小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



毎年、市内の何カ所かの公園で遊具の更新工事が行われて古い遊具が撤去され新たな遊具が設置される。今年度上期は3つの公園で遊具の更新工事が行われた。今年度上期発注の「平成28年度国府津公園他2公園遊具更新工事 」は7月入札が行われ3,153,500円の工費で3つの公園の遊具が更新されることになった。工事名が端折られているため他2公園が不明だったが、施工する業者さんから情報を頂けたので工事前後の遊具を記録に残すことが出来た。工事名にある国府津公園は遊具がすべり台の1種類のみなので、すべり台が撤去されすべり台が設置される。古いすべり台はオール金属製。最近のすべり台は樹脂製のものが多くなってきたので、このようなすべり台はだんだんと公園から姿を消していく運命にありそうだ。国府津公園に新たに設置されたすべり台はサトミ産業製のSSスライダー。側板はポリエチレンだがすべり面はステンレス製でなかなか重厚感を感じるデザイン。製品価格は不明。遊具更新工事が行われたその他2公園の中の1ヶ所が西酒匂にある酒匂第三公園。撤去される古い遊具はシーソーだが、すでにシーソー板が無く支柱のみの状態だった。遊具更新工事後の酒匂第三公園。ほぼ同じアングルで撮影したので設置場所の違いがはっきりと分かる。新たな遊具は公園東側に設置された。酒匂第三公園に新たに設置された遊具は大永ドリーム製のシーガルYRK2001で製品価格は363,000円。リンク機構を内蔵したシーソーで、一見すると従来のシーソーとは違ったデザインだが地面に直接あたらない安全設計になっているとのこと。シーソーも年々このタイプに置き換わっていく。遊具更新工事が行われた残り1ヶ所の公園が橘地区にある中村原第二公園。撤去されるのはバスケットゴールだがリングが無くてバスケットゴールとしては機能していなかった。新たに設置されたのもやはりバスケットゴールで日都産業製のZHG-011。製品価格は不明だが類似品が60万前後なので同価格帯だと思われる。遊具工事の際にバスケットゴール周辺が整地されたようで以前と比べるとバスケットをしやすい環境になっていた。このバスケットゴールは大人用の遊具。面白いことに支柱のシールに記載があって子供の使用は不可とのこと。今年度下期には南鴨宮新田公園他3公園で遊具更新工事が行われる予定。他3公園が今のところ不明だが、分かれば撤去前の古い遊具を撮影に出かけたい。

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