帯結びは、かなり久しぶりです。 今日は、
ひとつの帯結びでの”バリエーション”をみてもらおうと思います。
最後の仕上げの、形の整え方によって
どれだけイメージが変わるかを研究してみます。
さあ~てと、帯しめましょか。
まず、基本型の ≪寿文庫≫ です。
手先で短冊ひだをとって文庫の上に置いたものです。
これなら少し心得のある方ならできると思います。
花飾りは、髪結い用飾りを使ってます。
次に、 ≪リボン文庫≫
手先を少し広げました。感じ変わったと思いませんか
リボンのように見えるので、リボン文庫としました。
名前は適当です。他の本では違う名が
載っていたりしますが、解り易く呼びます。
次に、 ≪花文庫≫
同じく手先を中央より左へずらせて、
交差するようにねじりました。
ほら、優しい雰囲気になったと思いませんか
最後、 ≪舞姫文庫≫
さらに手先をくるりと二段重ねになるように
豪華な感じに仕上げます。
どうですか
かなり、華やかな感じになったと思いませんか
ーーーで全部を並べて、比べてみましょう
どうでしょうか?
1番目と4番目じゃ、同じ結び方とは思えないと思いませんか
これが、変わり結びが無限にできるという所以なんですね。
ひとつも結べないというあなた
ひとつだけしか結べないの、というあなた
ひとつだけでいいから、完璧に基本を覚えましょう
そして、自分だけの帯結びを楽しんでみては如何でしょうか