、出して読み始めましたが、この本、とても優れモノです。
09年刊行の新書、150ページ余りですから、すぐに読み終わりそうですが、エッセンスが詰まっています。
内容的には、幕内秀夫さんの「ごはんと味噌汁」推奨と軌を一にしていて、例えば、沖縄の米国統治で食が様変わり、平均寿命がどんどんさがってしまい、真の伝統食が味わえなくなったと。
ドイツ発祥の近代栄養学を基本に据える我が国ですが、学校給食もその路線でさまざまな料理を体験させるという名のもとに、食の欧米化を担っているのかな?
2025年問題などで、医療保険、介護保険の破たんが現実化している中ですが、なぜ日本人の健康を担ってきた伝統食を見直さないのか、小泉先生の叫びじゃないかなあと思います。
面白い話が満載のこの本、機会があったらぜひ手に取って見てください。
双子の兄妹が遊びに来てくれました。
いろいろ事件もあったけど、裏の小川で一緒に魚取りをしたり、美味しいピザを食べたり、、、
男の子が、中海でゴズ釣りして皆に1匹づつ食べさせるという約束もしたし、きっと、とっても喜んで帰ったんだろうなあと思っていたら、こんな写真が送られてきました。
え~~!うっそ~~~!!!(@@ でしたね、この兄妹は畑と田んぼ、林に囲まれた最高の自然の中で祖父母も一緒に暮らしているんですが、魚取りをしたことがないと。絶句!!!
その兄妹が、家が近くなってくると、お母さんに魚取りがしたい!と言って途中下車してこの写真。
お母さんに聞くと、自分の家の周りで小川で遊んだりする子はいないって、、、
まさかここまで~~!驚きを通り越すくらいのショッキング発言に心が暗くなりました。
でも、そうか!“いけずご王国”ってそんな役割があるんだ!と、淋しいけど役割を再認識。
ブラックベリー酵素ジュース
今日は、ブラックベリーで酵素ジュース作りも。
原料のブラックベリーが2kg、キビ糖、残っていたグラニュー糖、氷砂糖合わせて1.3kg、後は葉っぱ。
さて、飲めるようになるのは?
今日の事件は、子どもたちにアイスを買ってやろうとの気持ちからの出来事。
そうか!この酵素ジュースをかき氷のシロップにしたら、ここで子どもたちに作らせて時間も潰せるしなあ。
てなことを思いつつ、今日のブログでした。
“いけずご王国”、進化中です。