小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



日本酒が好きで年に3回地元の酒屋で開催される日本酒の試飲会に参加するのを楽しみにしている。10月14日と15日に味乗り火入酒をメインとした試飲会があったので出かけた。試飲会が行われるのは南鴨宮の鴨宮かのやで普段晩酌の日本酒を購入しているお店。日本酒専用の大型の冷蔵庫があって良いコンディションの日本酒が買えるので重宝している。年間10回程度試飲会が行われているが、そのうちの3回が山北の川西屋酒造店の日本酒の試飲会。参加費1000円を支払い試飲会スタート。特に堅苦しい話や決まりごともなく、グラスと盃と水用の紙コップを渡されるので自分の裁量で試飲を進められる。今回は2015年・16年シーズンに仕込まれた火入酒など17種類が用意されていた。冷と常温で10種類ほど試飲したあとに燗酒コーナーへ。川西屋酒造店の工場長の話を聞きながら、様々な温度の燗酒を試飲する。同じ酒でも温度によって随分と口に含んだ時の印象が変わるから面白い。日本酒の新たな飲み方として、今回はカングリアなる燗酒の試飲があった。辛口の日本酒の燗酒に二つに切ったシャインマスカットを入れて、ぶどうの香りが日本酒に溶けでた頃合で飲む。見た目は邪道だがマスカットのすっきりとした風味とほんのりとした甘さを感じて美味い。今回の試飲会でもレアな古酒と高価な純米大吟醸が四合瓶に詰められて用意されていた。一升瓶で9000円と1万円する隆黒白と隆黒金は上品な味わいでとても美味しかった、。あれこれと2時間ほど試飲してから購入したのが3024円の丹沢山本醸造おり酒。醸造年は2006年で11年物の熟成古酒。冷蔵庫で11年熟成した日本酒のストックがあるのがなんとも凄くて思わず買ってしまった。発泡しているのでなるべく短期間で飲み切りたいので栓を開けるのは正月休みまで持ち越し。あと2ヶ月ほど冷蔵庫の中で熟成させる。正月休みの晩酌が今から楽しみだ。

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