“ジャパン・アズ・ナンバーワン”、若い皆さんは御存じないかもしれませんが、一世を風靡した言葉です。
行け行けどんどん、何をやってもうまく行く、ニューヨークの高層ビルまで買い漁り、どこまで成長・膨張するんだろう、そんな超右肩上がりの時代でしたね。
この言葉は、ハーバード大学教授の社会学者エズラ・F・ヴォーゲルが日本経済復活の理由を分析して1979年に書いた著書名なんですね。
沸騰するんじゃないかと思えるほど、沸きに沸き、浮足立った国民の気持ちに冷や氷水を浴びせたバブル崩壊は、それから12年後の1992年2月。
それから国民のマインドはどう変化し、政治はどう対応して現在に至るのか、検証してみるととても面白いかもしれません。
バブル崩壊の後も20年近く世界第2位の経済大国であり続け、10年間は国民一人当たりのGDPも世界の4位、5位をキープしていた、らしい。
それが今や、国民一人当たりのGDPは世界で33位。
ところが、日本の国民は後退局面で思考するのがとても苦手、それは、安倍政権から菅政権の行状を見ているとその通りだと思えます。
そんな今の時代相にあって、アメリカと中国の現状と世界の動き、米中のはざまで日本はどう生きるのかを示した、姜尚中と内田樹の対論、僕は期待に違わずでしたが、、、
最後に、日本はどう生きるか?
二人は、縮小という現実の中で、崩壊のような形態ではなく、どう新たな日本の形として前向きに作り上げていくのか、それが問われていると。
若い世代には、それに対応できる皆さんが育っていると期待を寄せています。
その新たな国家像は、例えば「小日本主義」「中規模国家」。
実力に見合った国造りを進められるのは、若い世代なんでしょうね。
そこにどうバトンタッチできるのか。
時代的なものを超克する国民の底力が求められているのかも。
ただ、「国破れて山河在り」ではありませんが、在野には自分たちで「小日本主義」を実践する若者が育っていると確信できるので、国の姿がどうあれ、地方自治体の姿がどうあれ、日本の底力は厳然としていると思えます。
楽しい時代ですね。
イノチグラス製作会2日目。
昨日・今日作った皆さんの様子やお話しを聞いていて、改めて目から鱗がいろいろありました。
人の身体ってとても繊細
自分では、検眼の通りに矯正してよく見えるように作るって当然の前提でしたが、、、眼鏡って、矯正してバッチリ!が決していいわけじゃない。
必要だからしっかりした眼鏡を作ったけど、どうしても辛くて一日でお蔵入りの眼鏡が何本かあるという方がありましたが、今回発注された眼鏡は僕の思っているセオリー通りじゃないんですよね。
また、必要最小限を装備した眼鏡にした方もあるし、左右のレンズの色が違う方も何人か(@@
そう言えば、眼鏡製作の過程で、この方はとても男性性が強く、とても好奇心旺盛ですよね、って、その通りなんですが、えっ!眼鏡を作るのにそこまで見るの!?
体のバランスが悪くて、歩く感覚が人と違うって方が、プリズムで矯正することで、初めて右足がしっかり大地を踏みしめながら歩いている感覚です、って!!
きっと、この方は腰だったり肩だったりが辛かったはずですが、僕の腰の痛みが嘘のように軽減したのと同様、体感することになるんでしょうね。
事程左様に、人の身体ってとても繊細なものなんですね。
色であったり、光の強さであったり、光の入射角によって、普段の生活が大きく制約を受けている、それが、眼鏡によって劇的に変わる、万能という訳ではないにしても。
そこに寄り添うイノチグラス、本当に凄いと思えてなりませんし、本当に面白いものを間近で見させていただいています。
10月のイノチグラス製作会
次のイノチグラス製作会は10月23日、24日に決定していますが、23日の4枠は埋まり、後は24日の3枠。
24日は、①9:30~11:30、②12:00~14:00、③14:00~16:00の予定です。
製作ご希望の方は、三島までお知らせください。
今日の夕陽、それほど劇的と言うものではありませんが、心を動かすものがあり、カメラを積んでいなかったのでガラケーで一枚。
どんな朝日であれ、どんな夕陽であれ、必ず心を揺さぶるものがあります。
そんな感性を持ち合わせる日本人でよかった!
今日、明日は、目育士さんに来ていただいてのイノチグラス製作会。
7人の方が作られることになっていますが、人生が変わる契機になるのかな?
あなたは、どんな世界を見たいですか?どこに行きたいのですか?
普通、眼鏡屋さんに行って最初に、いや、最後までそんなことを聞かれることは絶対ないと思いますが、のっけからこんなことを聞かれるなんて!
