さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

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嫌だからねー!!

2009年07月10日 01時50分00秒 | 家族

 

「私は嫌だからねー!!」

 

 

突然叫んでしまったよー!

 

 

 

昨日の話ーーー 

 

「明日の湯灌の時間なあ…」

義母と義姉がマーちゃんに時間を伝えようと切り出した。

「え?湯灌って?」

私は、まさか

“おくりびと”の湯灌がこの関西で実際にされているのか、

と思い、確認してみた。

 

「お風呂に入れるらしいわ~。

ほら“おくりびと”見ぃひんかった?」

「うん。話題は知ってるけどまだちゃんと観てないねん。

それって、昔はやってなかったよねー!最近でしょ!

話題になってからやんねー!」

 

父と母のときそんな話を聞いたこともなかったし、

関西ではそんな他の話も聞いたことなかった。

 

 

 

 

「あ、そう!午前中って言っていたのん昼からになったん?」

 マーちゃんが姉と携帯で確かめている。

 

 

「昼からに変更になったんだって!

家族で湯灌するのに僕も行ってくるからな。」

「それって、互助会のセットに付いているのん?」

「そうちゃうか~?!」

「でもいらんて選ばない人もいるんやろうねぇ~。」

「そら、みんな、選ぶやろ!!ついてるんやったら・・・」

 

 

互助会のセットのことで気になっていたこと、

義父の湯灌のことでマーちゃんと話していた。

この後、直後、自分の口から

思いっきり大きな声で叫んでしまって、

我ながらびっくりした。

 

「私は絶対嫌だからねー!!」

 

 

だってさあ、まったく見も知らない他人が、

私の体を触るんだよ~~!

私は女だからねー!!

死んだって女だからねー!!

どんなに歳くったって女なんだから…

死んだって他人に身体洗われるなんてやだーー!

 

さんざんお医者さんを我慢してきたんだよ。

せめてやっと解放された時ぐらい堪忍してよ!

死んでまで他人に私の身体を触らせないで。

 

 

「私の遺言だから・・・覚えていてよ!

私のときは絶対嫌やからなー!!」

 

 

 

愛する貴方ならいいんだ!

貴方と二人だけならいいんだよ。

どんなに触られたって嬉しいよ。

最後なんだから嬉しいに決まってるでしょ♪

 

 

 

…だから、今までの死に化粧だけでいい。

看護士さんによるものだけでいい。

 

 

 

酔ってるね。私。。。

 

マーちゃんの方が先に逝くかも知れないのに…

 

今日は飲み過ぎちゃったよ。

 

 明るいお通夜だよねぇ。お義父さん。

 

 

コメント (4)
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