小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



2013年12月の小田原は特に大きな事件事故もなくまずまず平穏に暮れていったように感じる。増税前ということもあって2013年は市内各地で分譲開発が進み、また建替えなどで古い家屋の解体を目にすることが多かった。例年と比べ街並みの変化が大きかった2013年最後の月も色々な場所に出かけては写真を撮ることが出来た。 12月1日、飯泉橋からの日の出風景。毎年のことだが冬になると取水堰内の土砂の堆積が目立つ。年明けからまた浚渫が行われるのだろうか。小田原の12月の始まりは寒い晴天の一日だった。 12月2日、小田原城址公園二の丸広場。午前中に城址公園に立ち寄ると北側に群生しているクスノキの枝打ち作業が行われていた。ここのクスノキもだいぶ枝打ちされて寒々しくなってしまった。 12月4日、飯泉の勝福寺。開宗壱千ニ百五十年開帳記念事業の納経塔はコンクリート造りだが、そのコンクリート部分が白く塗装されていた。これで完成のようだ。 12月5日、小田原競輪場の銀杏。前日から風が強く市内の銀杏や紅葉もだいぶ散ってしまった。2013年は銀杏の黄葉の風景を多く撮ることが出来て良い年だった。 12月6日、板橋の秋葉山量覚院の火防祭。冬の寒い夜に薪の燃える匂いと炎が揺らめく様がなんとも風情がある。 12月10日、板橋の松永記念館の庭園。雨に打たれ色付いたカエデの葉が地面に散らばっていた。足元を彩る紅葉も素晴らしい。 12月11日、小田原地下街。12月1日に子供向けのワークショップが行われ、下ろされたシャッターにはカラーテープで様々なものが描かれていた。寂れた地下街の風景がほんのわずかながらやわらいだように感じる。2014年秋にはリニューアルを終えて営業を再開するようだが果たして持続的に収益を上げ続けることが出来るのだろうか。 12月13日、城山の城山陸上競技場。城山陸上競技場ではトラックの改修のため2月末まで工事が行われる。トラックを全面張替えとのことでトラック表面を削り取るような作業が行われていた。 12月17日、飯泉観音のだるま市。師走の小田原の風物詩。だるま市の風景を見ると毎年、いよいよ年の瀬が押し迫ってきたと感じる。 12月21日、小田原城址公園の御用米曲輪。この日は現地説明会が行われたのでランニング帰りに立ち寄った。あと数年は発掘調査が続くようで、来年も何回か説明会が行われるのかもしれない。 12月25日、国府津の菅原神社。毎年12月25日に納め天神が行われ境内には露店が立ち並ぶ。遅い時間に出かけたので参拝客もずいぶん少なかったが、夕暮れ時くらいは随分と賑わったことだろう。 12月28日、前川の旧小田原市役所橘支所跡地。なかなか風情のある木像庁舎だったが解体されすっかり木屑の山へと変わっていた。跡地は県道として整備される予定だが開通はずいぶんと先になりそうだ。 12月30日、国府津の親木橋。親木橋上流の左岸側で護岸工事が始まっていた。森戸川も数年前から段階的に護岸工事が行われていて、川幅が拡張している。 12月31日、大晦日の錦通り。昼間は買い物客で賑わっていた錦通りは夕暮れ時を過ぎて人通りがだいぶ少なくなった。2013年最後の日は静かに暮れていく。年明けの2014年1月はどんな風景の一コマを写真に収めることが出来るだろう。

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