眼鏡屋さんに聞かれることは、どのフレームか、レンズはどういうものにしますか、この程度の矯正で良いでしょうか?そんなものですが、、、
眼鏡を作るつもりがなかった僕が前の夜に作ると決めたのは、まさにそこ。
開発者の灰谷さんと話していて、ある意味では、人生をも変える眼鏡だ!と直感したからなんですね。
心を整えるイノチグラス
事実、僕にとってのイノチグラスは、何と言っても先ずは体幹を整えてくれるツールで、身体を使う仕事による疲れが全く違うこと、そりゃ人生も変わるってもの。
目のバランスが身体のバランスを作り、身体のバランスが生き方や人生のバランスを作る、心と身体は一体不二と言われますが、身体のバランスが整えば心が整ってくるのは当たり前、人生も変わる。
先日の灰谷さんを囲む会では、目から入ってくる色(光の波動)と脳の関係など、興味が尽きない話がてんこ盛りで、参加された皆さんは私も作りたい!私も!私もと。
ということもあって、すぐに目育士さんと連絡を取り、10月23日、24日にイノチグラス製作会を開いて頂くことになりました。
製作会は全部で7枠、すぐに3枠が埋まりました。
灰谷さんも10月中旬に来る予定で、できればお話し会をしてもらいたいもの。
赤とんぼ
今朝、洗濯物を干しながら、ちょっとだけ目線を上げると、、、
玄関前の狭いスペースに赤とんぼが煩いくらいに飛んでいます。
今までこんなことがあったことはないのに、、、ここの居心地が良くなってる?
【奇跡の布でズボンを作ろう!】
つよぽんが、タイとの国境沿いに暮らすラオスのレンテン族から教わったという、手縫いのズボン作り。
使う布は、レンテン族の女性が手紡ぎ手織り手染めで作った綿の布。
彼に手縫いの技を教えたレンテン族の皆さんも、ご多分に漏れずコロナで収入が激減しているのだそうです。
その話をタイでお世話になった日本人の女性“ひろこさん”から聞いたつよぽん、ひろこさんやレンテン族のために一肌脱ごうと、レンテン族の布の販売やズボンづくりのワークショップをやることにしたとのこと。
いけずご王国に来てくれたつよぽんが身に付けていたのがその布で作ったずぼんやTシャツ。
本人曰く、着心地バツグン!
というようなことで、年末押し詰まってからですが、12月26日、カムの宿でもチクチクとズボンづくりのワークショップをすることにしました。
詳細はもう少し詰めてからお知らせしようと思いますが、取りあえず必要な布を取り寄せる必要があるので、ワークショップに参加したい方、反物だけ欲しいという方もお知らせください。
尚、記載した布の値段は原価で、送料がかかるので、1割増しくらいでお分けすることになるかな?
《布についての詳細》
☆価格
①白4500円
②青5000円(藍染め)
③紺6000円(藍染め)
④黒8000円(藍染を染め重ねるので固い。使っていると徐々に紺色になる)
⑤茶綿9000円(茶色の綿で作った布で、染めてはいない)
☆一反の寸法は、幅38~42cm、長さ約7~8mでズボン2本分
つよぽんのFBページには他の写真やいきさつなどの詳細が記載されています。
知人が、一月も早い栗の収穫でてんやわんや、という記事を投稿していましたが、、、
今年の天候って、一体どうなっているのか?ひと月も雨が降らないと思っていたら、慈雨と思っていたら豪雨、以来ず~~~っと秋雨前線が停滞(^^;;
で、思った以上の湿気でそこいらじゅうカビだらけ。
そんな異常な夏がいけずご王国を翻弄してくれて、、、
みんなで完成させたピザ窯、早く乾かそうと増量のために突っ込んでいた入口付近の竹や木を砂と一緒に取り出し、さて、いつ焼けるようになるかねえ。
そして、翌朝早く、しかもみんなが帰る予定の日に事件勃発!!
支えのなくなったドームの前の方が変形して来たのを発見したひろみさんに大声で起こされ、おっとり刀で駆け付けると、つよぽんたちが必死で修復作業。
まあ、このあたりで大丈夫だろうってところで朝ごはん。
朝ごはんが終わってしばらくすると、つよぽんから声がかかってつき直しだと(@@
お昼ご飯の準備で手伝えなかったけど、全行程を最初からやって昼前に完成!
つよぽんって、中央アジアや東南アジアをバックパッカーで旅してきただけあって、若いながら決断が早く、仕事も早い。
だけど、子どもたちが思い思いに刻んだりくっつけて完成させた、ステキな意匠がなくなってしまいました。
くっつける泥も残っているし、暫くは土も柔らかいので、時間がある人は思い思いに自分のメモリーをピザ窯に残してもらえるといいかな。
ピザパーティー
それはそうと、この窯でピザが焼けるのは?
完全に乾燥してからということで、通常は1~2か月後。
可能なら、10月11日に窯開きでピザパーティーと行きたいところですけど、さて、いつになったら稼働できるかなあ?