ところで、もし自分が宣告を必要とする病気になったら・・・
という話題で、家族とも話をしたことがあります。
まず、夫であるマーちゃん
この人は気で病気になるタイプのようです。
自分でも言っていました。
「自分がなったら、絶対言わんといてな 気になって気になって、
たぶん寝られへんとおもうしぃ、気分が滅入る思うわ・・」
ーーー だろうねえ。そんなこととっくにお見通しですよ。
じゃあ、次、長男 マーくん
かなり自我が強いくせに、心がもろいところがある。自分では大丈夫、と
言いつつ気になるが、悪くなっても悪くなってると思わないし言わないタイプ。
こんな人には、絶対言ってはならない。危ない・・・ と思う。
次、次男、ゆうちゃん
「僕、あかんあかん。絶対言わんといて・・ 気になってしつこく
ほんまのこと言うてって聞くけど、絶対言わんといて 」
ーーー おいおい、もう今から心配してるぞ・・・ だめだ、こりゃあ
ーーー ハイハイ、わかりました。
ーーー うちの男どもには、本人宣告はだめということね。
ということで、結果・・
私ひとりが絶対に本人宣告してや、ということになった。
いろいろ家の片付けなど、銀行関係、保険関連、その他諸々、
私がいないとわからないことだらけなのである。
家族が困らぬように整理していくのん、たいへんだろうなあ。
あ、でも病気のこと考えるひまなくていいかも・・・
なんて、凄く 能天気なことを考える私なのでした。
私の人生の中での忘れられないことを、「思い出語り」として書いてきました。
看病記、としては前回の『看病記3☆9』で、一応終了しました。
今まで読んで頂いた皆様、本当にありがとうございました。
あ と が き
さて、小学三年生(8歳)の夏休みから始まった母への看病は、
高校一年生(16歳)までの8年間に、なんと3回も経験してきました。
本当は、後2回、第4部、第5部を父の部と合わせて5部作にしようと
企画してましたが、どうも私は小説家タイプではないようです。
長編は苦手みたいです。しんどくなってきました。
なので、「つづく。。。」 を 「完」 と修正しました。
また、新たに父の話はいろいろ混ぜたものを、いつか書こうと思います。
また、その時は読んで頂けたらうれしいです。
母以上に、いろんなこと話したので、かなり面白く興味あるものになるかな。
私の子供へのオープンな教育は、父の影響かもしれません。
応援して頂いた方々に、お礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
2008年3月25日 記
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